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2024年9月5日木曜日

#HEI テキストファイルと接続する手順

 In this article, I will show you how to transfer Domino Leap data to a text file using HEI(HCL Enterprize Integrator).

Our goal is to create a flow in which BI automatically reads this text data and displays the results of the analysis.

★みなさま、こんにちは。

すいません、かなり久しぶりの投稿になります。
ということでまずは告知から・・・


【DominoHub2024 OSAKA】

https://www.dominohub.net/

テーマは、「IMMERSIVE EXPERIENCE」~最新DOMINOの没入型体験~

さまざまな「体験」を準備してお待ちしております。

日程:9月19日(木)
会場:プレミアホテル-CABIN PRESIDENT-大阪



【ノーツ・しこく・フェスタ2024】

~ノーツコンソーシアム ユーザー情報交換会/第2.5回大阪研究会 併催~

https://www.notescons.gr.jp/home.nsf/event.xsp?action=openDocument&documentId=1E9288F0AFE4F7D849258B32001FBC40

テーマ:生成AIや最新テクノロジーとの関わり
開催日時:2024年10月25日(金曜日) 10:30 - 16:45
開催会場:史跡高松城跡 玉藻公園内にあります「披雲閣」蘇鉄の間

ようやくアジェンダ(予定)が決まりました。
こちらも非日常的な会場で、みなさまの貴重な体験となることと準備を進めております。
ぜひこの機会にうどん県高松へお越しください。



さて今回はHEI (HCL Enterprize Integrator)で、Domino #Leap のデータをテキストファイルに落としたいという案件が発生しました。

そのテキストファイルをBIに吸い上げて、分析することが目的になります。

REST APIでもできそうなのですが、一旦は簡単と思われるこの手順を試しました。


【テキストファイルの定義は?】

そこでまず躓いたのが、テキストファイルの定義です。
どのような項目がテキストファイルにあるかの定義が必要になります。

いろいろと調べたのですがわかりませんでした。
なんとなくJSONのスキーマファイルのようなものがあるのではと推測し、今回もサポートへ依頼しました。

ほどなく回答があり、HEIではzidファイルというものを利用して、定義を設定することが判明しました。

zidファイルの作成方法は、テキストエディタを利用して「.zid」の拡張子のファイルを作成します。

zidファイルの形式例は、

---------------------------

ID: TYPE TEXT UNTIL ","

NAME: TYPE TEXT UNTIL ","

ADDR: TYPE TEXT

---------------------------

との事です。


【zidファイルの設定場所】

Connection文書後半の[Field Specifications]タブ内の以下へパスを指定します。
最初の"@"が必須ですので、忘れないようにしましょう。


拡大すると、こんな感じです。

この状態で、上部の[Test Connectivity]をクリックします。
正しく設定できていましたら、以下のような成功画面が表示されます。



【Domino LeapへのConnection】

参考までにDomino LeapへのConnection文書ですが、一般的なDominoアプリケーションと同一になります。
LeapはそもそもDominoのDataディレクトリ内にある*.nsfファイルですので、当たり前ですね。

強いて言うなら、ファイル名を自分で指定できないところくらいでしょうか。

[Selection Options]タブで利用するフィールドが選択できますので、Domino Leapで設定したフィールド名を選択します。
手間はかかりますが、ひとつずつ丁寧にフィールド名を設定しておくと楽ですね。



【Activity文書の作成】

送り側、受け側のConnection文書が完成すれば、あとはActivity文書で繋ぐだけです。


完成したらActivityを実行してみましょう。
指定した場所に、指定した項目内容のテキストファイルが出来上がれば完成です。


【追伸】

今回、Activityは[Direct Transfer]を利用しましたが、本当は[Replication]で作ろうと考えていました。
しかしながらReplicationではエラーが出たり、Activityが終了しなかったりとうまくできませんでした。

こちらもサポートに問い合わせたところ、サポート側でも同じような現象が発生することが確認されました。

開発チームで調査頂いた結果、
「テキスト接続をレプリケーション アクティビティ (テキスト コネクタとレプリケーション アクティビティの組み合わせ) で使用する場合、何らかの制限があることが確認されました。」
との一時回答があり、Direct Transferで進めるよう指示を頂きました。

本件については、開発チームでケースを登録し、解決に向けて検討頂けることとなりました。



以上で今回の弊社案件は無事クリアとなりました。
これにより、夜間バッチとしてHEIがDomino Leapのデータをテキストファイルとして指定場所に保管します。
このファイルをBI側が定時タスクとして読み込んで、最新の分析結果を表示してくれるという流れが完成します。

手を掛けずに、勝手に処理してくれるのはいいですね。

この先はBI側をもう少し勉強して、REST APIでの接続なども試してみたいと思います。

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