The HCL Domino Volt Hackathon was held recently.
I didn't expect to be a finalist.
みなさま、こんにちは。
終わってしまいましたね。HCL Digital Week 2020。
印象に残っているのは、初日のHCL Sametime Premiumと3,4日目のDXの各画面。
でも何よりも2日目のNotes/Domino関連の各内容ですね。
V12の情報・・・思っていた以上に興味深い内容が含まれてました。リリースが待ち遠しい限りです。
Volt・・・まだそんなにアップデートするんですか!!っというほどの内容。まだほとんど理解していないので、これはたいへんです・・・が、楽しみですね!
すべての日程で気になるキーワードはDocker・・・。
その良さは理解しているつもりなのですが、まだまだ構築や運用の理解は皆無(汗
今後は中心的な技術になりそうな雰囲気ですので、ノーツコンソーシアムの研究会での情報提供やハンズオンが期待されます。
さてそんな中で開催されましたのが、HCL Domino Volt ハッカソン。
Domino Voltを使って作成したアプリケーションコンテストです。
先にも書きましたが、私はノーツコンソーシアムで開催されましたハンズオンには参加したものの、まだまだ浅い知識のため、参加するつもりはありませんでした。
ただ、以前よりSandboxを利用していたため、ちょっとした時間にアプリの作成を試みてみました。
ハッカソンですから、やはりそれなりに恥ずかしくないものでないと・・・
というハードルの下、最初に考えたのは、Voltといえば、ワークフロー。
ということで、経費精算ワークフローにチャレンジしようと考えました。
フォームに一般的な項目を追加し、上司に承認するようなワークフロー。
・・・ただ・・・それだけでは面白くないですね。
ということで出発地と目的地を入力するテキストボックスを追加して、REST APIで経路を検索して、交通費を自動計算するのは・・・と考えたのです。
早速APIを提供しているサイトに利用申請を行ったのですが・・・
まじめに理由を書いたのが悪かったのか、なかなか承認が得られない(汗汗
ということでこのシナリオは断念です。
そんな作業を行っている中で気づいたのが、REST APIの取り扱いがとにかく簡単なことです。
今回のV11マイグレーションにより、HTTPRequestが利用できるようになり、社内Notesアプリでも郵便番号検索などを組み込んだのですが、戻ってくるJSONをNotesのフィールドにセットするのはそれなりに手間がかかりました。
ところがこのDomino Volt。
GUIでの設定作業のみで、得られたJSONから必要な項目を表に取り込むことができるのです!!
すばらしい!!
このすばらしさを知ってもらえるようなアプリを作ろう・・・
ということで、自由に使えるREST APIを探し始めました。
レストラン検索や、天気予報・・・さまざまなAPIがあるのですが、なかなかピンとこない。
そんな中、ニュースを見ながらふと、コロナウィルス関連のAPIってあるのか?
という疑問から検索すると、すぐに複数ヒットしたのです。
作業すること10数分・・・
うん、なかなか面白いものができそう・・・。
ということで、Covid-19 Portalというアプリを作りました。
内容は全く簡単で、サイトを開いた際(正しくは表が表示されたとき)に、REST APIを取得して、データを表示させるだけのものになります。
ひとつ作れば、APIの数だけ表は追加できる。
Domino Voltは【ローコード】を売りにした製品ですので、提出するアプリは一切コードは書かない・・・(もっとも書けないw)・・・を貫くこととしました。
結果的に今回のアプリは、インラインでCSSを少し書きましたが、それ以外はNoCodeでできています。
この点はぜひ注目して頂きたいもので、これこそがDomino Voltの醍醐味なんです。
なんとか提出できそうなアプリが準備できたので、提出要綱を確認してビックリ!
数分の動画が必要・・・(汗
結果的にはアプリの数倍時間が掛かったものがこちらです。
※ぜひ音声もお聞きください
さて結果は・・・
ご存知の通り、世界の御代様が優勝!
もちろん納得です!!
御代様、おめでとうございます!!
商品のiPadを使って、さらにいいアプリを作って、配ってくださいw
ただその横に並べて頂いただけでも、身に余る思いでいっぱいです。
V12ではVoltがDominoのインストーラーに同梱されるという話もありましたので、ぜひそれまでには社内調整してライセンスを取得できればなぁと考えています。
またこんな機会があれば、ぜひ皆様、ご参加ください。
きっといい経験になるだけでなく、その後の利用にも変化が起こるはずです。
※ご希望される方には、本アプリ(.volt)のダウンロードURLを送りますので、ご連絡ください。もっともあまりに単純なので・・・という点はお許しください。