みなさま、こんにちは!!
Domino10のカウントダウンが進み、ついに2週間となりました。
筆者もワクワクしながらその日を待っているのですが、きっと皆様も同じことでしょう!!
改めていくつか告知です。
IBM Notes/Domino Day 2018 Autumn Tokyo
Domino V10 歓迎パーティー @Tokyo
【10月16日大阪、10月19日名古屋】IBM Notes/Domino Day 2018 Autumn
Domino V10 歓迎パーティー @Osaka
また現在日程調整中ですが、先日初めて東京以外で開催されました【新任担当者向けワークショップ】ですが、大阪でも11月に開催できるよう準備中です。決定までもう暫くお待ちください!!
さてそんな中ですので、本来はベータ版の新機能等を紹介すべきかとは思いますが、弊社のアプリで少し気になっていた点がありましたので、記事にしてみました。
内容としては、新規文書作成コマンドについてです。
・・・すいません、今さらなんて言わないでください(汗
ちなみに弊社ではユーザー側がわかり易いようにとの視点から、アクションバーのボタンのみを使用しております。
こんな感じですね。
複数フォームがある場合は、以下のようにサブアクションとしています。
まず今回制御したかったのが、作成メニュー内のコマンドになります。
例としてわかりやすいように[メインフォーム|main]と[返答フォーム|reply]というふたつのフォームを持つアプリケーションを準備しました。
一覧ビューにはアクションバーに[新規作成]ボタンを配置し、[メインフォーム]だけを作成できるような設定を行います。
もちろんユーザーが見る画面では、「新規作成」ボタンがひとつあるだけで、違和感はないと思われるのですが、
フォームをデフォルト設定のままで作ってしまうと、[作成]メニューに含まれてしまいます。
今回の例ですと、以下のように[メインフォーム]と[返答フォーム]が表示されてしまい、いきなり[返答フォーム]を作成できるようなメニューになっています。
実際クリックすると、以下のように親文書が選択されていない警告が表示されますので、アプリケーションそのものに影響はないのですが、そのようなメニューを存在させたままにしておくことは避けるべきです。
このようなことを回避するために、フォームのプロパティにあります[メニューに含む]のチェックを外しておきます。
これだけで先のメニューから[返答フォーム]を消すことができます。
もちろん[メインフォーム]にも同じ設定を行うことで、[作成]メニューから新規フォームの作成はできなくなります。
たとえばアクションバーの新規作成ボタンに、composeだけでなく、別の式を実行させようとする場合などでは有効な方法になります。
ごく簡単な設定ではありますが、アプリケーションを正しく利用させる(予期せぬユーザーの作業を避ける)ためにも重要な設定になります。
参考までに、LotusScriptでの処理を行いたい場合は、御代チャンピオンのブログ
文書の作成
をご覧ください。
また別アプリケーションの文書を新規で作成することも可能です。
こちらも御代チャンプの
別のデータベースに文書を作成する
が参考になります。
なお保存時に処理を行わせたい場合もあるかと思います。
例えばフィールドの値をnotes.iniに書き込むなど。
保存の場合は、アクションバーには出てこないのですが、ノーツクライアント特有の[esc]キーによりウィンドウを閉じる操作が行われ、文書を保存することができてしまいます。
そのために[esc]キーでのウィンドウクローズを制御する必要があります。
こちらも御代チャンプのブログに記述されております。
ESCで文書をクローズさせない
いやー、御代様ありがとうございます・・・なんて、自分の手間を省くような記事になってしまいましたが、ちょっとした工夫で何をするか分からないユーザーの制御を行い、データベースを正しい状態で蓄積させるのも設計者の責任ですので、ぜひ細かなことでも手を抜かずに設定してください。
それではまずは10月10日、東京でお会いしましょう!!