暑い日が続きますね。
弊社は昨日までお盆休みを頂いており、本日より通常営業に戻りました。
まだまだ体がついてきていませんので、ルーチン業務のリハビリに励んでいます。
さて前回までで「ノーツとは?」について、少しはご理解頂けたかと思います。
さて今回はいよいよ当ブログの本題!
なぜノーツは私のような文系人間でも初歩アプリは簡単に作成できるのかについて記載致します。
まずはアプリケーション新規作成時の画面を比較してみましょう。
アクセスの画面は見たことがある方が多いのではないでしょうか。
ノーツの場合は、設計専用のアプリケーションである【Domino Designer】を使用します。
もちろん初めて見た方にとっては「なんのこっちゃ」というところでしょうか。
見た目はこんな感じです。
それではそれぞれのメニューにフォーカスしてみます。
アクセスの主な設計要素は【テーブル】【クエリ】【フォーム】【レポート】が表示されております。
一方ノーツは、【フォーム】【ビュー】・・・とたくさん表示されていることが分かりますが、ひとつ大きな違いに気付かれませんでしょうか。
そう、ノーツには【テーブル】がないんです!!
メニューに「データ」とありますが、単純なアプリケーションの場合、こちらは利用せずに作成できます。
アクセスで何かを作る場合、最初に何を定義されますか?
ほとんどの方が【テーブル】から手がけることになるかと思います。
では【ノーツ】は?
実はノーツは【フォーム】から作成することがほとんどなんです。
他の要素として、【クエリ】に近いものが【ビュー】です。
実は【レポート】に近いものはないんです。(正しくは【フォーム】や【ページ】で代用は不可能ではありませんが、そもそも紙でなく、データとしての有効活用を目的としているため、少し印刷に関しては弱みがあるのは否めません)
ノーツとアクセスのアプリケーション作成の取っ掛かりの違いは理解頂けたかと思います。
それではなぜノーツが初心者に作りやすいのか。
答えは単純です。
【フォーム】と【ビュー】のふたつを理解すれば、ある程度使えるものが出来上がるからです。
加えて後からでも項目(ノーツでは【フィールド】と言います)の追加も非常に簡単です。
アクセスですと、【テーブル】に定義して、【クエリ】を修正し、ようやく【フォーム】に配置という手順が必要になります。
さて今回はアプリケーションの作成手順について、アクセスと比較して説明させて頂きました。
実際にどれほどノーツの設計が簡単なのか(もちろん初歩ですよ)については、今後少しずつできるだけ丁寧にご紹介したいと考えております。
次回は少し技術的な部分からは外れますが、初回に触れましたノーツコンソーシアムについて、紹介させて頂く予定です。
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