3月決算の会社様は半期決算前のお忙しい時期かと思います。
弊社も同じく、バタバタしておりますが、なんとか記事が間に合いました。
前回はフォームに作成した表の中に、フィールドを作成する手順を記載しました。
今回はテストデータを1件入力し、ビューを作成してみましょう。
テストデータを先に作成する必要はないのですが、ビューでの表示を確認しながら作ることができますので、今回は先に作成します。
まずはデザイナー画面で、前回作成中の「メインフォーム」を開きます。
前回最後にプリビューした手順、メニューから[設計]-[IBM Notes でプリビュー]をクリックし、ノーツクライアントでフォームを開きます。
こちらにテストデータを入力します。
内容は適当で構いませんが、できれば文字数などは実データに近いほうが後の手直しが少なくて済みます。
名刺画像については、先般説明させて頂きましたが、ビューで表示することができませんので、今回は不要です。
今回はテストデータですので、カナ項目については、全半角も意識せずに入力頂いて構いません。
名刺画像を除く、すべてのデータ入力が完了しましたら、【ESC】を押してください。
※ノーツで【ESC】キーは現在使用している画面(タブ)を閉じる際に便利なキーですので、ぜひ慣れるようにしてください。
文書の保存確認ダイアログが表示されますので、【はい】をクリックします。
以上でテストデータが登録されました。
テストデータは数件作成頂いても構いませんが、今回は1件で進めさせて頂きます。
デザイナー画面左の【ビュー】をダブルクリックしてください。
今回は新規のビューをひとつ作成します。
上部の【新規ビュー】ボタンをクリックすると、新規ビューの作成ダイアログが表示されます。
今回は氏名のカナ順に表示するビューを作成します。
ビュー名に「氏名カナ順|bykana」と入力し、種類はデフォルトの「共有」のままとします。
※"|"以下の部分は、前回のフォームと同様、別名となります。
※ビューの種類についは、機会あれば後日説明致します。
上記のようになるかと思いますので、【OK】をクリックすると、ビューが作成されます。
作成された「氏名カナ順」ビューをダブルクリックで開いてください。
上記赤丸部分に更新マークが表示されていますので、こちらをクリックすると、先に登録したテストデータがプリビューされます。
1列目の"#"列は「ビューの#」となっておりますので、こちらを変更します。
赤く囲まれた【フィールド】を選択してください。
下に現在までに作成されたフィールド一覧が表示されますので、ここから【kana】をクリックします。
先と同様、更新マークが表示されますので、こちらをクリックすると、1列目にテストデータに入力した氏名カナが表示されます。
続いて、この列の細かな設定を加えます。
【#】と表示されている列タイトルをダブルクリックし、列のプロパティを開きます。
タイトルに「カナ」と入力し、左から2番目のタブでソートを「昇順」とします。
テストデータが1行ですので、細かな確認はできませんが、以上で1列目にカナが昇順で並び替えられて表示することが可能となります。
今回は以上でビューを作成するという流れまでを説明させて頂きました。
次回はさらにこのビューに項目を追加し、見やすいものと致します。