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2016年9月12日月曜日

【第2回】ノーツアプリ作成~フォームの作成~

皆様、こんにちは!!
9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
土曜に芦屋浜に出かけましたが、しっかり日焼けしてしまいました(汗


さて前回はアプリケーションそのものの作成までを行いましたが、今回は主要な設計要素のひとつである【フォーム】を作成します。

デザイナー画面の左メニューで【フォーム】をダブルクリックしてください。
下記のような画面が表示されます。


上部の【新規作成】ボタンをクリックすると、新規フォームのダイアログが表示されます。


アプリケーションには【名刺管理:meisi.nsf】と表示されておりますので、そのままにしておきます。

名前・別名・コメントは特に自由なのですが、今回は

名前に「メインフォーム」
別名に「mainForm」

と入力し、【OK】します。

別名は必須項目ではありませんが、後から式で指定する場合や、先々にフォーム差し替えたい場合(※)などで利用できますので、できれば指定することをお勧めします。
またフォーム名を例えば「名刺フォーム」というような個別を識別できるような分かりやすい名称にせず、一般的な名称にしたのにも理由があります。
今回は一つ目のアプリケーションとして作成していますが、例えば次に作成するアプリのフォームも同じ名称にします。
すると、今後作成する新規作成ボタンが同じ設計で動くようになります。
実際にはデザイナー内でコピー&ペーストすることで利用可能になります。
このようにひとつのアプリで作成した設計要素は他のアプリで簡単に再利用できるのもノーツの特徴になります。
ちょっとしたコツですが、今後たくさんのアプリを作成していくことになった場合に便利なTipsですので、ぜひ覚えておいてください。

さて本題ですが、【メインフォーム-フォーム】という新しいタブが開き、フォーム作成画面が表示されました。


まずはフォームの中身を分かりやすくするように、「名刺管理」と入力します。
前後に改行を入れておりますが、こちらは見栄えだけになりますので、特に設計に影響はありません。

また名刺管理の文字を選択し、上部のツールバーや【文字】メニューで色やサイズ、デザインもご自由に選んでください。
今回は青の18ptとしています。


次に表を作成します。
ノーツのフォームでは、表を用いてレイアウトを調整することが多くなります。
今回は、1列目に項目名を、2列目にデータを配置しますので、表を使うことで、2列目の位置を一定にし、見やすくすることができます。

上部【作成】メニューから【表】をクリックすると、下記のような表の作成ダイアログが表示されます。
【第0回】の表をフォームにしますので、2列17行の表を挿入します。


表の幅もいずれを選択していただいても見た目の違いのみになりますが、今回は【マージンにあわせる】を選択しました。
表の種類についてもいくつかありますが、デフォルトで選択されている「基本的な表」のままで【OK】します。

下記のようにフォーム内に指定した行列数の表が作成されました。


それでは一度、ノーツクライアントでフォームをプリビューしてみます。
【設計】メニューから【IBM Notes でプリビュー】をクリックしてください。


フォームの保存ダイアログが表示されますので、【はい】をクリックすると、ノーツクライアントでプリビュー表示されます。


以上、今回はフォームの作成と文字入力や表の挿入について記載致しました。

次回は今回の表にフィールドを作成して参ります。

※フォームの差し替えとは
今回作成したフォームを全く別のフォームにしたいような場合、フォームそのものを差し替えると今後設定するさまざまな要素すべてを検証し、書き換える必要があります。
しかし、別名を指定することで、新たに作成したフォームの別名を今回の「mainForm」とし、現在のフォームの別名を「oldForm」等に変更することで、その他の設計要素の変更を行うことなく、フォームの差し替えを行うことができます。

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