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2017年4月24日月曜日

VDI環境でのNotes構築について

みなさま、こんにちは!!

今回は、以前テクてく大阪でお話したような記憶もあるのですが、弊社内での仮想デスクトップ環境でのIBM Notesのインストールについて、ご紹介させて頂きます。

弊社が採用したのはVMware社 Horizon@6になります。
当初はE社の採用で動いていたのですが、ESXiの躯体をI社で採用が決定しており、I社がE社システムはサポート外との事でしたので、Horizon@6になったという経緯があります。

仮想デスクトップ環境の構築方法もいくつかありますが、弊社ではひとつのパターン(プールと呼ばれる、Cドライブ部分)を固定し、必要台数の仮想クライアントを展開するリンククローンと呼ばれる方式を採用しました。

個人のスペースは「移動プロファイル」という方式を使用し、サーバー内に各自のフォルダがあり、マイドキュメントやデスクトップ等、いわゆるC:\ユーザー\●●●の●●●部分をログオンスクリプトで割り当てています。
またディスクスペースについても、サーバー内に個別フォルダを準備し、Uドライブを割り当てて使用しています。

メリットとしては、プールの元となるテンプレートのメンテナンス(例えばWindows Updateなど)を実施したものを、全端末に適用できる点、及びCドライブ部分は共有されるため、ストレージサイズが少なくて済むという点があります。
デメリットとしては、メンテナンスを適用する度にCドライブがベースとなるプールのイメージになってしまうため、例えばウィンドウズやIEの設定関連でCドライブ内に保管されるものは、毎回リセットされてしまいます。
もちろんユーザーがインストールしたものも、Cドライブ(レジストリ含む)がリセットされるため、使えなくなります。
もっともこの点も端末管理という観点からはプラス要素であり、恥ずかしながら1台ランサムウェアに感染したのですが、即時ネットワークから隔離し、その端末だけを更新することで個人の端末設定は復旧。サーバーのファイル群もバックアップからのリストアでほとんど被害なく解消できました。

VMware様のプールに関しては、こちらが分かり易いかと思います。

さて本題のノーツのインストール手順です。

まずアプリケーションはテンプレート側のCドライブ内にインストールします。
この状態で仮想クライアントをデプロイします。
そこで問題になるのが、notes.iniの場所となります。
デフォルトではCドライブ配下に配置されるため、更新時にプールと同じnotes.iniにすべて戻されてしまいます。
これではIDファイルとの相関も外れ、使い物になりません。

そこでnotes.iniを先のUドライブ内にNotes(弊社の環境ではU:\Program Files\IBM\Notes)フォルダを作成し、その中のDataフォルダ内に初期のnotes.iniを保存します。
これにより、更新時もnotes.iniには一切変更は加えられません。

次にアプリケーションのショートカットのプロパティを変更します。
デスクトップにできたIBM Notesのショートカットを右クリックし、プロパティを開きます。

リンク先
“C:\Program Files\IBM\Notes\notes.exe” “=U:\Program Files\IBM\Notes\notes.ini”

作業フォルダー
“U:\Program Files\IBM\Notes\framework\”

に書き換えます。

これにより、notes.iniはUドライブ配下のものを利用してくれるようになります。

以降は一般的なノーツクライアントの立ち上げで完了します。

なお弊社の失敗事例として、VDI環境下ではノーツの「共有ログイン」機能は使用できません。
IBM様サイトには、
共有ログインを有効にすると ID も変更されるため、共有ログイン機能を有効にしたコンピュータ上でしか使用できません。
このような仕様になっているのは、コンピュータごとの Windowsセキュリティインフラストラクチャに依存した機能であるためです。」

という記述があります。
つまり仮想デスクトップ環境を更新すると、与えられるCドライブはまったく別のものと判断されるため、IDファイルが従来と異なる端末からアクセスされたと判断してしまいます。

以上、たいへん長くなりましたが、弊社仮想デスクトップ環境におけるIBM Notesのインストール手順について説明させて頂きました。

2017年4月17日月曜日

検証・・・文書のロックについて

皆様、こんにちは!
神戸は先ほどから雨が降り始めました。おそらくサクラも散ってしまうことでしょう。
個人的には土曜日に造幣局の通り抜けに行けましたので、結構満足してます!

それはそうと、先週からノーツコンソーシアムのさまざまな研究会がスタートしています。
私が参加しているのは、【ザ・ノーツ研究会】と【大阪研究会】です。
研究会の詳細は省略させて頂きますが、会員外の方でも見学できるかと思いますので、ご興味ある研究会ございましたら、事務局までお問い合わせください。

さて本日は以前から個人的に疑問であった「文書のロック」について、少し検証してみましたので報告させて頂きます。

「文書のロック」は、データベースのプロパティで設定可能な項目で、複数人で使用するようなデータベースで、ひとりが使用していると排他処理されるという機能になります。

 

ノーツクライアントですと、他の方が編集モードで開いていると以下のようなダイアログが表示され、編集モードに移ることができません。


私の疑問であったのは、ブラウザとノーツクライアントでどのような挙動をするのかという点になります。

それでは実際のテストです。
先日「既存アプリの最短Xpages化」でご紹介しました日報アプリに少し手を加え、ビューから文書を開いた際に

ターゲット文書:文書の編集

とし、フォームに「保存」ボタンを配置したものを使用致します。

テストの前に、それぞれロックされていない状態での編集に問題ないことは確認しました。


テスト1:ノーツクライアントで「編集モード」で開いた文書をブラウザの編集モードで開くことができるか。


結論は開くことができました。


テスト2:テスト1でノーツクライアントで編集保存後、ブラウザで編集保存するとどうなるか。


見事、【競合文書】になりました。



テスト3:逆にブラウザで編集保存後、ノーツクライアントで編集保存するとどうなるか。


こちらはブラウザで保存しようとすると、下記のようなエラーが表示されました。


もちろんノーツクライアント側のロックを解除すると、問題なく保存することができました。

テスト4:ブラウザで編集モードで開いた文書をノーツクライアントで開くことができるか。


こちらも開くことはできました。


テスト5:テスト4でノーツクライアントで編集保存後、ブラウザで編集保存するとどうなるか。


テスト2同様、【競合文書】ができました。


テスト6:逆にブラウザで編集保存後、ノーツクライアントで編集保存するとどうなるか。


こちらは先と違い、【競合文書】ができました。


だらだらと書きましたが、まとめると

●いずれも同時に編集モードで開くことは可能である。

●ノーツクライアントが先にロックした場合
  ・ノーツクライアントが先に保存 ⇒ 競合文書ができる
  ・ブラウザが先に保存 ⇒ 予期しないエラーが出る

●ブラウザが先にロックした場合
  ・ノーツクライアントが先に保存 ⇒ 競合文書ができる
  ・ブラウザが先に保存 ⇒ 競合文書ができる

となります。

結論だけ見ると、想像した通りの結果ではないかと感じました。
個人的には編集モードに入る手前で止まってくれると嬉しかったのですが、そう甘くはないようです。
但し、条件がはっきりしましたので、ノーツクライアントとブラウザ両方でアクセスするようなアプリケーションを稼動させる場合のヒントにはなったかと思います。

なお文書ロックに関しては、日本IBM様サイトにて【Lotus Notes/Domino 文書ロックの仕組みFAQ】として詳しく紹介されておりますので、参考になさってください。
どういう理由か検証していませんが、ロックが解除されないという事例がありました。
その際の対処方などもこちらに記載されております。


またXpagesでの設定事例については、IBMチャンピオンである御代様のブログでも、【XPagesで文書のロックをやってみよう!】にて紹介がございますので、こちらもご覧ください。

最後までお付き合い、ありがとうございました。

2017年4月10日月曜日

ツールのご紹介【New Work Friend】

こんにちは!!
神戸のサクラは昨日・一昨日で満開になりました。
個人的に花見には行けてませんが・・・、通勤途中で少しだけ和まして頂いてます。
そろそろ雨が降り始めるのか、強めの風が吹いてます。
さすがに来週末は持たないですね(泣

さて本日は弊社で古くから使用しておりますNew Workfriend というツールについて、ご紹介させて頂きます。

詳細は上記販社様のサイトを見ていただければある程度理解できるかと思いますが、さまざまなデータベースからMicrosoft Excel や IBM Notesとデータの送受信が可能なツールになります。

弊社ではノーツサーバーにインストールし、IBM iSeriesから主にマスタデータを日々同期するような使い方を行っております。
もっともNotesに精通されている方でしたら、わざわざこのようなツールを使用する必要もないのですが、そもそも所有していた古いライセンスがありましたので、有効利用しているというものです。

それでは具体的な画面をご紹介します。

New Workfriendをインストールすると、アクションメニュー内に新たなコマンドが追加されます。


こちらでデータのアップロードやダウンロード、定義設計、スケジュールの設定等が行えます。

今回はスケジュールについては無視して、iSeriesからのデータダウンロードを作成してみますので、「定義設計」を行います。
下記のような画面が表示されますので、「照会」メニューから「新しく照会定義を作成」を選択し、「次」をクリックします。


続いてNotes データベース設定画面が表示されますので、データベースの場所や名前、ファイル名と、登録形式(置換や追加etc)を選択し、「次」をクリックします。


アクセスのクエリのような画面が表示されますので、ダウンロードするテーブルや項目、置換する場合はキーの設定を行います。


「実行」をクリックするとタイミングを聞かれますので、「即時実行」を選択し、「実行」します。


データがダウンロードされると、設定画面に戻りますので、定義を保存しておきます。


アプリケーションを開いた初期画面です。


アプリケーションについてを閉じると、無題のビューで一覧が表示されます。


このままですと、デフォルトフォームが設定されておりませんので、文書を開くことはできず、アラートが表示されます。


あとはこちらのアプリケーションのフォームやビュー等を整備すれば、iSeriesと連携したデータが取得できます。

こちらのマスタ等を他のアプリケーションからLookupして、弊社では活用しております。


なおこのツールでiSeries側に追加・更新することも可能です。
Notes側で追加や修正した内容をiSeriesにアップロードするということです。

これにより、NotesをフロントとしたiSeriesの利用も可能になります。

今回はNotesについてのみ記載しましたが、Excelでも基本的な操作は同じです。

1ライセンスあれば、結構有効に利用できるツールですので、ご興味ありましたら販社様にご相談ください。

もちろん弊社環境をデモすることも可能ですので、タイミングが合えばご相談ください。


2017年4月3日月曜日

アプリケーション管理アプリのご紹介

みなさま、こんにちは!!
始まりましたね、新年度。
関東はソメイヨシノ満開とか聞きますが、関西は少し遅れそうです。
その分、長く楽しめるといいのですが。

さて以前、ノーツコンソーシアムのユーザー情報交換会にて、【ノーツお困りごと相談】という企画がございました。
その際に弊社から提示した内容のひとつに、「データベースの削除ルールについて」というものを出させて頂きました。要は長期間使用されていないアプリケーションを洗い出し、整理することを目的としています。

その際に頂いた回答として、「catalog.nsfで使用頻度をチェックする」というものを頂いたのですが、どうしてもcatalog.nsfにはすべてのアプリケーションが含まれており、少し不自由を感じておりました。
そんな中、ノーツコンソーシアム大阪研究会にて、H様よりcatalog.nsfを参照するアプリケーションを作成し、情報を整理しているというヒントを頂きました。

そのヒントを元に、弊社では稼動しているアプリケーションの一覧を収集し、管理を開始しました。

本日はそちらを紹介させて頂きます。

まずcatalog.nsfでどのような項目が管理されているのか見てみましょう。
catalog.nsfの文書を開いてみると、下記のような項目が保管されていることがわかります。


実際に、この中から必要と思われる項目をピックアップしておきます。

続いてcatalog.nsfをデザイナーで開きます。
フォームで【Main】を開くと、各項目のフィールド名が取得できますので、先にピックアップした項目のフィールドを控えておきます。

それでは別のアプリケーションから参照するためのビューをcatalog.nsfに追加します。

【新規ビュー】をクリックし、以下プロパティを設定して【OK】してください。

ビュー名: 参照用(特に指定ではありません)
別名: ref (こちらは後で参照しますので、指定させてください)

続いてビューの列の設定です。
1列目には参照するためのキーが必要ですので、重複のないPathname(アプリケーションのファイル名)を使うことにします。必ずソートの設定を行っておいてください。

以降の列は特に先にピックアップしたフィールドをどんどん加えてください。
参考までに弊社では、

Title・・・アプリケーションのタイトル
DbSize・・・アプリケーションのサイズ
DbCreationDate・・・アプリケーションの作成日
DbModifiedDate・・・アプリケーションの最終更新日
DbNumDocuments・・・文書数
DbNumDesignDocuments・・・設計文書の数
DbTemplateName・・・設計テンプレート名
DbInheritTemplateName・・・テンプレートから設計を引き継ぐ
DbDesignModified・・・設計の最終更新日時
@If(DbFullTextIndexed="0";"未";"作成")・・・アプリケーションの全文索引
DbBytesIndexed・・・全文索引のバイト数
DbLastFTIndexed・・・全文索引の最終更新
@Name([CN];ManagerList)・・・管理者
@Name([CN];DesignerList)・・・設計者
@Name([CN];EditorList)・・・編集者
@Name([CN];AuthorList)・・・作成者
@Name([CN];ReaderList)・・・読者
@Name([CN];DepositorList)・・・投稿者
@Name([CN];NoAccessList)・・・なし
@Text(DbActSummDisp)+(" - 過去24時間の使用数":" - 過去24時間の読み込み数":" - 過去24時間の書き込み数":
" - 先週の使用数":" - 先週の読み込み数":" - 先週の書き込み数":
" - 先月の使用数":" - 先月の読み込み数":" - 先月の書き込み数":
" - 報告間隔の日数":" - 報告間隔の使用数":" - 報告間隔の読み込み数":
" - 報告間隔の書き込み数")・・・アプリケーションの使用状況の概要

を加えています。
列数がわかりやすいように、ビュー列のタイトルを列数にしています。


それでは実際のアプリケーションを作成します。
アプリケーションの新規作成を行います。名前等はお任せ致します。
続いてフォームを作成します。
こちらも名称はお任せ致します。

フォームのプロパティで、【フィールドを自動更新】にチェックします。


続いてフィールドを配置しますが、先頭に
Pathname・・・アプリケーションのファイル名
を配置してください。
こちらにファイルパスを手入力することになります。

以降はピックアップしたフィールドを配置します。


各フィールドの参照式ですが、

@If(Pathname="";"";@DbLookup("NOTES":"nocache";"サーバー名":"catalog.nsf";"ref";Pathname;2))

となります。
サーバー名はcatalog.nsfのあるサーバー名に書き換えてください。
最後の数字は先にcatalog.nsfに作成したrefビューの列番号になります。
つまり弊社でピックアップした先の項目を順番に列に加えているとすると、

Title・・・2
DbSize・・・3
DbCreationDate・・・4

となります。

なお弊社では以下項目を手入力できるように加えています。
使用用途(テキスト/編集可能)
利用者(名前/編集可能)・・・[宛先]ダイアログから選択
アプリケーションリンク(リッチテキスト)

弊社ではDesktop情報を配信せず、各自で必要に応じて修正させております。
そのため、部署ごとに利用するべきアプリケーションがわかりやすいように【利用者】として部署グループ(一部個人)を選択してあります。
またどのような用途で使用するかを【使用用途】に記載しておくことで、新入社員にも分かりやすいよう工夫してあります。
またいちいち【ファイル】-【アプリケーション】-【開く】からワークスペースへ追加することも手間ですので、【アプリケーションリンク】を配置し、ワンクリックで追加できるようにしてあります。

あとは必要と思われるビューを作成(弊社では、ファイル名順・最終更新日順・部署別の3種類のビューを作成しています。



ビューのアクションの【新規作成】と【更新】は設計者以外には非表示(ロールにて制御)としてあります。

!(@UserRoles="[ロール名]")

また【更新】ですが、一度登録された文書の計算式が自動で最新状態にならないため、ビュー上でクリックすることで全文書が更新されるよう下記の式を設定してあります。

@Command([ToolsRefreshAllDocs])

以上で大まかな設計は完了ですので、文書としてアプリケーションの情報を追加して、適宜確認を行うというものです。
catalog.nsfとの大きな違いは、管理すべきアプリケーションのみを表示できるという点です。

なおご希望されるかたがいらっしゃるか不明ですが、弊社で使用しているものに少し手を加えたものをダウンロードできるようにしておりますので、ご興味ございましたらご使用ください。
設計も公開しておりますが、素人が作ったものと割り切ってご覧ください。

以上、何かのヒントになれば幸いです。

2017年3月27日月曜日

既存アプリの最短Xpages化

みなさま、こんにちは!!
いよいよ年度末ですね。金曜は棚卸や決算関係のお仕事が待ち受けています(汗
まあ、もうひとふんばりというところでしょうか。

さて今回は「アプリをWEB化したい」とか、「Xpagesを使ってみたいが・・・」という方が結構いらっしゃると伺っておりますので、まずは既存アプリをできるだけ簡単にWEB化するという点にターゲットを絞って、掲載致します。
どうしても既存のNotesで動いているそのままをXpagesを使って再現するとなるとハードルが上がってしまいます。特にアクションをどう実現するかなど・・・。
弊社ではまずはブラウザで見ることができるようにするというポイントでWEB化を進めております。(今後予定されるポータル導入時に、表示できるようにしたいため)

さて元となるアプリですが、先日公開させて頂きました簡易日報を使用致します。
こちらに日付順のビューと実際のフォームのふたつについて、Xpagesを使用しWEB化致します。
もちろん皆様の環境でご使用のアプリに追加頂いても構いませんが、各内容については読み替えて設定してください。
※既に本番環境で稼動開始しておりますので、画面上では「日報(report.ntf)」というアプリを使用致します。
※なお、xpagesを作成する際の[アプリケーション構成] - [Xspプロパティ]については、
【第3回】タイムレコーダーアプリ作成~XPages作成の準備とトップページの作成~
をご参照ください。


それではまずはビューのページを作成します。
[新規XPage]のボタンをクリックし、ページを作成します。

名前: m_byDate
データソースをページに追加にチェック
データソース:Domino ビュー
ビュー:1.一覧\1.日付順 - byDate


とし、[OK]をクリックします。

すると、右側にデータタブが追加された状態で、新規ページが開きます。


続いて[コントロールの選択]ダイアログボックス(使用可能)の状態で、データソース内の全てを選択し、新規ページにドラッグ&ドロップします。


データバインドコントロールの選択が表示されますので、「Gj」「激」「Li」のチェックを外し、[OK]をクリックします。


すると、下記のようにビューが埋め込まれます。

それでは一度、ブラウザでプリビューしてみましょう。
※テストで1レコードだけ登録しております。
下記のように表示されました。



次にフォームのページを作成します。
[新規Xpage]をクリックし、下記のように設定します。

名前: m_mainForm
データソースをページに追加にチェック
データソース:Domino 文書
フォーム:メインフォーム - main
フォーム検証の実行: 文書ロード時


開いたページに[コアコントロール]からボタンをひとつドラッグ&ドロップします。
プロパティでは

ラベル: 戻る

とし、イベントで onclick 時のアクションを追加します。

カテゴリ: 基本
アクション: ページを開く
開くページの名前: m_byDate


続いてフォームに表示するコントロールをデータタブから追加します。
ビューと同じように一旦全てのコントロールを選択し、ページ上にドラッグ&ドロップします。

Good comment以下のコントロールのチェックを外し、[OK]します。


下記のように、コントロールが配置されました。


それではこちらもプリビューしてみましょう。


無事、表示されました。

それではもう一度 m_byDate を開きます。
ビューの列「日付」をクリックし、選択してください。

プロパティの[表示]タブにある[列の値をリンクとして表示する]にチェックします。


続いてイベントで[アクションの追加]をクリックします。
設定は、

カテゴリ: 基本
アクション: ページを開く
開くページの名前: m_mainForm
ターゲット文書: 文書を開く


以上で一旦Xpageを保存して閉じます。

次にブラウザからデータベース起動時にm_byDateが開くように設定します。

[アプリケーション構成]の[アプリケーションのプロパティ]を開き、[起動]タブに移動します。
Web ブラウザの起動で

起動: 指定した XPage を開く
XPage: m_byDate

とし、[アプリケーションのプロパティ]を保存して閉じます。

それではせっかくですので、ブラウザにアドレスを入れて開いてみましょう。

弊社の環境では、サーバーのDataフォルダ内の[DB]フォルダ内に[report_2017.nsf]というファイルを使用してありますので、下記URLでアクセスします。

http://サーバー名/DB/report_2017.nsf

※ACLの設定により、ユーザー名とパスワードが要求されますので、ノーツクライアントにログイン可能なユーザー名とパスワードでアクセスしてください。
注)インターネットパスワードが設定されている必要があります。
アクセスすると、下記のように表示されます。



リンクとなっている[日付]をクリックすると、対象文書がm_mainFormで開きます。


[戻る]ボタンで m_byDate が開くことをご確認ください。


実運用をするには、デザイン・見た目をもっと変更する必要がありますが、今回の目的はいかに簡単に既存アプリをWEB化するかを目的としておりますので、以上とさせて頂きます。

ここまでの内容でしたら、少しNotesを触ったことがある方でしたら、何のストレスもなくWEB化できるはずです。

ぜひ、いきなり最終形を目指すのではなく、まずはWEB画面で表示できるまでからスタートしてみてください。

2017年3月21日火曜日

簡易日報(設計非公開)版の配布

みなさま、こんにちは!!

先日も書きましたが、年度末にいろいろと予算がつき、まさに右往左往の状態です。
昨日は本社内のアクセスポイントの総入れ替えを実施しました。
せっかくですので、お客様用のSSIDも準備致しましたので、弊社に来られる際はお問い合わせください。

ちなみに明日は販売管理システムの手直しとBIツールの定義納品・確認が待ってます。

木曜は支店のアクセスポイント切り替え。
終了後はノーツコンソーシアム 大阪研究会の「悪巧みの会」と称された前準備の打ち合わせで京都に向かいます。

ということで・・・
ネタ切れです(大汗

いくつか社内で実施したいテーマはあるのですが、手を付けることすらできず、もちろん当記事にもなりません。

ということで・・・
前々回に林様のテクてく講義を適用したデータベースをご紹介しましたが、本日は設計非公開になりますが、ダウンロードを準備致しましたのでご案内させて頂きます。

こちらよりダウンロードしてください。

もちろんこのままでは得意先のダイアログ設定ができませんので、まったく使い物にはなりません。

ご希望の方へは、設計公開版のテンプレートもお譲りさせて頂くことは可能です。
再配布以外、ご自由に使って頂いて結構です。

また揚げ足を取っていただいて、「こうすれば」などご指導頂けましたら、それ以上にありがたいことはございません。

あくまで初歩レベルのデーベース(あえてアプリケーションとは言いません)とご判断ください。

なお社内で設計が組み替えられないような企業様については、可能な範囲でお手伝いさせて頂きます。
お代は必要ありませんが、内容に限界があることと、日程に猶予を頂けることのみご了解ください。

もちろん専門の方に、修正を依頼頂いても構いません。


以上、自分のレベルの低さを露呈するような内容となってしまいますが、素人の作品程度ということでご容赦ください。

2017年3月13日月曜日

【第8回】タイムレコーダーアプリ作成~テンプレート化~

みなさま、こんにちは!!
年度末が近づいて参りましたね。
弊社では今年、少し予算が頂けましたので、念願のアレの更新と、ソレの新規導入の真っ最中です。
・・・すいません、いい加減な書き方ですね(汗
ゴールデンウィークに什器の入れ替えを予定しているのですが、物品のみ年度内予算で購入することになり、まさに今日から会社の倉庫に搬入が開始されました。
予定より早く本日分が完了したため、なんとか当記事を公開することができました。

さて前々回まででアプリケーションとしては(見た目をのぞいて)仕上がりました。
このまま利用してもいいのですが、弊社では年度ごとにデータベースを作ろうということになりましたので、テンプレート化しております。
また前回にも書きましたが、現状ですと推測しやすいデータベース名であり、加えてanonymousに作成者権限を与えているため、ほんの少しリスクを減らす効果も考慮しております。

それではデザイナー左メニューにあるタイムレコーダーを右クリックし、【アプリケーション】→【コピー】をクリックしてください。


アプリケーションのコピーダイアログが開きますので、

サーバー:貴社サーバー
ファイル名:time-recorder.ntf
アプリケーションの設計のみを選択

以上でOKします。


続いてデータベースのプロパティを開き、左から4番目の設計タブに移動します。

中央少し下の
マスターテンプレートのデータベースにチェックし、テンプレート名を記述します。
今回は「タイムレコーダー」としました。
※日本語も可能ですが、他のテンプレートとの重複に注意ください。


以上でテンプレートができました。

試しに新規アプリケーションの作成を行うと、以下のようにサーバー内のテンプレートとして選択可能になります。


あとはファイル名を乱数にするなどすれば、外部からのアクセスは非常に困難になるというものです。


本アプリケーションは本来のノーツIDを利用せずに運用しておりますので、最善の方法とは言えないと思いますが、XPagesでひとつ作り上げるということに主眼を置いて公開させていただきました。
もっともIDを使用すれば、xpagesの画面には時間表示と「出社」「退社」のボタンだけの表示で済むのですが、退社時はともかく、出社時にパソコン起動するまで打刻できないということがいいのか悪いのか・・・ということで。

ぜひ皆様もいきなり難しいことからスタートするのではなく、XPagesで動くものが作れるという感覚を経験頂ければ幸いです。

さて次回はどうしたものか・・・。

2017年3月6日月曜日

実践!! Cool で使いやすい Notes アプリデザイン講座

みなさま、こんにちは!!
先週金曜は、AMにユーザー情報交換会、PMには総会からNotes Festa + 懇親会といつもながら非常に濃いイベントに参加させて頂きました。

ユーザー情報交換会では、昨年に続き、【ノーツ お困りごと相談】ということでの報告を頂き、特に関心の高かった【検索】に関する講義も行って頂き、得るものが多いイベントとなりました。
Festaでは、先日の IBM Connect 2017 のフィードバック(1週間でここまでまとめていただき、ありがとうございました!!)があり、今年も熱い1年になりそうと感じた次第です。
最後には感謝状まで頂く次第。本来は弊社であり、また私自身がコンソに対して感謝すべきなのですが・・・。
本当にありがとうございました。
これら資料等については、一部については、会員限定サイトでの公開になるかもしれませんが、可能なものはオープンで閲覧できるようになるかもしれませんので、しばらくお待ちください。

次回は7月にユーザー情報交換会を秋田のT様で行う予定との事。
早速ダメもとで今朝ほど上層に相談しました。

私:また7月にユーザー情報交換会があるのですが、参加していいですか?ちょっと遠いんですけど。
上司:もちろん行ってきてください。
私:秋田なんですけど。
上司:とおっ。まあ、いいや。

という具合です。
今から楽しみです~。

さて本来ですと、今回はタイムレコーダーのテンプレート化を予定していたのですが、先に報告したい事項が発生しましたので、テンプレート化は次回とさせてください。

2月17日に東京にて開催されました【テクてく Lotus 技術者夜会】にて、林様より

もう Notes だからとは言わせない!!
Cool で使いやすい Notes アプリデザイン講座

をリモートで受講させて頂きました。
リモートとかいいつつ、林様が大阪で借りていただいたコワーキングスペースに押しかけ、実際にはこのセッションは現場で聞かせて頂くという幸せものです。

さてセッションの内容ですが、IBM Notes のデザインをいかにCoolに見せるかという非常に興味深いものでした。

そこで・・・
弊社で4月より運用開始する日報のデザインを、思い切ってセッション内容に準じたものにしてみました。

セッション資料は林様より Slideshare に公開頂いておりますので、こちらをご覧ください。

さて、まずはフォームのデザインです。
私のほうで作成したものは、できるだけノーツということを意識したデザインになっています。

旧デザイン


現在使用している日報デザインを踏襲し、色合いも合わせて作ってあります。

これが講義内容を適用すると・・・


とっても Cool です !!

全く内容は削っておりませんが、見た目がスマートになり、利用者の視線・視点の負担が減らせることになるのではないでしょうか。

続いてビューです。

従来のビュー(弊社のビューはほぼこの形)はフレームセットの左にメニューとしてアウトラインを埋め込んでいました。


ノーツを使い慣れている方でしたら、おなじみですね。

さてこれに講義内容を適用すると・・・


まるで別物!!

もちろんまったく自分の力量ではないのですが、イメージが変わります。
ユーザーにも見てもらい、比較してもらいましたが、感想は・・・

今風になったのでは?

と好評でした。

特にメニュー部分をナビゲータにすることで、従来よりも使いやすくなったようです。

今後のアプリの使い方にノウハウを活かして、少しでも自分の力量に加えられるよう努力致します。


なお本講義に参加できなかった方も多数いらっしゃるかと思います。

まだ予定ですが、ノーツコンソーシアムの2017年 第1回大阪研究会で同じ内容をご講義頂ける予定ですので、ご興味ある方はぜひご参加ください。

会員外の方でも、事務局にご連絡いただけましたら、見学が可能です。
遠慮なくメールしてみてください。


2017年2月27日月曜日

【第7回】タイムレコーダーアプリ作成~仕上げ~

皆様、こんにちは!!

いよいよ今週ですね。ノーツコンソーシアム FESTA 2017
ちなみに会員である弊社は、当日午前に開催されますユーザー情報交換会にも参加させて頂きます。
皆様とお会いできることが、今から楽しみでなりません!!

さて本題に戻ります。前々回で凡そのアプリケーションの形は仕上がりました。
今回は少し手を加えて、完成させたいと思います。


まずはトップページ【m_XpIndex】です。
タイムカードアプリということですが、現時点ではカレンダーや時計表示がありません。
正しくは右下に小さくクライアントの時計表示はありますが、実際にこちらを見て、打刻することはどうかと思います。

そこで、時計表示を埋め込みたいと思います。

個人的にはJSTを利用できればと思ったのですが、「大型文字表示」はiframeに対応しておらず、結局Javascriptのサンプル例を埋め込みました。

恐れ入りますが、Javascriptのサンプルについてはご自身でお好みのものをお探しください。

それでは設置手順です。
まずはm_XpIndexの先頭のラベルと出社・退社ボタンの中央あたりに、パネルコントロールを配置します。
※特パネルは必要ありませんが、手を加える際にわかりやすいよう設置しました。



続いてパネルを選択した状態で、ソースタブに切り替えます。

<xp:panel></xp:panel>というタグがハイライトされますので、その間にJavascriptのサンプルを貼り付けます。
※一部サンプルには、<head>タグ内にもスクリプトが必要なものがございます。今回は<body>タグ内にのみ記述するものとして記載しております。詳しくはサンプルの設置方法に従ってください。

設計タブに戻り、パネルを選択し、フォントサイズや色等のプロパティを設定します。

随時、m_XpIndexをプリビューしながら確認してください。

少しバランスが悪いですが、私の設定では、下記のように表示ができました。



次にアプリケーションのアイコンを変更してみましょう。

今回は下記のような画像を準備してみました。
もちろんお好きな画像をご準備いただければ構いませんが、32x32ピクセルのJPEGもしくはPNG、GIF、BMPファイルが利用可能です。


左メニューの【リソース】内の【アイコン】をダブルクリックしてください。



このような画面が開きます。
上半分は、準備した画像ファイルを読み込む方法。
下半分は、直接アイコンファイルを32x32のマスを利用し、下記のように編集するものになります。


それでは上半分を利用し、アイコンを変更します。

【参照...】ボタンをクリックし、準備した画像ファイルを呼び出してください。


以上でアイコンが切り替わりました。

もちろんノーツクライアントのアイコンも変更されています。


レイアウトやデザインはさておき、以上でアプリケーションとしては完成です。

次回はこのアプリケーションをテンプレート化する手順を紹介させて頂きます。

そのまま使っても構わないのですが、anonymousが使用できる権限を取得しているため、ファイル名を安易に推測できないものにすることで、少しでもリスクを減らそうというという意図もあります。


・・・そろそろ次のネタを探さなければ(汗