みなさま、こんにちは!
昨日までの陽気が一転、かなり冷えて参りましたね。
神戸は今のところ小雨なのですが、どうやら東京はかなりの雪が予想されているようで、弊社の折と引き裂き様も多くが15時で営業を終了されるとの報告を頂いております。
特に明日の朝など、皆様十分にご注意ください。
さて先日のフォームに続き、今回はビューを作成して参ります。
私は基本的にフォームを作ってからビューに取り掛かることが多いのですが、どのようなビューが必要かを確認するため、必ずDesignerでフォームを開いたものを印刷します。
印刷されたものでキーとなる項目(今回ですと、所属部署や氏名・日付)にマーカーします。
またユーザーがビューに表示して欲しいだろうと思われる項目についても、別の色でマーカーしてから作り始めます。
今回のキーとしては所属部署と氏名(この2項目は基本的に対になっているかと思います)で【部署別氏名別】というビュー、日付をキーとした【日付順】ビューのふたつが適当かと思われます。
表示項目ですが、先のキー3項目を除くと、予定と活動は複数登録できるようになっているため、すべてを出すことは適当ではありません。もし出すとしても1項目目だけ等が適当かと思われます。
今回はそうではなく、「今日の反省点・所感」と「明日のやるべきこと」を表示させ、ビューからでも何かしらアクションを生みやすい設計とします。
それでは日付順ビューです。
アクションとしては、
終了・新規作成・編集・印刷・削除・転送 くらいでしょうか。
ここまでできましたら、念のため文書を登録し、表示を確認してください。
私の環境では以下のようになりました。
続いて所属部署別担当別ビューです。
以上でビューは完成です。
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、実はフォームの【所属部署】が「編集可能」フィールドのままになります。
今回、所属部署別のビューが完成しましたので、先日記載しましたDbLookupを用いるのもひとつなのですが、あまり部署変更がないことを想定し、且つ基本的にしばらく同一部署に所属することを前提と考え、所属部署についてはダイアログリストとして設計内で準備し、且つ保存時にnotes.iniに値を格納し、一度保存すれば次回以降はデフォルトで所属が登録されるようにしたいと思います。
ちなみにDbLookupを利用する場合は、ダイアログの選択で「式で選択肢を設定」として、[@DbColumn("":"NoCache";"";"bydep_name";1)]とすれば利用可能です。
それではフォームを開き、【department】を選択してください。
種類を「テキスト」から「ダイアログボックス」に変更し、選択には必要に応じて部署名を追加してください。
下記は一例です。
続いてフィールドの式に以下を設定します。
PART:=@Environment("SAR_DEP");
@If(PART!="";PART;"")
【SAR_DEP】という環境変数(notes.ini)があれば、その値を所属部署に呼び出してくるというものです。
次に【保存】ボタンを以下のように修正します。
@SetEnvironment("SAR_DEP"; department);
@Command([FileSave]);
@Command([FileCloseWindow])
環境変数【SAR_DEP】にフィールド【department】の値をセットし、保存して閉じるという形となります。
つまり日報の初回記入時には【department】フィールドはブランクですが、初回に所属を選択し、「保存」ボタンをクリックすることで、次回から所属は同じものが呼び出されることになります。
もちろん所属が変更になった場合、一度選択しなおすことで次回からは新部署が呼び出されてきます。
但し、【esc】キーを押し、保存してしまうとこちらは有効になりませんので、ご注意ください。
それでは実際に動きを見てみましょう
アプリケーションを開き、新規作成ボタンをクリックします。
初回は以下のように所属部署はブランクで表示されます。
それでは適当に入力して、以下状態で[保存]ボタンをクリックします。
続いて、再度新規作成ボタンをクリックすると、以下のように初期値として「購買部」が入力されたダイアログが表示されました。
あとはアプリケーションとしての仕上げを行うことで完成です。
ちなみに私は、ナビゲーションの作成・フレームセットの作成・起動時の設定・アイコン設定を行いました。
さて、以上でNotesクライアントですぐに使える業務日報が完成しました。
WEB化等については、今後検討を行いますが、まずはNotesの初歩アプリケーションとしてご了解ください。
なお出来上がりましたアプリはこちらよりダウンロード可能ですので、ぜひご利用ください。
※2018/03/14 ダウンロード先変更
ページビューの合計
2018年1月22日月曜日
2018年1月15日月曜日
1DBで簡潔する【業務 #日報 】part1
みなさま、こんにちは!
寒い日が続きますが、お身体大丈夫ですか?
私はと言うと、先週末から少し風邪気味でして、市販薬でごまかしておりました。
が・・・!
昨日の子供の野球で少し無理をしてしまい、どうやら本格的に風邪の症状が出始めてしまいました。
本日夕方に病院へ行って薬を頂いてきます。
さてここ最近、いろいろと思うところがあり、自分自身がノーツを使い始めた頃の苦労や喜びを思い起こしておりました。
そんな中、特に中小企業が使い始めるに当たり、すぐに使えるアプリケーションが欲しいと思ったところに行き着きました。
Notes導入当初、弊社はとあるメーカー様のNotesクライアント上で動く営業日報(nsf)を購入し、活用が始まったのですが、決して中小企業にとって安価なものではありませんでした。
そこで今回は以下のようなExcelフォーマットをNotesで展開してみましたので、紹介させて頂きます。
内容としては、前半部分に当日の業務予定を記入し、後半で活動内容を報告するというものになります。
Excelですと、全く汎用性のない日報になるかと思いますが、Notesに変換することでさまざまな恩恵を受けることが可能です。
具体的には○○別というビューにカテゴライズしたり、全文検索の機能(場合によっては、添付ファイル内も)。
早速ですが、まずはNotesのFormに表を組んでみました。
できるだけ忠実に先のExcelをForm化しただけのものになります。
列幅はマージンに合わせましたので、バランスはさすがに同一にはなりません。
このままでもいいのですが、少し縦長の表になり、且つ予定と実際とおおきくふたつに分割されておりますので、1画面に入れることを考慮して、セクションを使ってみます。
まずは今日の業務予定内容の表を選択し、[作成]-[セクション]-[標準]をクリックします。
すると、以下のように表がセクションの中に入ります。
折り畳みを開いてみると、
いい感じですね。
あとはセクションのスタイルや設定を変更し、セクション内の表の1行目が不要ですので削除しておきます。
同じように今日の活動内容もセクション内に入れてしまいます。
必要な項目を見るためには折り畳みを解除する必要がありますが、初期画面は1ページに収まりました。
なおセクションを使わずに、「タイトルバー付き表」を利用すると、以下のようにも表示させることが可能です。
こちらは表の右に _ や □ が表示されていますが、□ をクリックすることで、表示する表を切り替えることが可能です。
今回はセクションでなく、こちらの表で進めて参ります。
※折り畳んだ表ですと、もし印刷した時に・・・と思われるかもしれませんが、現時点でフォームを印刷すると、以下のように結構キレイに印刷されました。・・・時刻表示がちょっとなところは・・・。
それではフィールドですが、まずは下記一覧の通り作成致します。
以上で設計画面は以下のようになります。
※同じ項目はコピーして貼り付け、フィールド名を変更することで作業軽減可能です。
寒い日が続きますが、お身体大丈夫ですか?
私はと言うと、先週末から少し風邪気味でして、市販薬でごまかしておりました。
が・・・!
昨日の子供の野球で少し無理をしてしまい、どうやら本格的に風邪の症状が出始めてしまいました。
本日夕方に病院へ行って薬を頂いてきます。
さてここ最近、いろいろと思うところがあり、自分自身がノーツを使い始めた頃の苦労や喜びを思い起こしておりました。
そんな中、特に中小企業が使い始めるに当たり、すぐに使えるアプリケーションが欲しいと思ったところに行き着きました。
Notes導入当初、弊社はとあるメーカー様のNotesクライアント上で動く営業日報(nsf)を購入し、活用が始まったのですが、決して中小企業にとって安価なものではありませんでした。
そこで今回は以下のようなExcelフォーマットをNotesで展開してみましたので、紹介させて頂きます。
内容としては、前半部分に当日の業務予定を記入し、後半で活動内容を報告するというものになります。
Excelですと、全く汎用性のない日報になるかと思いますが、Notesに変換することでさまざまな恩恵を受けることが可能です。
具体的には○○別というビューにカテゴライズしたり、全文検索の機能(場合によっては、添付ファイル内も)。
早速ですが、まずはNotesのFormに表を組んでみました。
できるだけ忠実に先のExcelをForm化しただけのものになります。
列幅はマージンに合わせましたので、バランスはさすがに同一にはなりません。
このままでもいいのですが、少し縦長の表になり、且つ予定と実際とおおきくふたつに分割されておりますので、1画面に入れることを考慮して、セクションを使ってみます。
まずは今日の業務予定内容の表を選択し、[作成]-[セクション]-[標準]をクリックします。
すると、以下のように表がセクションの中に入ります。
折り畳みを開いてみると、
いい感じですね。
あとはセクションのスタイルや設定を変更し、セクション内の表の1行目が不要ですので削除しておきます。
同じように今日の活動内容もセクション内に入れてしまいます。
必要な項目を見るためには折り畳みを解除する必要がありますが、初期画面は1ページに収まりました。
なおセクションを使わずに、「タイトルバー付き表」を利用すると、以下のようにも表示させることが可能です。
こちらは表の右に _ や □ が表示されていますが、□ をクリックすることで、表示する表を切り替えることが可能です。
今回はセクションでなく、こちらの表で進めて参ります。
※折り畳んだ表ですと、もし印刷した時に・・・と思われるかもしれませんが、現時点でフォームを印刷すると、以下のように結構キレイに印刷されました。・・・時刻表示がちょっとなところは・・・。
それではフィールドですが、まずは下記一覧の通り作成致します。
以上で設計画面は以下のようになります。
※同じ項目はコピーして貼り付け、フィールド名を変更することで作業軽減可能です。
2018年1月9日火曜日
[ #XPages ]日付ピッカーについて
みなさま、こんにちは!
昨日投稿しようと思いつつ、寝てしまいました(汗
今回は先日の
[Form]がない!!
親文書全体を引き継いだセクションについて
に続く、ごくごく単純なトラブル報告・・・正しくは私の単純なミス・・・です。
XPagesで以下のような入力フォームを作成しておりました。
こちらをブラウザで表示すると
このように少し雰囲気が違います。
具体的には
・編集ボックス内がグレーになっている
・ピッカーボタンが表示されていない。
この編集ボックスをクリックすると、以下のような表示が現れました。
同じようなアプリケーションで以前作成したものは問題なく動いています。
たまたまフィールド名も同じであったため、編集ボックスをコピーしても変化がありません。
先日のXPagesQAに・・・とも思ったのですが、もう少し調べてからにしようとググってみると・・・それとなく「ん? と思う文字が目に付きました。
モバイルテーマを使用して、編集ボックスで [日付/時刻ピッカーポップアップを使用] オプションを選択すると、壊れた機能しない Dojo ベースの Web 日付ピッカーが Web ページに表示されました。
こちらはIBM様のサイト
IBM Domino 9.0.1 Social Edition フィーチャーパック 8 の新機能
に含まれる一文になります。
つまりモバイルテーマを使用した場合の日付ピッカーは、フィーチャーバック8で改善されているとの事です。
私の環境はFP7ですので、今回の表示がぴったり当てはまることが判明しました。
・・・すいません、FPを上げなさいというご指摘は今回はご容赦を・・・
ただ!
本来モバイル向けのサイトを作成するつもりがなかったのです。
ということは・・・
やらかしておりました。
たて続けにモバイルコントロールを使用したアプリを作っていたため、XPages用モバイルテーマを設定してしまっていたのです。
また作成したXPageの名称にもしっかりプレフィックスである"m_"が付いてるではありませんか!!
なんて単純なミスなんでしょう。
思い込みや勢いで動いていてはダメですね。反省です。
こちらを外してブラウザで表示すると、
編集ボックスは白くなり、ピッカーボタンも表示されました。
もちろんピッカーをクリックすると
正しく表示されました。
今回も私の恥をさらすだけの記事になりましたが、もし同じ境遇に遭う方がいらっしゃれば・・・いないか(汗・・・と思い、掲載させて頂きました。
もちろん最善策は・・・「最新FPを使いましょう」
最後までありがとうございました。
昨日投稿しようと思いつつ、寝てしまいました(汗
今回は先日の
[Form]がない!!
親文書全体を引き継いだセクションについて
に続く、ごくごく単純なトラブル報告・・・正しくは私の単純なミス・・・です。
XPagesで以下のような入力フォームを作成しておりました。
こちらをブラウザで表示すると
このように少し雰囲気が違います。
具体的には
・編集ボックス内がグレーになっている
・ピッカーボタンが表示されていない。
この編集ボックスをクリックすると、以下のような表示が現れました。
同じようなアプリケーションで以前作成したものは問題なく動いています。
たまたまフィールド名も同じであったため、編集ボックスをコピーしても変化がありません。
先日のXPagesQAに・・・とも思ったのですが、もう少し調べてからにしようとググってみると・・・それとなく「ん? と思う文字が目に付きました。
モバイルテーマを使用して、編集ボックスで [日付/時刻ピッカーポップアップを使用] オプションを選択すると、壊れた機能しない Dojo ベースの Web 日付ピッカーが Web ページに表示されました。
こちらはIBM様のサイト
IBM Domino 9.0.1 Social Edition フィーチャーパック 8 の新機能
に含まれる一文になります。
つまりモバイルテーマを使用した場合の日付ピッカーは、フィーチャーバック8で改善されているとの事です。
私の環境はFP7ですので、今回の表示がぴったり当てはまることが判明しました。
・・・すいません、FPを上げなさいというご指摘は今回はご容赦を・・・
ただ!
本来モバイル向けのサイトを作成するつもりがなかったのです。
ということは・・・
やらかしておりました。
たて続けにモバイルコントロールを使用したアプリを作っていたため、XPages用モバイルテーマを設定してしまっていたのです。
また作成したXPageの名称にもしっかりプレフィックスである"m_"が付いてるではありませんか!!
なんて単純なミスなんでしょう。
思い込みや勢いで動いていてはダメですね。反省です。
こちらを外してブラウザで表示すると、
編集ボックスは白くなり、ピッカーボタンも表示されました。
もちろんピッカーをクリックすると
正しく表示されました。
今回も私の恥をさらすだけの記事になりましたが、もし同じ境遇に遭う方がいらっしゃれば・・・いないか(汗・・・と思い、掲載させて頂きました。
もちろん最善策は・・・「最新FPを使いましょう」
最後までありがとうございました。
2018年1月3日水曜日
#謹賀新年
みなさま、あけましておめでとうございます。
旧年中は本当にお世話になり、ありがとうございました。
いろいろと反省することが多い年だったなぁと反省しております。
今年は少しでもお役に立てるよう努力するつもりですので、何とぞよろしくお願い致します。
さて本当は本業が始まってから年始初投稿をと考えていたのですが、入浴中にふと降りてきたことがありましたので、自らの備忘録の意味もあり投稿致します。
そもそも初投稿しようと思っていた内容は、本ブログの内容についてを考えていました。
具体的にはタイトルにもあるように「中小企業」がNotesを導入・活用し、さらに企業を発展させるために役立つことを考慮して記事を作成するという目標を掲げるつもりでした。
もちろんこの目標は外すことができないことなのですが、本日降りてきたのは、別の目標なのです。
その目標とは・・・
です。
もっとも弊社にとって少なくともNotesの競合製品が敵ではありません。
ちょうど来年後半に多くがリースアップするため、いろいろと検討するタイミングに入ります。
個別製品名になってしまいますが、Offieの買い替えも行う必要があります。
VDIもさらに発展させなければなりません。
そのようなタイミングですから、いろいろな製品を知り、弊社なりの評価を報告を行わなければなりません。その情報を公開することが弊社のような中小企業だけでなく、ユーザー企業様やパートナー企業様にとって、わずかながら価値のある内容ではないかと考えた次第です。(具体的な社名や製品名は基本的に伏せることになりますが、ご連絡頂けましたら、個別に開示させて頂きます)
実際、先月S社の製品提案を頂きましたが、弊社の判断は以下のようになります。
●コストを考慮すると、Notesにはかなわない。
●決して悪い製品ではないが、カスタマイズはあまり考慮されていない。
●他製品との連携は多少考慮されているが、基本はS社製品に纏める方向にあり、自由度は低い。
●パートナー製品がStore形式でダウンロードされ、即時利用できる機能は有効である。
●またそのパートナー製品が豊富な点は評価できる。
細かな点はもっとありますが、結果として弊社はS社製品を採用検討の候補から外すこととなりました。
しかしながら良い点も多数あるのは事実です。
この当たりはNotes/Domino Jamで議論すべき課題に繋がるのではと考えております。
いずれにしても細かな、取るに足らないような内容でも、もしかしたら必要とされる方がいらっしゃるかも知れない。役立つ方がいらっしゃるかも知れないということを意識して、継続させて頂ければと考えております。
もちろん既にご存知の方にとっては何の役にも立たないかとは思いますが、ぜひおおめに見ていただければ幸いです。
今後もよろしくお願い致します!
旧年中は本当にお世話になり、ありがとうございました。
いろいろと反省することが多い年だったなぁと反省しております。
今年は少しでもお役に立てるよう努力するつもりですので、何とぞよろしくお願い致します。
さて本当は本業が始まってから年始初投稿をと考えていたのですが、入浴中にふと降りてきたことがありましたので、自らの備忘録の意味もあり投稿致します。
そもそも初投稿しようと思っていた内容は、本ブログの内容についてを考えていました。
具体的にはタイトルにもあるように「中小企業」がNotesを導入・活用し、さらに企業を発展させるために役立つことを考慮して記事を作成するという目標を掲げるつもりでした。
もちろんこの目標は外すことができないことなのですが、本日降りてきたのは、別の目標なのです。
その目標とは・・・
敵を知り、己を知る!
です。
もっとも弊社にとって少なくともNotesの競合製品が敵ではありません。
ちょうど来年後半に多くがリースアップするため、いろいろと検討するタイミングに入ります。
個別製品名になってしまいますが、Offieの買い替えも行う必要があります。
VDIもさらに発展させなければなりません。
そのようなタイミングですから、いろいろな製品を知り、弊社なりの評価を報告を行わなければなりません。その情報を公開することが弊社のような中小企業だけでなく、ユーザー企業様やパートナー企業様にとって、わずかながら価値のある内容ではないかと考えた次第です。(具体的な社名や製品名は基本的に伏せることになりますが、ご連絡頂けましたら、個別に開示させて頂きます)
実際、先月S社の製品提案を頂きましたが、弊社の判断は以下のようになります。
●コストを考慮すると、Notesにはかなわない。
●決して悪い製品ではないが、カスタマイズはあまり考慮されていない。
●他製品との連携は多少考慮されているが、基本はS社製品に纏める方向にあり、自由度は低い。
●パートナー製品がStore形式でダウンロードされ、即時利用できる機能は有効である。
●またそのパートナー製品が豊富な点は評価できる。
細かな点はもっとありますが、結果として弊社はS社製品を採用検討の候補から外すこととなりました。
しかしながら良い点も多数あるのは事実です。
この当たりはNotes/Domino Jamで議論すべき課題に繋がるのではと考えております。
いずれにしても細かな、取るに足らないような内容でも、もしかしたら必要とされる方がいらっしゃるかも知れない。役立つ方がいらっしゃるかも知れないということを意識して、継続させて頂ければと考えております。
もちろん既にご存知の方にとっては何の役にも立たないかとは思いますが、ぜひおおめに見ていただければ幸いです。
今後もよろしくお願い致します!
2017年12月25日月曜日
親文書全体を引き継いだセクションについて
みなさま、こんにちは!
いよいよ年の瀬ですね。なんとか本業のピークは明日で越えられそうですが、自宅の掃除等まったく手付かずですので、まだまだこれからです。
さて今回はつい先日、私が遭遇した問題について記載致します。
現在、社内の日報を改築しているのですが、コメントフォームに親文書を引き継ぐリッチテキストフィールドをセクション(省略可)にセットしました。
Notesクライアントでコメントをテストしてみたのですが、セクションが開いた状態になり、なおかつフォーカスが最後尾に移動してしまったため、コメント入力のため、いちいち先頭までスクロールしなければならなくなってしまいました。
もちろん親文書を見なければコメントできないことのほうが少ないため、開いた画面を親文書が占有することは良い作りとは言えません。
そこでデフォルトでセクションを閉じてしまえばと考えたのですが、普通に作成したセクションと違い、プロパティを変更する場所がないのです!
以下が先の引用するフィールドである[quote]のプロパティなのですが、
フィールドはセクションに囲まれておりませんので、セクションそのもののプロパティを直接触ることはできません。
もちろんリッチテキストフィールド単体になりますので、セクションに関するプロパティが追加される訳でもありません。
実際に開いた画面は、下記のように[quote]フィールド内にセクションに囲まれた親文書が表示されております。
何か方法がないかとヘルプ文書で@Commandを探っていたところ・・・見つけました!
@Command( [SectionCollapse] )
文字通り、セクションを折り畳むというコマンドです。
これを親文書フォームにある[コメント]アクションに埋め込めば・・・
@Command([Compose];"comment");
@Command( [SectionCollapseAll] )
試してみると・・・
・・・怒られてしまいました(泣
よくよくヘルプを読むと、以下の記述がありました。
そう、対象となるセクションが指定されていないため、実行できないのです。
さてどうするかと今一度ヘルプを見ると、すぐ下にあるではないですか!!
早速先のコマンドを以下のように修正したところ、
@Command([Compose];"comment");
@Command( [SectionCollapseAll] )
完璧です!
イメージした通りの仕上がりになりました。
なんてことない@コマンドひとつなのですが、ユーザーの使い勝手に直接影響を与える重要な要素になるかと思います。
また日々の業務の気付きがありましたら、都度記載させて頂きます。
さて今年も皆様にはたいへんお世話になりました。
お世話になってばかりで、何もできずでほんとうに申し訳ありません。
来年はDomino10発売という大イベントが控えております。Domino Jam2025も含め、さらに積極的にNotes/Dominoに関わることができればと考えております。
ぜひ引き続き、よろしくお願い致します。
1年間、ありがとうございました!!
いよいよ年の瀬ですね。なんとか本業のピークは明日で越えられそうですが、自宅の掃除等まったく手付かずですので、まだまだこれからです。
さて今回はつい先日、私が遭遇した問題について記載致します。
現在、社内の日報を改築しているのですが、コメントフォームに親文書を引き継ぐリッチテキストフィールドをセクション(省略可)にセットしました。
Notesクライアントでコメントをテストしてみたのですが、セクションが開いた状態になり、なおかつフォーカスが最後尾に移動してしまったため、コメント入力のため、いちいち先頭までスクロールしなければならなくなってしまいました。
もちろん親文書を見なければコメントできないことのほうが少ないため、開いた画面を親文書が占有することは良い作りとは言えません。
そこでデフォルトでセクションを閉じてしまえばと考えたのですが、普通に作成したセクションと違い、プロパティを変更する場所がないのです!
以下が先の引用するフィールドである[quote]のプロパティなのですが、
フィールドはセクションに囲まれておりませんので、セクションそのもののプロパティを直接触ることはできません。
もちろんリッチテキストフィールド単体になりますので、セクションに関するプロパティが追加される訳でもありません。
実際に開いた画面は、下記のように[quote]フィールド内にセクションに囲まれた親文書が表示されております。
何か方法がないかとヘルプ文書で@Commandを探っていたところ・・・見つけました!
@Command( [SectionCollapse] )
文字通り、セクションを折り畳むというコマンドです。
これを親文書フォームにある[コメント]アクションに埋め込めば・・・
@Command([Compose];"comment");
@Command( [SectionCollapseAll] )
試してみると・・・
・・・怒られてしまいました(泣
よくよくヘルプを読むと、以下の記述がありました。
そう、対象となるセクションが指定されていないため、実行できないのです。
さてどうするかと今一度ヘルプを見ると、すぐ下にあるではないですか!!
早速先のコマンドを以下のように修正したところ、
@Command([Compose];"comment");
@Command( [SectionCollapseAll] )
完璧です!
イメージした通りの仕上がりになりました。
なんてことない@コマンドひとつなのですが、ユーザーの使い勝手に直接影響を与える重要な要素になるかと思います。
また日々の業務の気付きがありましたら、都度記載させて頂きます。
さて今年も皆様にはたいへんお世話になりました。
お世話になってばかりで、何もできずでほんとうに申し訳ありません。
来年はDomino10発売という大イベントが控えております。Domino Jam2025も含め、さらに積極的にNotes/Dominoに関わることができればと考えております。
ぜひ引き続き、よろしくお願い致します。
1年間、ありがとうございました!!
2017年12月18日月曜日
[Form]がない!!
みなさま、こんにちは。
この寒さで鼻水が止まらず、集中力を欠いております(汗
今年も残すところ2週間。まだまだやり残していることは多いのですが、そろそろキリのいいものは切り捨てはじめてしまっております。
さて今回は私が遭遇しましたトラブルについて報告致します。
とは言っても、本当に単純なミスが原因だったのですが、解決までのスピードが非常に早かったという点をお知らせしたく、記載させて頂きます。
発端は現在の日報を来年度に向けて設計変更を実施している最中に発生しました。
変更内容は、従来日報のコメントは日報本体のフォーム内に記載する方式としており、都度未読文書が生じてしまうため、返答文書に移行するという作業になります。
フォームの修正と追加が完了し、テスト用の文書も作成したのですが、過去に作成した文書は問題ないのですが、本日作成した文書と修正した文書がビューからどんどん消えていくのです(大汗
ビューには[使用フォームにより検索]にて必要なフォームのみを対象としておりましたので、一度こちらを解除し、[Select @All]としてみたところ、もちろん全文書が表示されました。
ちなみに以下がビューの選択式でフォームを絞ったもの。
以下が[Select @All]のビュー
日付降順に並んでいるのですが、明らかに12/5の文書が表示されていないことはわかるかと思います。
最初に疑ったのは、ビューの選択式やビューの項目。
かなりいろいろと見て廻り、いろいろと試してみたのですが、原因らしき点に至ることができませんでした。
2~3時間ほど悩んだ挙句、実際の文書のプロパティを比較してみようと気付き、確認したところ、すぐに判明しました。
表示される文書には、以下のように[Form]プロパティがあり、値がセットされているのですが、
消える文書には[Form]プロパティがないのです!
つまりビューの選択式の評価の対象である[Form]プロパティがないため、ビューから消えるということが判明致しました。
では!?
なぜ[Form]がないのか。
また[Form]がないのに、文書や返答文書が予定した通りのフォームで開くのか。
全く経験のない私は、ツイッターでつぶやいてみました。
するとすぐにIBMチャンピオンであるM様よりコメントがあり、QAサイトの利用を教えて頂きました。
QAサイトは以下になります。
http://qa.xpages.jp/QA/qa.nsf/
私は勘違いしており、XPagesに関することのQAだと勝手に判断しておりました。
結論としては、Notes/Dominoに関する質問はOKなサイトになります。
実際こちらは何度か利用し、助けて頂いた経験がありました。
ということで早速書き込んだところ・・・。
30分もしないうちにふたつも回答が!!
まさに書かれている通りでした。
消える文書には[$Title]というプロパティが存在し、こちらにフォームの設定が格納されておりました。
つまりこの値により、予定したフォームで文書が開くということになります。
ではなぜ[Form]でなく[$Title]に移動してしまったのか。
これが完全に私のミスだったのです。
フォームのプロパティの[フォームに文書を格納]という項目にチェックが入ってしまっておりました。
恐らく何かの作業時に誤ってチェックが入ってしまったのでしょう。
この設定は大昔にR4.6の教育を受けた際、文書のサイズが大きくなるため、基本的に設定しないプロパティと教えて頂いたため、今まで使ったことがありませんでした。
まさかこんな影響が出るとは・・・。
ということでチェックを外し、文書を修正保存することで解決致しました。
もちろん新規文書も問題ありません。
なお[フォームに文書を格納]した場合でも、式でビューの選択式に書くことは可能ですので、勘違いなきようお願い致します。
以上、長々と私の汚点をさらけ出すだけの投稿となりましたが、今まで使用していなかった機能のプロパティを学ぶことができたのは大きな収穫でした。
さらに先のQAサイトの有効性を改めて教えて頂く機会にもなりました。
引き続きこちらのサイトはどんどん?使用させて頂くつもりですので、よろしくお願い致します。
ぜひ皆様もちょっとした疑問などもお気楽に書き込んでください。
・・・もちろん私ができる回答があれば、対応も致しますので。
この寒さで鼻水が止まらず、集中力を欠いております(汗
今年も残すところ2週間。まだまだやり残していることは多いのですが、そろそろキリのいいものは切り捨てはじめてしまっております。
さて今回は私が遭遇しましたトラブルについて報告致します。
とは言っても、本当に単純なミスが原因だったのですが、解決までのスピードが非常に早かったという点をお知らせしたく、記載させて頂きます。
発端は現在の日報を来年度に向けて設計変更を実施している最中に発生しました。
変更内容は、従来日報のコメントは日報本体のフォーム内に記載する方式としており、都度未読文書が生じてしまうため、返答文書に移行するという作業になります。
フォームの修正と追加が完了し、テスト用の文書も作成したのですが、過去に作成した文書は問題ないのですが、本日作成した文書と修正した文書がビューからどんどん消えていくのです(大汗
ビューには[使用フォームにより検索]にて必要なフォームのみを対象としておりましたので、一度こちらを解除し、[Select @All]としてみたところ、もちろん全文書が表示されました。
ちなみに以下がビューの選択式でフォームを絞ったもの。
以下が[Select @All]のビュー
日付降順に並んでいるのですが、明らかに12/5の文書が表示されていないことはわかるかと思います。
最初に疑ったのは、ビューの選択式やビューの項目。
かなりいろいろと見て廻り、いろいろと試してみたのですが、原因らしき点に至ることができませんでした。
2~3時間ほど悩んだ挙句、実際の文書のプロパティを比較してみようと気付き、確認したところ、すぐに判明しました。
表示される文書には、以下のように[Form]プロパティがあり、値がセットされているのですが、
消える文書には[Form]プロパティがないのです!
つまりビューの選択式の評価の対象である[Form]プロパティがないため、ビューから消えるということが判明致しました。
では!?
なぜ[Form]がないのか。
また[Form]がないのに、文書や返答文書が予定した通りのフォームで開くのか。
全く経験のない私は、ツイッターでつぶやいてみました。
するとすぐにIBMチャンピオンであるM様よりコメントがあり、QAサイトの利用を教えて頂きました。
QAサイトは以下になります。
http://qa.xpages.jp/QA/qa.nsf/
私は勘違いしており、XPagesに関することのQAだと勝手に判断しておりました。
結論としては、Notes/Dominoに関する質問はOKなサイトになります。
実際こちらは何度か利用し、助けて頂いた経験がありました。
ということで早速書き込んだところ・・・。
30分もしないうちにふたつも回答が!!
まさに書かれている通りでした。
消える文書には[$Title]というプロパティが存在し、こちらにフォームの設定が格納されておりました。
つまりこの値により、予定したフォームで文書が開くということになります。
ではなぜ[Form]でなく[$Title]に移動してしまったのか。
これが完全に私のミスだったのです。
フォームのプロパティの[フォームに文書を格納]という項目にチェックが入ってしまっておりました。
恐らく何かの作業時に誤ってチェックが入ってしまったのでしょう。
この設定は大昔にR4.6の教育を受けた際、文書のサイズが大きくなるため、基本的に設定しないプロパティと教えて頂いたため、今まで使ったことがありませんでした。
まさかこんな影響が出るとは・・・。
ということでチェックを外し、文書を修正保存することで解決致しました。
もちろん新規文書も問題ありません。
なお[フォームに文書を格納]した場合でも、式でビューの選択式に書くことは可能ですので、勘違いなきようお願い致します。
以上、長々と私の汚点をさらけ出すだけの投稿となりましたが、今まで使用していなかった機能のプロパティを学ぶことができたのは大きな収穫でした。
さらに先のQAサイトの有効性を改めて教えて頂く機会にもなりました。
引き続きこちらのサイトはどんどん?使用させて頂くつもりですので、よろしくお願い致します。
ぜひ皆様もちょっとした疑問などもお気楽に書き込んでください。
・・・もちろん私ができる回答があれば、対応も致しますので。
2017年12月11日月曜日
みんなだいすき!? Apple Watch
みなさま、こんにちは!!
いよいよ今年もあと僅か。仕事でも自宅でも、少しずつ片付けなければと思いながら、何もできずに・・・やはり切羽詰らないとやらないですね。
今週末はテクてく Lotus 技術者夜会があり、大阪でもPVが開催されるのですが。
ちょうど会社の全社忘年会と重なっており、恐らくリモートも難しい状況です。
Notes/Domino Jamも動きが始まるようですので、期待大です。
ぜひ皆様もJamへ登録・参加しましょう!!
さて今回は現在私が使用しておりますAppleWatchについて、Notes/Dominoやその他アプリについて、ご案内させて頂きます。
まずは弊社導入の経緯ですが、さまざまなシステム監視を実施しておりますが、導入後3年を経過し、少しこれらの頻度が増えてきました。
例えばサーバー障害であったり、ストレージの電源障害など、かなり緊急を要するものから、UPSからの発報など、多岐にわたります。
これらの一部は休日であろうが、夜間であろうが、リアルタイムで処理する必要があるものもあります。
弊社ではTravelerサーバーを構築しておりますので、もちろんプッシュにてNotesに届いたメールはリアルタイムにiPhoneにも同期されますが、24-365でiPhoneを持ち歩くことはできません。(水泳時や、ちょっとした運動時など)
また外部セミナー時など、iPhoneを使わずとも届いたメールの要件が確認できるため、すぐに対応すべきものかの判断材料としては十分な機能になります。
ということで会社に申請し、承認が得られたというものです。
ちなみにLTEが欲しかったのですが、弊社が契約しているキャリアでは、法人レンタル契約のiPhoneにはつけることができないということで、回線なしのモデルになります。
前置きが長くなりましたが、まずはメールです。
先にも記載しましたが、Traveler経由でiPhoneにメールが届くと同時にAppleWatchにも通知が行われます。
まずは受信した画面です。
メール本文は小さいながらも十分読み取ることができます。
続いて添付ファイルの状態です。
このように表示されますが、このPDFをタップしても開くことはできません。
もしかしたらビューワーをインストールすると見ることができるのかもしれませんが、現時点では確認できておりません。
ちなみにバイト数の記載がありますが、実際にAppleWatchにはダウンロードされていないのではないかと推測されます。
続いてNotesならではの文書リンクです。
リンクアイコンは表示が消えてしまっているようです。
URLも表示するよう設定しておりますので、「Link」の文字列は確認できますが、こちらも開くことはできません。
先と同様、ブラウザをインストールすれば開くことができるのかもしれませんが、こちらについてはセキュリティの関係がどう影響するのか検証は必要と思われます。
それでは届いたメールにAppleWatchで返信しようとした場合の画面もご覧ください。
数画面にわたりますので、上から順番に貼り付けておきます。
まず先頭に[Siri]のコマンドボタンとスタンプボタンがあります。
スタンプだけや、Siriを使用した音声入力で返答が可能になります。
またそれ以下には使われるであろう文言が、タップ操作のみで返信できるように列記されております。
結構使えるのではないかと感じております。
なお私は社内フローの承認等を含め、毎日200本~300本程度のメールが届きます。
そのメールすべてが転送されますとさすがに処理しきれませんし、誤って見逃してしまう原因にもなります。
それを防ぐため、メールルールをかなり細かく設定し、自動でフォルダ振り分けを行っております。
Travelerの通知は「受信ボックス」に届いたもののみが届きますので、急ぎのものとその他メールのみが通知対象になるようにチューニングしております。
もろちん受信ボックス以外も、Travelerは手動で同期してくれますので、必要な際に必要なメールは閲覧可能です。
以上、メールについて記載しましたが、実際に使用しているとWatchアプリはないものの、通知が届くものはいくつかあります。
私が使用している業務アプリでは、IBM Verse、Watson Workspaceは非常に便利でした。
まずはVerseでメールを受信した通知です。
さすがにTravelerはiPhoneのネイティブメーラーに届いているため、本文まで読むことができたのですが、Verseはこのように通知のみになります。
もちろん返信や転送はできません。
ちなみに以下は、たまたま記事を書いている最中に、他の方にフォローされた際の通知になります。
次にWatsonWorkspaceです。
ちょうどメール通知と重なってしまったので、合わせて参考になさってください。
短い文面ですと、すべて表示してくれそうです。
さて今回は私の職務に関わるAppleWatchの紹介をさせて頂きましたが、正直なところまだまだかなという感じは否めません。
例えばVerseアプリが対応し、タスクやカレンダーなどと連携してくれると結構な効果は現れるような気がします。
(スケジュールに合わせて「ブルッ」と通知してくれたり・・・)
特に無償ブラウザがないという点が個人的には足かせになっているようにも感じます。
Chromeなどが対応してくれれば、XPagesで作ったサイトの表示や、さらなる利用方法なども検討できればと考えております。
以上、さいごまでありがとうございました。
いよいよ今年もあと僅か。仕事でも自宅でも、少しずつ片付けなければと思いながら、何もできずに・・・やはり切羽詰らないとやらないですね。
今週末はテクてく Lotus 技術者夜会があり、大阪でもPVが開催されるのですが。
ちょうど会社の全社忘年会と重なっており、恐らくリモートも難しい状況です。
Notes/Domino Jamも動きが始まるようですので、期待大です。
ぜひ皆様もJamへ登録・参加しましょう!!
さて今回は現在私が使用しておりますAppleWatchについて、Notes/Dominoやその他アプリについて、ご案内させて頂きます。
まずは弊社導入の経緯ですが、さまざまなシステム監視を実施しておりますが、導入後3年を経過し、少しこれらの頻度が増えてきました。
例えばサーバー障害であったり、ストレージの電源障害など、かなり緊急を要するものから、UPSからの発報など、多岐にわたります。
これらの一部は休日であろうが、夜間であろうが、リアルタイムで処理する必要があるものもあります。
弊社ではTravelerサーバーを構築しておりますので、もちろんプッシュにてNotesに届いたメールはリアルタイムにiPhoneにも同期されますが、24-365でiPhoneを持ち歩くことはできません。(水泳時や、ちょっとした運動時など)
また外部セミナー時など、iPhoneを使わずとも届いたメールの要件が確認できるため、すぐに対応すべきものかの判断材料としては十分な機能になります。
ということで会社に申請し、承認が得られたというものです。
ちなみにLTEが欲しかったのですが、弊社が契約しているキャリアでは、法人レンタル契約のiPhoneにはつけることができないということで、回線なしのモデルになります。
前置きが長くなりましたが、まずはメールです。
先にも記載しましたが、Traveler経由でiPhoneにメールが届くと同時にAppleWatchにも通知が行われます。
まずは受信した画面です。
メール本文は小さいながらも十分読み取ることができます。
続いて添付ファイルの状態です。
このように表示されますが、このPDFをタップしても開くことはできません。
もしかしたらビューワーをインストールすると見ることができるのかもしれませんが、現時点では確認できておりません。
ちなみにバイト数の記載がありますが、実際にAppleWatchにはダウンロードされていないのではないかと推測されます。
続いてNotesならではの文書リンクです。
リンクアイコンは表示が消えてしまっているようです。
URLも表示するよう設定しておりますので、「Link」の文字列は確認できますが、こちらも開くことはできません。
先と同様、ブラウザをインストールすれば開くことができるのかもしれませんが、こちらについてはセキュリティの関係がどう影響するのか検証は必要と思われます。
それでは届いたメールにAppleWatchで返信しようとした場合の画面もご覧ください。
数画面にわたりますので、上から順番に貼り付けておきます。
まず先頭に[Siri]のコマンドボタンとスタンプボタンがあります。
スタンプだけや、Siriを使用した音声入力で返答が可能になります。
またそれ以下には使われるであろう文言が、タップ操作のみで返信できるように列記されております。
結構使えるのではないかと感じております。
なお私は社内フローの承認等を含め、毎日200本~300本程度のメールが届きます。
そのメールすべてが転送されますとさすがに処理しきれませんし、誤って見逃してしまう原因にもなります。
それを防ぐため、メールルールをかなり細かく設定し、自動でフォルダ振り分けを行っております。
Travelerの通知は「受信ボックス」に届いたもののみが届きますので、急ぎのものとその他メールのみが通知対象になるようにチューニングしております。
もろちん受信ボックス以外も、Travelerは手動で同期してくれますので、必要な際に必要なメールは閲覧可能です。
以上、メールについて記載しましたが、実際に使用しているとWatchアプリはないものの、通知が届くものはいくつかあります。
私が使用している業務アプリでは、IBM Verse、Watson Workspaceは非常に便利でした。
まずはVerseでメールを受信した通知です。
さすがにTravelerはiPhoneのネイティブメーラーに届いているため、本文まで読むことができたのですが、Verseはこのように通知のみになります。
もちろん返信や転送はできません。
ちなみに以下は、たまたま記事を書いている最中に、他の方にフォローされた際の通知になります。
次にWatsonWorkspaceです。
ちょうどメール通知と重なってしまったので、合わせて参考になさってください。
短い文面ですと、すべて表示してくれそうです。
さて今回は私の職務に関わるAppleWatchの紹介をさせて頂きましたが、正直なところまだまだかなという感じは否めません。
例えばVerseアプリが対応し、タスクやカレンダーなどと連携してくれると結構な効果は現れるような気がします。
(スケジュールに合わせて「ブルッ」と通知してくれたり・・・)
特に無償ブラウザがないという点が個人的には足かせになっているようにも感じます。
Chromeなどが対応してくれれば、XPagesで作ったサイトの表示や、さらなる利用方法なども検討できればと考えております。
以上、さいごまでありがとうございました。
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