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2023年3月27日月曜日

先日のコンテンツ公開!!

 I am pleased to introduce the two webinar materials I have just released, which I mentioned in my previous article.

The first one, in particular, was introduced on iWorld, the IBM i information site, so please check it out as well.

みなさま、こんにちは。
いよいよ年度末ですねー。
どたばたしているのですが、合間を縫ってでも紹介したい記事がありましたので、ぜひご一読ください。

前回の記事で触れておりました、

【ウェビナー】レガシー化させない!データ連携で既存システムをリノベーション文系情シスがIBM iとNotesを連携してみた

および

テクてく Lotus 技術者夜会 ザ・コミュニティ編(2023年3月版)

の資料準備ができましたので、公開致します!!

①の資料スライド


①の動画

②の資料スライド

ちなみにですが、①については

IBM i 総合情報サイト 「iWorld」でも紹介頂けておりますので、よかったらご覧ください。


2022年12月28日水曜日

#Magic #xpi を介した #Notes / #Domino と #IBMi の連携

Finally, the year is just a few days away.

I recently wrote an article about converting IBMi data to JSON with Magic xpi for use in DominoLeap.
This time, I report that the data is now available in Notes client using Lotusscript.
There were a few things to note in the JSON specification, which I hope will be helpful.

みなさま、こんにちは。
いよいよ今年もあとわずかですね。

早速ですが、先日

#Magic #xpi を介した #DominoVolt ( #DominoLeap ) と #IBMi の連携

という記事で、IBMiにあるデータをMagic xpiを経由することでJSON化して、DominoVolt(DominoLeap)に取得するという内容を紹介しました。

もちろん弊社にとって、要求された内容ではあったのですが、現状ノーツクライアントに依存している環境から、LeapでなくNotes側でも利用したいということは言うまでもありません。

ノーツクライアントでのREST APIについては、

#郵便番号 から #住所 を取得しよう( #鬼わか の #REST #API を適用したサンプル)

こちらの記事で、提供されたサンプルを紹介しましたので、こちらに割り当てていくことで簡単にできるのではと安易に考えていたのです。

ということで、いざ!!
とまずは鬼わかで利用したフォームごとコピーしてきてテストを開始しました。

ここで今更ながら前段・・・
私はLotusscriptをほとんど使用していない、未熟者になります。

そんな私が、鬼わかのコードを読んでいくと、いろいろと丁寧な処理が含まれていることに気づきました。

私なりにその「丁寧な部分」を外していき、シンプルな構成にしていけるだろうと実行してみたのですが結果はNG。

NotesJSONNavigatorにセットしたいのですが、以下エラーが発生しました。

「JSON 文字列を解析できません: Invalid value. offset 0」

デバッガーで見てもわからず、今回もまたサポートの方の手を煩わせることになってしまいました。

まず指摘があったのが、「レスポンスはバイト配列にはなっていない」との事でした。

そこでChromeの開発者ツールを使用して情報提供の依頼があり、対応しました。
ちなみにこの部分については、以下記事を紹介頂きました。

https://support.hcltechsw.com/csm?id=kb_article&sysparm_article=KB0039010

指示されたデータを提出すると、「レスポンスヘッダが、「Content-Type: text/html」となっている」との指摘がありました。
レスポンスヘッダの「Content-Type」に「application/json」をセットしてくださいとの指示を頂きました。

こちらはMagic側の問題と考え、マジックソフト社のサポートへ連絡して指示を仰ぎました。
そもそもJSONとしてデータを取得しているので、デフォルトでそうなっていないのが少し疑問・・・といいますか、先のDominoLeapは解釈してくれてたんだぁ・・・と違和感の残る結果ではありますが、無事サポートの指示により「Content-Type=pplication/json」をセットすることができました。

その後、再度実行したのですが、今度は以下エラーが表示されました。

「HTTP 応答コンテンツタイプはサポートされません」

上記を報告したところ、テスト用のスクリプトを提供頂き、試すこととなりました。

ここで私のミス1回目

Magic xpi ですが、開発用のサーバーでテストを行っております。
開発用の制限として、プロジェクトは24時間で自動終了するという仕様があることを忘れておりました。
つまり・・・「応答なし」状態で問い合わせを継続していたということです。

・・・申し訳ありません・・・

再度テストを行う際に、Wireshark を使ってネットワークキャプチャしたデータの提供ができないかとの相談がありました。

現時点で私のクライアントにインストールしたV12.0.2(64bit)でテストしていたため、こちらも問題なく対応し、データを提供したところ。

「Content-Type:」 と「application/json」の間に半角スペースが2つあります

との事。
あわててMagicの設定を見ると、確かにスペースが入っています。
私がどこかでコピペしたのですが、そもそもそちらに入っていたようです。

またヘッダ部分とBody部分の間に不要な文字が含まれていることも判明しました。

この文字列については再度マジック社に問い合わせたところ、BOM付きのデータになっているとの事でした。

この時点でBOMは外せなかったので、そのままテストし、Wiresharkのデータを解析して頂きました。

しかしながらやはり、BOMが邪魔のようで、Lotusscript側で外すスクリプトの提供を頂きました。

' BOM 除去
 i=0
 ReDim json(UBound(returnValue)-3)
 ForAll x In returnValue
 If i > 2 Then
 json(i-3) = x
 End If
 i = i + 1
 End ForAll

その後、幾度かのやりとりがあったのですが・・・

ここで私のミス・・・2回目

先とまったく同じミス、プロジェクトが停止していました。
何度も申し訳ございません orz   お恥ずかしい限りで・・・

それでも意味の不明な動きなどもあり、最終的に以下スクリプトを頂きテストすることになりました。

Sub Initialize
 Dim ws As New NotesUIWorkspace
 Dim uidoc As NotesUIDocument
 Dim session As New NotesSession
 Dim http As NotesHTTPRequest
 Dim url As String
 Dim returnValue As Variant
 Dim i As Integer
 Dim json As string

 Set uidoc = ws.CurrentDocument
 url = "URLを指定する"
 Set http = session.CreateHTTPRequest()
 Call http.SetHeaderField("Accept", "application/json")
 http.Preferstrings=true
 returnValue = http.Get(url)
 json = Mid(returnValue,2,Len(returnValue))

 Dim jsonNav As NotesJSONNavigator
 Dim jsonElement As NotesJSONElement

 Set jsonNav = session.CreateJSONNavigator(json)
 Set jsonElement = jsonNav.Getelementbyname("JSONのKEY")
 msgbox "value=" + jsonElement.Value + " type=" + CStr(jsonElement.type)
 End Sub

こちらを実行すると、想定されたメッセージボックスが表示されました!!

ここまでくれば、あとはJSONのデータを必要なフィールドに割当てるだけ。

Sub Click(Source As Button)
 Dim ws As New NotesUIWorkspace
 Dim uidoc As NotesUIDocument
 Dim session As New NotesSession
 Dim http As NotesHTTPRequest
 Dim url As String
 Dim returnValue As Variant
 Dim textCode As String
 Dim json As String

 ' "zip"フィールドの値を取得して、リクエストURIを生成
 Set uidoc = ws.CurrentDocument
 textCode = uidoc.FieldGetText("zip")

 url = "REST接続するURLを記述"
 url = url + textCode

 ' Getリクエストを実行し、結果を取得
 Set http = session.CreateHTTPRequest()
 Call http.SetHeaderField("Accept", "application/json")
 http.Preferstrings=True
 returnValue = http.Get(url)
 json = Mid(returnValue,2,Len(returnValue))

 'JSON パース
 Dim jsonNav As NotesJSONNavigator
 Dim jsonElement1 As NotesJSONElement
 Dim jsonElement2 As NotesJSONElement
 Dim jsonElement3 As NotesJSONElement

 ' JSON データを JsonNevigator 型にデータにセットする
 Set jsonNav = session.CreateJSONNavigator(json)
 Set jsonElement1 = jsonNav.Getelementbyname("JSONの値1")
 Set jsonElement2 = jsonNav.Getelementbyname("JSONの値2")
 Set jsonElement3 = jsonNav.Getelementbyname("JSONの値3")

 Call uidoc.FieldSetText("address", jsonElement1.Value)
 Call uidoc.FieldSetText("address_1", jsonElement2.Value)
 Call uidoc.FieldSetText("address_2", jsonElement3.Value)
 Call uidoc.Refresh()
 End Sub

以上で指定した値をそれぞれ準備したaddressフィールドにセットすることができました。

ちなみに今回サポートの方とのやり取りは、約2週間。38回にもわたりました。

・・・本当に申し訳ございません。

ただおかげ様で、やりたかった事が無事実現できました。

ので、正月休みに作業します(汗


長くなりましたが、LotusscriptでJSONを扱い場合、今回の経験で判明した内容です。

-----まとめ-----

  • JSONのレスポンスはバイト配列の必要がある
  • レスポンスヘッダの「Content-Type」は「application/json」であること
  • 文字コードはUTF-8であること
  • (現時点で)BOM付きはエラーになるため、外すこと

単にJSONと侮っていたら、こんなことになるんですね。
皆様もお気をつけください!!

2022年12月12日月曜日

#Magic #xpi を介した #DominoVolt ( #DominoLeap ) と #IBMi の連携

In this article, I will describe the configuration of the service that Domino Leap (Volt) uses to reference IBMi data.

The procedure is realized by using Magic xpi, an ETL tool.


みなさま、こんにちは。
さて先週のDominohub2022いかがでしたでしょうか。
当日の動画は現在配信中ですので、もし登録がされていない方でも、まだ間に合いますので、ぜひお見逃しなく!!

今回は先日のDominohub2022のセッションで少し触れておりました内容について、さらに進展することができましたので、紹介致します。


さて弊社では販売管理の期間システムとしてIBMiを利用しております。

最近のOSになって、設定すればIBMiとのREST接続が可能になっているようですが、なかなか情報が少なく、うまくいかずに困っておりました。

それとは別で、弊社は商社という立場で、お客様から注文を頂き、取引先メーカーにオーダーするという一連の流れが主な収入源になります。

しばらく前からEDIやメールオーダーといった電子化が急速に進んだ環境にありながら、業務の改善ができていなかったのですが、この度RPA導入という転換点に至り、あわせてETLツールを採用し業務の自動化を図ることとなりました。

ちなみにETLツールとは


つまり、さまざまなデータを希望する形に変換して、提供するというものになります。

弊社ではMagic xpiという製品を採用しました。

なお今回の記事は、主にMagic xpi を利用して、IBMiのデータをDomino Voltで利用する手順となりますので、Magic xpiの作業内容中心となります点、あらかじめご了承ください。

シナリオとしては、DominoVoltで作成した返品申請アプリがあります。


こちらがその入力フォームになるのですが、これをすべて間違いなく手入力させるのは至難の業です。
そこで元データのあるIBMiから「受注No」をキーに、赤枠部分を呼び出したいというものになります。

さて早速ですが、Magic xpiの画面です。
既にいくつかフローが右側のソリューションエクスプローラに存在しており、その中のひとつに「返品申請」が見て頂けるかと思います。


まずはこのフローで使う変数をふたつ定義します。


F.受注番号:Voltからリクエストされる受注Noを扱う変数
F.HTML結果:Voltへ送信するjsonデータを格納する変数

次にIBMiとの接続をリソースとして登録します。


サーバー名(IPアドレス)と認証情報だけで接続できます。
次に下にある[ライブラリ]をクリックして、IBMiのライブラリを登録します。

以上でリソースの登録は完了です。

次にVoltのアクセスを受けるHTTPをサービスとして登録します。


Webサーバとエイリアスはデフォルトのままで進めます。
次にエンドポイントを定義します。


今回は**NOというエンドポイントを登録して、引数としても**NOと定義しました。
自動でエンドポイントURLが生成され、
サンプルHTMLの生成にチェックを入れると、このようにテスト用のHTMLファイルがローカルに作られます。

以上で各接続の準備ができましたので、あとは組み上げていくだけです。

まずはトリガーとしてHTTPの設定を行います。


プロパティでは先に作成したHTTPのサービスを選択し、
設定したエンドポイント**NOをフロー変数 F.受注番号 にマッピングします。
さらに戻り値もフロー変数 F.HTML結果で受け取るという設定になります。

この設定により、VoltからのHTTPリクエストをこのトリガーが受けて、フローが動作するということになります。

それではその動作内容です。

「データマッパー」と呼ばれるMagic xpiのメインツールを設定します。


こちらがデータマッパーの画面です。
左に送り元、右に送り先を設定していくというものです。

まずは送り元となるIBMiのテーブル定義を追加します。
こちらはウィザード形式での設定となりますので、画面遷移を続けておきます。


どのテーブルを利用するかを選択して(複数選択してあります)、


どのフィールドを利用するかを選択します。
ここで先の**NOが存在しています。


Where句の設定で、フロー変数 F.受注番号 と合致したデータのみを取ってくるように設定します。


今回のように複数のテーブルを利用する場合は、その結合を定義します。


と、このようにウィザードだけでSQL文を発行してくれます。


すると、このようにIBMiから取得するフィールドリストが設定されました。

次は送り先です。
こちらはjsonを設定します。


jsonの設定は、保存する先の変数 F.HTML結果 と、JSONスキーマファイルの指定です。
スキーマファイルについてはお手数ですが、詳細はご確認頂くとして、今回の例は以下のような記述になっております。


すると、



このように送り先のフィールドが設定されました。
この両方のフィールドの関連付けを行い、


このようなマッピングができあがりました。
設定は以上で完了です。

それではまずは先に生成したサンプルHTMLを確認してみます。
指定されたローカルフォルダに"エンドポイント名.html"ができていますので、こちらを開きます。


Valueに存在している受注番号を入力して、[Call Magic xpi]をクリックすると、


無事、受注No.66668560 の値を取得することができました。

続いてブラウザで試してみます。
こちらも先に生成されたURLを使用するのですが、生成されたURLは以下となります。

http://サーバー名/Magicxpi4.13/MgWebRequester.dll?appname=IFSIBMi&prgname=HTTP&arguments=-Aサービス名%23エンドポイント名

この後ろに先に設定したエンドポイントの引数名を指定します。

 &引数名=66668560


こちらも問題なく取得できました。

VoltからはこのURLを利用してアクセスすることになります。

以上でMagic xpiの準備が完了しましたので、Voltの設定に移ります。
フォームは冒頭に紹介したものになりますので、いきなりですがRESTの接続へ進みます。

今回は対象の受注番号を入力することで、そのデータをIBMiから取得するという流れになりますので、受注Noは必ず手入力になります。


そこで、この受注NoのonItemChangeイベントに組み込んでいくこととします。


受注Noを選択し、「イベント」から「onItemChange」をクリックします。



開いたウィンドウで、「サービスの呼び出し」にチェックし、「サービス構成の追加/編集」をクリックします。


サービスの選択画面では、「URLを入力」を選択し、URLに先ほどブラウザでテストしたURLを貼り付けます。
右側の歯車ボタンを押して、URLパラメーとセグメントの設定を行います。


今回は不必要なパラメーターが「割り当て可能」となっていましたので、そちらのチェックを外します。


次の入力の設定では、ソースとして先の「受注No」を選択して、ターゲットには先ほど設定したパラメーター「**NO」を選択して関連付けます。


出力では、それぞれ呼応するソース項目とVoltのフィールドを関連付けしていきます。

そのまま進めていけば、サービスの設定は完了になります。

それでは実際の動きを見てください。
(※便宜上、申請者等のフィールドを非表示にしました)


以上でIBMiにあるデータをMagic xpiでREST API化して、DominoVoltで利用するという手順がご理解頂けたのではないでしょうか。

ここでひとつ注目して頂きたいのが、今回の作業では一切のコードを書いていないという点です。
DominoVoltはもちろんローコードツールとして有名ですが、実はMagic xpiも同じくローコードツールの部類にも含まれます。

少し学べば、設定やウィザードのみでここまでできる。
すばらしいツールの組み合わせかではないでしょうか。


今回は長文になり申し訳ございませんでした!!

2022年11月4日金曜日

#Domino #Volt ( #dominovolt )で 外部 #REST #API ( #restapi )を使う

 I recently posted about the prerequisites for using an external REST API with Domino Volt.

However, I thought that this was not enough, so I created a video in which I actually implemented an application that retrieves data from an external REST API in Domino Volt in a short time and with no code.

みなさま、こんにちは。

さて先日、

#Domino #Volt ( #dominovolt )で 外部 #REST #API ( #restapi )を使う前準備

という記事を掲載しましたが、設定だけを公開しても・・・ということで、今回は実際に外部のREST APIからデータを取得する手順を短い動画にしましたので、公開致します。

こちらも先日の掲示板に張り合い?
4分20秒で完成させたスピード作になります(笑

今回の例では、ホットペッパーグルメから公開されているAPIを利用して、キーワード検索を行い、結果をVoltに表示させるという単純なものです。

ホットペッパーグルメのAPIについては、こちらをご参照ください。
(※登録して、API Keyを取得する必要があります・・・すぐに発行して頂けました)

https://webservice.recruit.co.jp/index.html

こちらのAPIリファレンスに詳しく書かれていますが、必要な項目としては、

●リクエストURL
●検索クエリ(何を検索するのか・・・今回はkeywordを利用)
●レスポンスフィールド(どの項目を表示させるか・・・今回はname,Address,station_name,closeを利用)

となります。

リファレンス内には以下のようなサンプルがあり、リンクをクリックするとブラウザに結果が得られます。

ちなみに得られた結果はこちらになります。


・・・keyが設定されていないので、あたりまえですね。
では[APIキー]を取得したキーに差し替えてみます。


実際にはもっと長いデータになりますが、無事データを取得することができました。

それでは実際にDomino Voltに設定していきましょう。
先にも書きしましたが、今回はkeywordのみを指定して検索しますので、URLの例は以下となります。

http://webservice.recruit.co.jp/hotpepper/gourmet/v1/?key=[APIキー]&keyword=秋葉原

試しにブラウザで実行してみると、

このように結果が得れることを確認しました。

それではDomino Voltに設定していきます。

・・・いきなりですが、今回のフォームは以下となります。
詳細はお手数ですが、動画をご覧ください。


それではREST APIの設定を[検索]ボタンにサービスとして追加します。

以下のようにURLを指定します。


すると・・・


なんとエラーが出てしまいました。
応答にはデータが入ってそうです。

・・・よくよく内容を確認すると・・・
そう、APIのデフォルトがXML形式で戻ってきていたのです。

現状、VoltはJSON(のみ?)でのやり取りになるため、その設定を追加してやる必要があるということです。

APIリファレンスをよく読むと・・・


ありました。
URLに"format=json"を追加してやればいいようです。

ということで、まずは以下URLをブラウザで表示させてみます。

http://webservice.recruit.co.jp/hotpepper/gourmet/v1/?key=[APIキー]&keyword=秋葉原&format=json


ごちゃごちゃした表示が戻ってきました。
さすがにこの状態ではXMLのほうが見やすいとは思いますが、関係ありません。


ということで、このURLを使い、サービスを設定していくことで、無事結果が得られました。

こちらの詳細も申し訳ございませんが、動画にてご確認ください。
今回はまったくコードを書いておりませんので、ぜひその点にもご注目ください。






2022年11月2日水曜日

#Domino #Volt ( #dominovolt )で 外部 #REST #API ( #restapi )を使う前準備

 I will be publishing an article on the prerequisites for connecting to external REST APIs with Domino Volt.

Since there are not many articles in Japanese, I would be happy if you find this article useful.

みなさま、こんにちは。
さて今回も告知からです。

#HCLAmbassador ノミネーション受付中!!

我こそは!!
少しでも思いつく方は、遠慮することなくエントリーを!


#DominoHub 2022

HCLアンバサダー主催のオンライン・オフラインイベント。
イベントの最後にはビアバッシュと大抽選会も!!
可能な方は、ぜひ現地でお会いしましょう。
もちろん難しい方は、オンラインでご視聴ください。

おまけ
12月8日はパブリックビューも開催されますので、こちらもお見逃しなく!!



さて本題です。
先にも触れましたがDomino Hub 2022で1コマ頂いており、現在その資料を作成しています。
いろいろと掘り返している中、Domino Volt のREST接続を久しぶりに実施したのですが、なんとうまくいかない・・・。

具体的にはAPIのURLを入力して進めようとすると、以下エラーが表示されるんです。


ホワイトリスト???

半日ほど調べたのですが、見つけられず。
今回もサポートを頼らせて頂きました。
特に急ぎでなかったので、"優先度:低"で送信したのですが、なんと1時間ほどで連絡が。

「Volt Configuraton Settings (VoltConfig.nsf) の以下の設定でサービスの Whitelist を設定します。」

すっかりこのDBのことを忘れてました。
実際には、以下コンフィグデータベースを開き、


以下、「servicesWhitelist.enabled」を編集します。



変更する場所は2か所

まず最初のラジオボタンを[Enable Setting]に切り替えます。


続いて、最下部の Setting Value を[false]に書き換えて保存します。


すると、先のエラーはなくなり、以下のようにサンプルの応答(JSON)に結果が表示されました。


今回はあらゆるサイトに対しての許可を与えることとなっていますが、接続可能な先も制御できるようです・・・さすがDomino!
サポートからの案内文は以下となりますので、参考まで・・・。



このあたりの情報も、なんとか日本語で検索できればいいのですが。

ということで、ここまでくれば、フィールドの割り当てなどを設定すれば、RESTで取得したデータをVoltアプリに取り込むことが可能になります。
しかもノーコードで!!

APIはいろいろと公開されていますので、社内で利用可能なものも手軽に作れるのではないでしょうか。

ということで、このような内容を12月8日に発表させて頂きますので、ぜひご視聴ください!!

2022年8月29日月曜日

#WebexTeams への通知について

I will show you an example of how I have realized sending messages from a Notes document to WebexTeams.
Messages could be sent, but there were hurdles to using it as a workflow.
I have posted this on Cisco's Ideas site and would appreciate your vote!


さて最近は簡単なコミュニケーションはメールでなくショートメッセージに変化してきておりますが、みなさまはどのアプリをお使いですか?

もちろんSametimeと言いたいのですが、弊社では現在WebexTeamsを利用しております。
O365を利用しておらず、WebmeetingにもWebexを利用していることに起因しているのですが、せっかくならNotes/Dominoからも通知を送ることができれば(ワークフローとか)と考えた次第です。

今回のイメージとしては、Notesアプリのフォームに入力した内容をWebexTeamsのスペースに投稿するというものになります。

ということで、まずはWebex側の設定を行います。

Webexアプリですと、以下アイコンをクリックして、開いたWEB画面で「Incoming Webhooks」を検索


もしくは以下URLで直接該当ページを開きます。

https://apphub.webex.com/applications/incoming-webhooks-cisco-systems-38054-23307


こちらで[Connenct]をクリックするとサインインが求められ、進めると設定画面に進みます。

設定項目は至って簡単で、以下にWebhook name(自由に決められる名前)とメッセージの送信対象となるスペースを選択し、[Add]をクリックします。


すると以下のようにWebhook URLが発行されますので、こちらを控えておきます。


続いてノーツ側の設定です。
まずは簡単なフォームを作成します。




本文(message)に送信したい文面を。
WebhookURLにWebexで設定したURLを貼り付けるだけのものです。
さらに送信ボタンに以下Lotusscriptを記述します。

Sub Click(Source As Button)

    Dim session As New NotesSession

    Dim ws As New NotesUIWorkspace

    Dim http As NotesHTTPRequest

    Dim uidoc As NotesUIDocument

    Dim TeamsURL As String, body As String, message As String, title As String

    Dim ret As Variant

    Set uidoc = ws.CurrentDocument

'入力メッセージを取得

    message = uidoc.FieldGetText("message")

'Teams webhookURLをセット

    TeamsURL = uidoc.FieldGetText("webhookurl")

'PostのBodyをセット

    Body = |{"markdown":"|+message+|"}|

'HTTP Request 生成

    Set http = session.CreateHTTPRequest()

'ヘッダーのセット

    Call http.SetHeaderField("Content-Type","application/json")

'Postリクエストの送信

    Call http.Post(TeamsURL, Body)

End Sub

※赤字部分"markdown"ですが、単なる文字列でしたら"text"で十分なのですが、今後の拡張性を考慮して、意図的に"markdown"を利用しています。

それでは一度試してみましょう。

本文(message)に「message」と入力し、Webhook URLに先に取得したアドレスを貼り付けて「送信」をクリックします。

っとここでアラートが表示されました。


但し、WebexTeamsにメッセージは送信できていることは確認できました。


アラートについてはHCL様サポートに問い合わせたところ、最終的には以下のような案内を頂きました。


どうやらSlackとは少し仕様が異なるようでした。

ご提案頂いて通り、POSTの前に

    http.Preferstrings=True  

を1行追加することで、エラーの表示はなくなりました。
今回のサポートについては、自社製品の枠を超え、SlackやWebexTeamsの仕様書を熟読頂いた上で解決に導いて頂くことができました。
今まで他社製品含め、問い合わせを依頼してきましたが、ここまで深く追求頂けたのは初めてです。
本当にありがとうございました!!


さてここまででWebexTeamsにフラットな文面を送ることが可能であることは確認できました。

ノーツとの連携ですので、やはりワークフローの送信などで利用したいと思うのは普通ではないでしょうか。
ということで、試しにノーツのリンクをメッセージに埋め込んでみました。

まずノーツ文書のURLの取得ですが、先のフォームに[Link]という計算結果フィールドを追加して、以下の式を設定します。
この式で現在開いている文書のURLが生成されます。

"Notes://" + @Name([CN];@Subset(@DbName;1))+"/"+@ReplaceSubstring(@ReplicaID; ":";"")+"/0/"+@Text(@DocumentUniqueID)


続いて「送信」ボタンのLotusscriptです。
まずは

    Dim TeamsURL As String, body As String, message As String, title As String

の部分に[Link]の宣言を追加します。

    Dim TeamsURL As String, body As String, message As String, title As String, Link As String

続いて
    message = uidoc.FieldGetText("message")
に1行追加して、
   message = uidoc.FieldGetText("message")
 Link = uidoc.FieldGetText("Link")  
[Link]の値をセットします。

さらに
    Body = |{"markdown":"|+message+|"}| 
の部分を
    Body = |{"markdown":"|+"[リンク]("+Link+")"+|"}| 

に書き換えて再度送信してみます。すると、


URLリンクの貼られたメッセージが届きました・・・が!!
「リンク」の文字にマウスカーソルを当てても、変化がなく、クリックすることができませんでした。(正しくはリンクとして判断されていないようです)

念のためhttpsの文字列で試してみます。


今度はマウスカーソルを当てるとこのようにURLが表示され、リンクも正しく動いてくれました。

Cisco社に問い合わせたところ、やはり・・・http://およびhttps://のみがリンクとして利用できるとの事でした。

ただそれだけでなく、アイデア投稿サイトの紹介が書かれておりましたので、以下登録致しました。

ぜひ皆様もこちらにVOTE頂けましたらと思い、今回の記事を終わらせて頂きます。

いつしかノーツリンクが利用できるようになり、WebexTeamsでワークフローが廻せればと願うばかりです。

https://ciscocollabcustomer.ideas.aha.io/ideas/WXCUST-I-8545