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2016年12月6日火曜日

【第10回】ノーツアプリ作成~メニューとフレームセットの作成~

皆様、こんにちは!!

気付けば12月。
さらに言うと、しばらく本題から外れてしまっており、危うく1ヶ月放置するところでした。

が・・・

まずは宣伝させてください。

12月21日(水)午後に、【Notes/Domino on IBM Cloud テクニカルセミナー】が開催されます。

我が大阪地区でもIBM様大阪事業所にてパブリックビューイングが予定されておます。
加えて終了後は、ask the ノーツコンソーシアムと銘打った、何でもお悩み相談会も行われます。
このイベントはコンソーシアム会員以外でも参加可能ですので、ぜひご検討ください。


さて本題ですが、前回まででおおよそのフォームとビューが使えるようになりましたので、これらをつなぐ要素としてフレームセットを作成し、左側にはビューを行き来できるようメニューを作成します。


まずはメニュー部分から作成します。
早速ですが、「名刺管理」をデザイナーで開き、「共有要素」内の「アウトライン」をダブリクックします。
上部の【新規アウトライン】ボタンをクリックし、アウトラインを作成します。

 名前: メニュー

 別名: menu

とします。




続いて【新規エントリ】ボタンをクリックし、下記のように設定します。


 ラベル: 氏名カナ順

 種類:名前付き設計要素、ビュー
 値: 氏名カナ順
 フレーム: body(こちらの後のフレームのプロパティにも設定しますので、必須ではありません)



同様に「カテゴリ別」も作成してください。

下記のように表示されるはずです。



以上でアウトラインができましたので、保存して閉じます。

続いて先のアウトラインを埋めたページを作成します。

ページをダブルクリックし、【新規ページ】ボタンをクリックします。

 名前: メニュー
 別名: menu

とし、OKします。



新規のページが開きますので、【作成】-【埋め込み設計要素】-【アウトライン】をクリックします。


埋め込みアウトラインの挿入ダイアログが表示されますので、「メニュー」を選択し、OKします。

以上でページにアウトラインが埋め込まれます。



ページを保存して閉じます。

以上でアプリケーションを組み上げる要素が揃いましたので、フレームセットを作成し、配置していきます。

フレームセットをダブルクリックし、【新規フレームセット】ボタンをクリックします。

名前は自由ですが、今回は

 名前: メイン
 別名: main
 フレーム数:2(左メニュー)

としてOKします。


フレームセットが作成されましたので、それぞれのフレームのプロパティを設定します。


まずは左側(メニュー側)のフレームを右クリックし、【フレームのプロパティを開き、下記内容を設定します。

名前: menu
種類: 名前付き設計要素、ページ
値: メニュー
フレーム内のリンクのデフォルト対象; body



続いて右側のフレームのプロパティを下記のように設定します。

 名前: body
 種類: 名前付き設計要素、ビュー
 値: 氏名カナ順


以上で設定完了しましたので、ノーツでプリビューしてみます。


左側のメニューでビューが切り替えられることを確認してください。


さて以上でフレームセットは完成ですが、これだけではユーザーはすぐに利用できません。
アプリケーション起動時に、このフレームセットを開くように設定する必要があります。

【アプリケーション構成】内の【アプリケーションのプロパティ】を開きます。
左から2番目の【起動】タブを選択し、IBM Notesクライアントの起動について、

起動: 指定したフレームセットを開く
フレームセット: メイン

とし、保存して閉じます。

以上で、ユーザーがアプリケーションを開いた際に、メインフレームセットが開くようになります。


基礎アプリケーションの作成としては以上でひとまず完成しましたが、ちょっとちょっと使いにくい部分があるかと思いますので、次回以降で少し紹介させて頂きます。

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