This time, I would like to deviate a little from Notes/Domino, but I would like to mention Connections, which is also an HCL product.
I have subscribed to ISW's Connections Cloud and have been using it very conveniently.
I won't mention it this time, but I would like to write about the optional Huddo Board next time, so please look forward to it!
みなさま、こんにちは。
さて今日は東日本大震災からちょうど10年。
遠く離れた神戸ポートアイランドにある弊社でも、かなり長時間の揺れを感じたのを今でも鮮明に思い出します。
思わず「ポートアイランドが出港した」かのような、まるで船に揺られているような感覚でした。
阪神大震災も経験しましたが、この記憶は次世代に引き継がねばと強く思う一日となりました。
さて弊社では以前、IBM Cloud時代に Connections Cloud を1ライセンス契約し、社外の方とのプロジェクト用に利用していました。
IBM CloudからConnectionsが外れ、しばらくは社外の方とのコミュニケーションツールを利用せずに職務に当たっていたのですが、やはりメールのみでのやり取りには限界を感じてしまいました。
たとえば・・・
過去の履歴や経緯、やり取りを残すにしても、いちいちメールでは複数のやり取りを整理することが困難であったり、ファイルのやり取りも添付ファイルの往復ではバージョン管理や変更履歴が煩雑であるなど。
ということで、この度1ライセンスだけですが、ISW社の Connections Cloudを契約し、利用を再開することとなりました。
HCL Connections の機能については、HCL様サイトをご覧ください。
ちなみにConnectionsの機能のうち、ProfilesとFilesについては、HCL Notes Domino Complete Collaborationのライセンスに含まれています。
もっともサーバーを構築する必要はあります。
ちなみにHCL Verseの画面でよくみられる顔写真ですが、現時点ではオンプレVerseの環境で、社員の顔を表示させるにはこのConnectionsのProfileの登録が必要だそうです。
こちらは今後、改善されるとは聞いております。
それではまずは申し込み・契約から利用開始までの流れです。
国内ではケートリック様が窓口をされています。
ホームページからのお問い合わせで、対応頂けるかと思います。
すぐに見積を送付頂き、会社稟議通過。
価格については、こちらでは触れませんが、かなり安価でした。
加えて長期契約割引もあり、たいへんお得な契約と感じます。
注文書を取り交わすと、すぐにサーバーの準備に着手頂けました。
この時点で弊社で準備する必要があるものは、組織略称のみになります。
この組織略称がサブドメインとなり、URLが発行されます。
契約から利用可能までは1週間程度必要でした。
なお今回の弊社の目的は、私が対応している各種のシステム案件を管理するものです。
また社外の方にも参加頂き、案件に関する情報を集約することとなります。
つまり社外の方をゲストとして追加する必要があります。
以前のIBM Cloud時はゲストに関して、あまり細かな条件がなかったのですが、ISW社では以下のような指針が設けられておりますので、少し注意が必要です。
●Connections の契約は、契約数の1/2のゲストユーザーを登録できます。
弊社の場合は1ライセンスですので、この契約内で登録できるゲストユーザー数は、
1 x 0.5 = 0.5 ≒ 1
つまり1名のみ登録できることとなります。
これ以上必要な場合は、別途ゲストユーザー用のサブスクリプションの契約が必要になりますが、かなり安価でした。
もちろん弊社の利用では不足するため、追加で契約を行わせて頂いております。
詳しくは書きませんが、ユーザー登録の画面がIBM時代とは大きく変わっておりましたので、こちらも注意が必要です。
さてせっかくなので、Connectionsの画面と機能を簡単に紹介します。
まずはログインした画面。
使い始めですので、まだまだ表示内容が少ないですが・・・
このように「自分がフォロー」したコミュニティーについての通知が表示されます。
タブでは「最新の状況」や「すべて」に切り替え可能となっています。
まだ使い方は理解できていませんが、右下にはSametimeのステータスが表示され、こちらからチャットもできそうです。
それでは早速新規のコミュニティーを作ってみます。
以下のような簡単な内容を登録するだけで、コミュニティーが出来上がります。
赤で囲んだ部分がアクセス権に関する設定で、「組織外のユーザーがこのコミュニティのメンバーになるのを許可」をチェックすることで、ゲストユーザーを招待できるようになります。
数秒でできあがったコミュニティーの初期画面が以下になります。
各四角い枠で囲まれているのが、コミュニケーションに追加されているアプリケーションです。
初期時は、「リッチ・コンテンツ」「ファイル」「タグ」「Wiki」「コミュニティーの説明」「メンバー」が登録済になります。
まずはレイアウトを変更してみます。
右上の「コミュニティー・アクション」から「レイアウトの変更」をクリックすると、以下5種類から選択できます。
今回はこのまま「3列(トップメニューとバナー付き」のままで進めます。
続いてアプリの種類です。
おなじく「コミュニティー・アクション」から「アプリケーションの追加」をクリックすることで、追加できるアプリの一覧が表示されます。
画面は途中で切れていますが、以下アプリケーションが追加できます。
「ブログ」「アイデア・ブログ」「Activeties Plus」「リッチ・コンテンツ」「フォーラム」「サブコミュニティー」「ブックマーク」「重要ブックマーク」「フィード」「ギャラリー」「イベント」「関連コミュニティー」「ハイライト」
せっかくなので、初期に表示されていないアプリをすべて追加してみます。
追加すると、各機能の説明が書かれているものがありますので、画像でご紹介します。
ちょっと理解できないものもありますが、それぞれに機能があります。
これらのアプリケーションを利用して、コミュニティー(プロジェクト)を推進していくというものです。
例えば「ファイル」では同一名称のファイルは版管理が行われたり、「ファイル」に保存されたファイルを以下のように「フォーラム」に読み込んだりするなど有効利用が可能となります。
打合せ予定などを「イベント」で管理・共有したり、ちょっとした思い付きを「アイデア・ブログ」に書き留めておくなど、さまざまな用途が考えられます。
ちなみに上記作業を行ったのちの初期画面は以下のようになっております。
的確に表示されていますね。
さておおまかに機能について触れましたが、ひとつ大事な機能について書いていません。
Activity Plus
という機能になりますが、要はタスク管理です。
こちらについては、次回にでも触れたいと思います。