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2020年4月23日木曜日

[表形式でコピー]の機能強化?について

When pasting the view data that is "Copy in table format", you can now paste the document link as well.
However, it was said that this link is not necessary for users who simply want only character data, so I prepared a procedure for bulk deletion.

みなさま、こんにちは!
コロナウィルスの影響真っ只中ですが、くれぐれも外出は控えて頂き、この難敵から一刻も早く開放されますよう、努力いたしましょう。

さて今回はビューを[表形式でコピー]してエクセルに張り付けて利用される用途はよく使われているかと思います。

弊社でもかなりの用途で利用しているのですが、V11にマイグレーションしたことで機能強化された内容があるのですが、実はこれが結構使いにくいという意見が多く寄せられました。

具体的には、エクセルに張り付けた際、文字データとともに文書リンクが張り付いてしまうのです。
しかもなぜか「透明」で・・・。
行の先頭にあるため、結構な頻度で文書リンクを触ってしまい、弊社では以下のような通知が表示されてしまいます。


リンクに飛ぶようなエクセルファイルを作るのであれば非常に便利なのですが、そうでない場合は結構邪魔な存在になります。

ということで、こちらを一括で削除する手順を本日は掲載させて頂きます。
こんなところにわざわざ書かなくても、エクセルを知ってる方ならなんてことない機能なのですので、お許しください。


それでは早速ですがエクセルにデータを貼り付けた状態からスタートします。
見た目はこんな感じです。


見た目だけですと、普通のエクセルシートなのですが、実は・・・


このように文書リンクが存在しているのです。

いちいち選択して[DEL]なんてやってられませんよね。
ということで一括で選択して消しちゃいます。

使う機能はエクセルの[ジャンプ]です。
対象のシートで[F5]を押し、[ジャンプ]ダイアログを表示させます。


この[セル選択...]をクリックし、[選択オプション]を表示します。


このように[オブジェクト]を選択して[OK]すると・・・


すべての文書リンクが選択されました。
あとは[DEL]キーを押すだけです。

以上、単純な処理ですが、せっかくの機能アップを否定されてばかりなのもどうかと思い、記事とさせて頂きました。
文書リンクそのものは個人的には良い機能だと思いますので、こちらを利用するような使い方も考えてみてはいかがでしょう。

2020年3月13日金曜日

ツールバーを使いたい!

This time, I will describe how to solve the many requests from users after distributing Notes V11, "The toolbar is not displayed."
The content is trivial, but I don't want to say that the new Notes has become difficult to use, so I decided to make it an article.


みなさま、こんにちは。

虫垂炎で苦しみながら、記事をしたためております(笑

さて先日、DominoサーバーならびにNotesクライアントのV11マイグレーション完了の報告を行いました。

せっかくですので、いくつか届いたクライアントの反応をご紹介致します。

  • メールボックスサイズの拡大はありがたい
  • デフォルト画面がすっきりしている
  • ワークスペースアイコンが大きくなった?
  • バッジの未読数が(老眼には・・・)きつい
  • Nomadはいいかも
  • 「次へ」ボタンはどこにいった?
などなど。
まだ1週間ですし、アプリケーションに手を加えていませんので、今後はもう少し反応が変化したり、増えるかと思います。

今回はその中でも複数の利用者から問い合わせのあった

  • 「次へ」ボタンはどこにいった?
についての解消手順を記載します。
そもそも私はF4キーで未読文書を繰っていましたので、まったく気づいていませんでしたが、やはりこれだけ声が上がるということは、ユーザー思考という点では公開しておくべきと感じました。

ということで、メールボックスを例に手順を記載致します。

まずデフォルトの[受信ボックス]ビューです。


確かに[次へ]ボタンがありません。

それではツールバーの設定を見てみましょう。

[ファイル] - [設定] で [ツールバー] - [ツールバー]を選択します。


確かになにもチェックが入ってませんね。
今回の要求は[次へ]ボタンですので、[ビュー]にチェックを入れて[OK]します。

メールを開きますと・・・


なんと、変化がありません。

何が悪いのか・・・と考えながら、別の作業をしてた時、たまたま表示された[豆知識]

以前は非表示にしていたのですが、クライアントが新しくなったので、そのままにしていたところ、ここにヒントが書かれていました。


早速書かれている通り、[表示] - [ツールバー] - [編集中のみツールバーを表示]のチェックを確認すると、


やはりチェックが入っていました。

これを外してみますと・・・


ワークスペースの時点で表示されました!!
できれば横に並んでくれたらなおいいのですが・・・
今回はマウスドラッグでツールバーを1段にして、メールを開いてみます。


これでユーザーの希望するツールバーになりました。

単純な作業ですが、これが表示されていないだけで新しいNotesは使いにくくなったなどと言われたくありませんので、あえて記事とさせて頂きました。


ちなみにひとつ気になるのは・・・

[豆知識]がずっと同じ、この内容だけなんですよね。
こちらは理解したので、また新しい[豆知識]が見てみたいものです!

2020年3月11日水曜日

#Verse オンプレミスの設定

Now that we have migrated to Domino V11, we have begun using Verse on-premises.
The procedure for the certificate was a little complicated, so I will write it as a memorandum.

みなさま、こんにちは。

コロナウィルス・・・なかなか勢いが収まりませんね(泣
はやく終息宣言が出され、研究会などで皆様とお会いできる日が待ち遠しい限りです。

さて先日よりDomino V11が稼働し、ID Vault も全員が適用されたことから、モバイルアプリの運用を開始致しました。

弊社では配布端末はすべてiOSになります。
今回はVerse のオンプレミスサーバーへの接続手順を中心に、Nomadについては一点だけ気づいたことを報告致します。

まずは弊社のサーバー側の情報です。

社内DominoサーバーにVerseオンプレミスを導入してあります。
またDMZにTravelerサーバーを配置、いずれもV11にマイグレーション済となります。
こちらの作業については、ベンダー様にて対応頂いたため、省かせて頂きます。

ということで、早速VerseアプリからTravelerサーバーを指定してセットアップを試みたのですが、証明書エラーが表示されてしまいました(すいません、画像取り忘れ・・・)
Travelerについてはマイグレーション時に、端末のプロファイルの入れ替えを実施済になりますので、接続できると考えていたのですが、思わぬ落とし穴でした。

そこでTravelerサーバーの証明書をTraveler経由で自分のデバイスにメール送信して、デバイスに保存します。

メールで届いた添付ファイルをタップして、iPhoneにインストールをタップします。


以下のように「ダウロードされました」と表示されます。
 

続いてiPhoneの
[設定]-[一般]-[プロファイルとデバイス]を開き、ダウンロード済みプロファイルに存在していることを確認し、こちらをタップします。



続いて、インストールをタップします。
この時点では署名者は未検証になっています。



確認画面が表示されますので、もう一度インストールをタップします。



以下のように、署名者が検証済みになりますので、完了をタップします。


これだけではダメで、引き続き証明書を信頼する設定が必要です。
[設定]-[一般]-[証明書信頼設定]を開き、証明書信頼設定をタップします。



先ほどインストールした証明書をONに変更します。



警告画面が表示されますので、続けるをタップします。


以上で証明書の準備は完了です。

ようやくVerseアプリの登場です。
まだありますね・・・IBM Connections Cloud・・・
もちろん会社のサーバーをタップします。



ユーザー名、パスワード、接続先サーバーの設定を入力し、ログインをタップします。



以上でアプリが開きます。

余談ですが、最初のデバイス選択の画面でApple Watchが表示されましたが、こちらには証明書をインストールせずに利用できています。
おそらくペアリングされた本体側の認証が効いているのではと思います。

手順だけ書くとこうなのですが、ひとつ気になる点にお気づきでしょうか。
DominoサーバーにVerseはインストールされていますが、クライアントはTravelerサーバーを経由してアプリを接続しています。
つまり・・・
あきらめていたVerseアプリからのPUSH通知が有効になるのです。

このPUSH通知については、Verseの導入を行うかどうかで悩むキーポイントでした。
社内への接続方法の変更すら考えたのですが、結果的には何もせずにその恩恵を受けることができました!!

Verseについては以上です。
続いてNomadですが、こちらはNotesクライアントの設定とほぼ同じですので、手順は省きますが、一点気になったことがありました。

社内向けの手順書を作成しながら設定しておりましたので、随時画面ショットを取りながら作業をしていました。
ところがパスワード入力画面のひとつ手前を撮り忘れたため、パスワード入力をキャンセルしたのです。
すると・・・
ID Vaultを介してログインするつもりが、IDの選択画面が表示されてしまいました。
結局アプリを再インストールすることで、ID Vaultを介してログインすることはできましたが、このようなこともあるよ程度で報告致します。

参考までにNomadの設定画面ショット一覧を以下に貼っておきます。



2020年2月29日土曜日

#VDI のOS変更を見据えたNotesクライアントの入れ替え

This time, I introduce a deployment example of Notes client with a view to OS switching (parallel operation) of VDI.

みなさま、こんにちは。
・・・上の英語、大丈夫かなぁ(汗

コロナウィルス・・・早く終息してほしいものです。
ノーツコンソーシアム 大阪研究会としても、来月に予定していた「第0回 研究会」が延期となってしまいました。
その他、あらゆる活動に影響が出てきています。

みなさまにおかれましても、まずはうがい、手洗い、マスクといった一般的な環境対策からしっかり実施してください。

さていよいよ弊社インフラ入れ替えも大詰めに差し掛かって参りました。
Dominoサーバーの入れ替えは来週末を予定していますが、それにあわせてNotesクライアントをどうするのか、そろそろ決定しなければなりません。

と言いますのも、今回は2段階の変更が予定されているのです。

まずは既存Windows7環境を新たなインフラに移動させるステップ。
次にまったく新規のWindows2016ServerのVDIに移行するステップになります。

当初はWindows7側のNotesクライアントはデフォルトのNotes9のままでと考えておりましたが、よくよく考えると、全てのユーザーにおいて、Win7とWin2016Serverの平行期間が必要になります。

NotesクライアントのNotesディレクトリは、移動プロファイル(弊社ではUドライブに割り当て)内に設置しているのですが、うまくコントロールしなければ、工数が大きく(最悪は全ユーザーのクライアントセットアップが必要)なってしまうことになります。

つまり平行期間中も違和感なく両VDIが利用できること。および同じNotesディレクトリを参照していることが必須と考えました。

またProgramFileのデフォルトがIBMフォルダからHCLフォルダに変更となっていることもあり、できればすっきりさせたいという意識もありました。

Win2016Server用のVDIには、パートナー様によるアプリ展開が行われておりましたので、Win7側をそれに合わせてインストールすることができれば解決します。

ちなみにWin2016Server用VDIのディレクトリ構造は、

アプリケーションは以下にインストールされています。
 C:¥Program Files¥HCL 

 毎回ながら、半角¥は\と表示されますので、全角文字を利用しております。 

Notesディレクトリは、以下になっていました。
 U:¥Program Files (x86)¥HCL¥Notes 


これらを踏まえ、Win7に実施した作業をご紹介させて頂きます。
注) 弊社のVDIはVMware社Horizon7を採用しております。


まずはVMware Horizonのマスターとなるイメージでの作業です。

 1. 既存Notesクライアントのクリーンアンインストール

こちらは従来はIBMディレクトリであったものを、HCLディレクトリにしたかったために実施しました。

 2. 念のため再起動

 3. Notes V11のインストール

シングルユーザーインストールを選択し、Notesディレクトリを先の移動プロファイル内に移動
   U:Program Files (x86)HCLNotes 
※最終目的はWin2016Server VDIと既存Win7の平行稼働を想定した形となります。

 4. インストーラーによる再起動

 5. テストユーザーでNotesクライアントを起動、動作確認後、Notesクライアントを終了

何回か作り直したのですが、この作業がかなり重要であることが判明。
テストユーザーで一旦notes.iniやNotesディレクトリを準備することで、実ユーザーへの展開が楽に行えます。

 6. C:Program FilesHCLNotes にできたnotes.iniをNotesディレクトリにコピー
あわせてDirectoryの記述を以下に変更しました。
  Directory=U:Program Files (x86)HCLNotesData 

 7. ショートカット(デスクトップおよびスタートメニュー)のプロパティ変更
リンク先を
 "C:Program FilesHCLNotesnotes.exe" "=U:Program Files (x86)HCLNotesnotes.ini" 

 8. テストユーザーで再度Notesクライアントを起動し、動作確認


以上でマスタ側の準備が完了しました。


続いて、実際のユーザーが利用するための個人設定です。

 1. マスタの移動プロファイル内にできたProgram Files (x86)フォルダを、ユーザーの移動プロファイルにコピー

 2. 必要ファイルをディレクトリ内にコピー(既存のファイルは.oldに名前変更)
notes.ini、desktop8.ndk、names.nsf、bookmark.nsf、およびIDファイル

  notes.iniはマスターの"6"と同様にDirectoryを変更します。
  Directory=U:Program Files (x86)HCLNotesData 

 3. Notesクライアントを起動
 自分のユーザー名が表示され、パスワードを入れてログイン


無事、起動しました。


 4. 各種動作確認が問題なければ完了です。


この手順ですと、ユーザー側からはログイン画面が変わっており、初回起動に時間がかかるものの、そのままスムーズにV11が利用できるようになることとなります。

当たり前ですが、ワークスペースの配置も従来通り!

ちなみにですが、サポート終了となったNewWorkFriendも動きます。



NotesディレクトリがWin7とWin2016Serverで共用するため、notes.iniの変更や、ワークスペースアイコンの並び替えなども、双方同じになります。

ここまでくれば、あとは来週末のDominoサーバーの切り替えと同時に、テンプレート置換も済ませたNotes V11を全ユーザーが利用できるようになります。

来週の作業が今から楽しみで仕方ありません。

以上、同一環境の方は少ないのかもしれませんが、VDI(Horizon+移動プロファイル)の特徴を我ながらうまく利用できたと感じる事例になります。

また引き続き、何かあればレポートさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

2020年2月19日水曜日

#Traveler サーバーのマイグレーションについて

Today we've migrated the Traveler server prior to the Domino server, so I'll give you a quick status report.

みなさま、こんにちは!

今回は弊社でのマイグレーション案件について、小出しにさせて頂きます。

今回の作業は、Travelerサーバーを 9→V11 にマイグレーションを行った内容となります。
※立ち上げ含め、作業はパートナー様に行って頂きましたので、私のほうではテストと検証のみの作業となります。

さて手順ですが、新しいTravelerサーバーを一旦DMZではなく社内ネットワークに構築し、設定等を完了させて頂きました。
この時点でサーバーはドメイン参加しておらず、新たなIPアドレスで、FQDN名は既存サーバーと同一としてあります。

続いてテストです。
1台のiOS端末の既存プロファイルを削除し、新しいサーバーにIPアドレスでアクセスしてプロファイルをインストールしました。
問題なくインストールはできたのですが、iOS端末のメールアカウントを見ると、FQDN名で登録されてしまっています。

メールの疎通は問題なくできたのですが、これではどのルートで届いたものか確定することができませんでした。

ということで・・・
これ以上のテストは諦めて、本日本番サーバーとの切り替えを実施致しました。
切り替えについては、旧サーバーを停止して、新サーバーをDMZに移動させ、IPアドレスを旧サーバーと同じにするという手段です。

希望としては、各個人のiOS端末にプロファイルの再インストールなく繋がってくれれば・・・

です。

さていきなり結果ですが、今回は2種類のプロファイルがインストールされた端末が準備できています。

①旧Travelerサーバーより生成したものと、先ほどテストで②新Travelerサーバーから生成したものになります。

まずは②についてです。
プロファイルは既にインストールされていますので、メールアプリを開きます。

すると・・・・

かなーり長い時間がかかりましたが、受信ボックスが更新され、最新のメールまで同期されました。
メールを開くと、問題なくメールの内容が見ることができました。

2回目以降の同期はサクサク動いてくれますので、初回起動時のみおそらくIPアドレスが変更されたことにより、時間がかかったのではないかと推測されます。

次に本題の①です。

こちらも同じく初回起動時に長い時間がかかりました。
②よりも長くかかりましたが、無事受信ボックスは更新されました。

しかし!
メールを開いても本文を読み込んでくれません。
しばらく待ったのですが、画面はグレーのまま・・・
あきらめて受信ボックスに戻り、こちらを再度更新してみましたが、②とは違い、更新には再度時間がかかる状況でした。

やはり・・・
サーバーを切り替えてしまっているため、異なる証明書が利用されることになることから、プロファイルの入れ替えは必要なようです。

想定していた通りではありますが、逆に受信ボックスが更新されたことが少し不安・・・。

ということで、現在は利用ユーザーにプロファイルの入れ替えを行って頂いております。

但し・・・
iOSのバージョンアップでTLSの影響を受け、旧Travelerサーバーのプロファイルをインストールできなかったユーザーが救われることになりましたので、ひとまずは安心といったところでしょうか。

ちなみに予断ですが、実は本作業少しトラブルがありました。
私は問題なく動いたのですが、他のユーザーは新しいプロファイルがインストールできないというトラブルです。
これについては、Travelerのちょっとした変更に起因していたもようで、無事復旧しております。

ただこのやり取りについて、ひとつ気になったので報告させて頂きます。
パートナー SE様で原因がつかめなかったため、HCL社にサポートを投げて頂きました。
すぐにサポート窓口に繋がったそうで、状況報告とログ提出を行い、遅い時間でしたが、有効に回答が得られ、無事現在に至るというまさにサポートの模範!!のような対応を頂けたそうです。

HCLサポート窓口のご担当者様、ほんとうにありがとうございました!!


さて今後の予定です。
本題のDominoサーバーですが、3/6夜からデータコピーを行い、3/7に入れ替えの予定です。
こちらもTravelerサーバーと近いのですが、現在は社内ネットワークにほぼ設定完了した状態で存在しております。

各アプリケーションテストは既に実施済みで、弊社内で運用しているほぼすべてのアプリケーションの稼動確認まで完了した状態です。

あまり心配してはいませんでしたが、このあたりさすがNotesですね!!

3/7の入れ替えからは、IDVaultが有効になります。
この時点で全社にNomadをリリースすることになります。

またVerseオンプレミスも動きますので、こちらもリリースします。

以上だけモバイル環境のメール環境は大きく変化してくれます。
現在は

・Traveler経由でメールアプリを使用(但し、文書リンクが使えない・・・)
・iNotes経由で使用

でしたが、加えてNomad、Verseが使えるようになります。
やはりNomadの登場は大きいですね。
いずれのメールからでもノーツアプリにアクセスできるようになるため、モバイル端末の利用頻度が格段に変化するものと予測されます。

クライアントはもうしばらく9.0を使用しますが、VDIの切り替え時に一緒にV11でリリースし、テンプレートを更新という流れを予定しています。

またこちらについても、ぽつぽつ状況報告させて頂ければと思いますので、よろしくお願いします。

2020年2月11日火曜日

フォームの値を引き継ぐ

This time it is not enough to make an article, but I wrote about creating a new document that inherits values from existing documents.

みなさま、こんにちは。

さてまずは告知から・・・。

2月20日(木)、秋葉原でノーツコンソーシアムに関わる複数イベントがございます。

 10-12時 2020年度 第一回ユーザー情報交換会
      第4回 ビジネスパートナー情報交換会

立場の違うふたつの情報交換会が同じ時間で開催されます。

な、なんと!
終了後には合同でランチミーティングも開催されるそうです!!
会員限定のイベントではありますが、定員内であれば、見学も可能かもしれませんので、事務局へお問い合わせください。

 13-13:45 第26回ノーツコンソーシアム通常総会

こちらは指定代表者のみの参加になりますが、私も一理事として参加致します。

最後にメインイベント

 14-17時 ノーツコンソーシアム FESTA 2020

こちらでは各研究会より昨年の成果報告が発表されます。
昨年はV10にスタートし、V11リリースとかなり活発な成果が得られたようですので、必見です!!
またHCL様からの最新情報も発表されるようですので・・・たとえばVoltとか・・・Nomadとか・・・
見逃せないイベントになる事間違いなし!
FESTAについては、会員外の皆様含め、広く参加可能ですので、ぜひ今からでも間に合いますので、お申込みください。

以上、詳しくはノーツコンソーシアムサイトよりご確認ください。


さらにもう1件

まだ正式リリースされていませんが、今年の大阪研究会は今までとはちょっと違います!
従来は初回が4 or 5月開催でしたが、今回はいろんな環境変化も踏まえ、3月に第0回 大阪研究会を開催致します。
ご興味ございましたら、ご一報頂けましたら詳細ご案内可能ですので、記事コメントでも、FBでもメールでも、ご連絡お待ちしています!



また前置きが長くなりましたね・・・(汗
本題ですが、今回もたまたま弊社内で生じた改修案件を記事にしました。

現在使用しているSFAアプリですが、前回記事を元に今回記事を作成するという機能があります。
具体的には、前回記事を引用した場合、新規作成時の顧客フィールドや案件フィールドを再度選択しなおす手間を省くだけのものになります。
あわせて引用した記事の文書リンクを今回記事に添付することで、容易に前回内容を参照できるようにしています。

処理は至って簡単で、以下の式をアクションボタン(弊社では[引用作成])に記述しているだけです。


 @Command([OpenDocument]);

 tmp_CUM := Customer_m;
 tmp_ITM:=Item;

 @Command( [EditMakeDocLink] ) ;
 @Command([Compose];"main");
 @Command([EditGotoField];"LastTime");
 @Command( [EditPaste] );

 @Command([EditGotoField];"Customer_m");
 @Command([EditInsertText]; tmp_CUM);
 @Command([EditGotoField];"Item");
 @Command([EditInsertText]; tmp_ITM)


二つの変数に現在の文書からフィールドの値を与え、
文書リンクを作成して、
フォーム[main]を新規作成。
[LastTime]フィールドに文書リンクを貼り付け、
[Customer_m]および[Item]フィールドに変数の値をセットしているだけになります。

従来は同じアプリケーション内への引継ぎでしたので、以上で完了していました。


今回発生したのは、Dominoサーバーのリプレイスを機会に、年度であたらしい別のアプリケーションに分割することになりました。
つまりこの[引用作成]機能も新規作成先を変更する必要が出てきました。

とは言っても、ほぼ同じ設計での新アプリケーションスタートのため、式を書き換える場所は1か所のみです。

@Command([Compose];"main");

にサーバー名とアプリケーション名を追加するだけです。


 @Command([Compose];"サーバー名":"アプリケーション名.nsf";"main");


いずれも"で囲むことを忘れないようにしてください。
またアプリケーションがDataフォルダのさらに下位フォルダにある場合は(例:Appフォルダ内)

  "App¥¥アプリケーション名.nsf"

と¥にエスケープ文字の¥を付与することを忘れずに・・・。

※本ブログでは半角¥は\と表示されるため、全角にさせていただいております。

以上、取るに足りない内容かとは思いますが、ユーザーには好評な機能でしたので、記事とさせて頂きました。


ちなみに弊社マイグレーションの進捗ですが、新インフラ内でDominoサーバーとTravelerサーバーが動き出しています。
DominoサーバーにはIDVaultとVerseオンプレミスのインストールは完了しているそうですが、まだ触れていません。
Travelerサーバーについては、先週簡易テストを行い、問題なさそうですので、先行して近日入れ替えを実施致します。

クライアントについては、既存VDI(Win7)の間はそのまま利用し、新しいVDI(Win2016Server)切り替え時にV11で公開することになる予定です。

また随時報告させていただきます!!

2020年1月24日金曜日

過去日付を許さないフィールド

It's pretty simple today, but I'm going to talk about setting fields that don't allow past dates.

みなさま、こんにちは!

いよいよ来週ですね、【2020 HCL Masters 日本祝賀パーティー】。
みなさまにお会いできることをたのしみにしております!

さて今回の話題です。

弊社内で勤怠管理のアプリケーションを運用しているのですが、事後報告をできないようにするという案件が生じました。

たとえば「朝寝坊したから、今日は在宅で働こう」なんてことを避けるようなイメージです。
※実際の弊社の目的ではありませんので、悪しからず・・・w

最初は作成日フィールド(@created)で判断すればいいのではと考えたのですが、文書が保存できてしまうことは避けたいということになりました。

となると、「入力の確認」で設定するのが一番簡単という判断になりました。

「入力の確認」でよく利用するのが、必須フィールドに設定する


 @If([Field_name]="";@Failure("「Field_name」は必須です。");@Success)


という見慣れた式があります。

@If([Field_name]="";

・・・あとは簡単ですよね。



 @If(StartDate<=@Today;@Failure("[StartDate]は明日以降の日付を指定してください。");@Success)


記事公開後、とある逃げ道があることが判明!!
以下がさらに適切かと思いますので、書き直させて頂きます。
理由・・・?
先の式ですと、クライアント側の日にちをGETしてしまいますので、ごにょごにょごにょ・・・。


 @If(StartDate<=@Now([SERVERTIME]);@Failure("[StartDate]は明日以降の日付を指定してください。");@Success)


ご指摘、ありがとうございました!

念のために動きを見ておきましょう。

「<=」としていますので、本日の(2020/1/24)以前の日付だとエラーになるはずです。


無事、想定通りの結果が得られました。
もちろん明日の日付ですと、エラーは出ません。
・・・この画面だけではわからないのですが(汗


フィールドがエラーになっている以上、文書も保存することができません。

また一時的に明日以降の日付で保存し、本日以前に日付を変更したとしても、エラーになります。

以上、お恥ずかしながら至って簡単な内容ではありますが、それなりに効果のある設定でしたので、記事にしてみました。


なお弊社インフラですが、すったもんだがありまして、昨日よりV11のサーバー構築がスタートしています。
構築そのものはパートナーSE様に依頼していますので、作業内容等は今後書ける範囲で紹介させて頂きます。

予定としては、来週末にサーバー群が設置、結線。
再来週末にインフラの入れ替えを予定しています。

実際のDominoサーバーの更新は2/末から3/中になりそうです。

今回、VDIのOS入れ替えのため、各個人のWindows環境は新規作成します。
従ってノーツクライアントも新しいOSに新規インストールしたパターンを配布することになるのですが、この配布手順をどうするかが今後の課題になりそうです。

今までと違い、IDVaultが有効化されますので、なんとか作業工数を減らすことができないか検討致しますので、このあたりもテスト内容含めてご報告したいと予定しています。

それではみなさま、まずは来週!!!