前回はノーツコンソーシアムを紹介させて頂きましたが、今回よりいよいよ設計に関する内容を記載させて頂きます。
と書きつつも、【第0回】とさせて頂いたのは、設計に入る前の準備について少し書かせて頂こうと考えております。
弊社ではノーツの設計は私以外行っていません。
もちろん主業務とは異なるというのが理由なのですが、その分ユーザーからのアプリケーション作成依頼というものが届きます。
ノーツの場合、まずこの作成依頼の内容から大きく異なるのです。
一般的なデータベース(アクセス等)の場合、依頼するユーザーからはテーブル構成(フィールド内容含む)や、入力画面、出力画面、一覧表示などの確認が必要となります。
実際に作成する側としてはそれほど違和感のある内容ではありませんが、一般ユーザーにしてみると、非常に厄介な作業になります。
あまりに厄介すぎて、依頼すら行わないということもあるかもしれません。
それに対してノーツではどうでしょうか。
弊社ではワードやエクセル、さらには手書きメモで、必要な項目や画面イメージを提出させています。
今回は簡単な「名刺管理」を作成してみようと考えていますが、ユーザーからの依頼は下記のような画面1枚のみです。
各項目の属性や詳細も初期時には必要ありません。
ある程度は内容から推測して作成してしまいます。
これならデータベースや、さらにはパソコンに詳しくない方でも依頼できます!!
私の方ではこの画面を元に、まず【フォーム】を作成し、客観的に「キーワード」と思われる内容を軸に【ビュー】を作成します。
本当に単純なアプリケーションですと、上記作業は30分もかかりません。
ということで、次回はノーツアプリケーションの作成手順を説明させて頂く予定です。
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