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2017年1月24日火曜日

【第3回】タイムレコーダーアプリ作成~XPages作成の準備とトップページの作成~

皆様、こんにちは!!

ここ数日の寒さ、こたえますね。
幸い神戸も六甲山以南はそれほど雪も降らず、なんとか平常通りの生活ができています。
・・・個人的には今週末に、姫路の西、新舞子で行われる1泊2日の新年会が楽しみで、ちょっとハイになってます !


さて前回までで、いわゆるレガシーノーツ部分の準備が完了しました。
いよいよXPagesの要素を加えていきますが、その前に少し準備が必要です。

ちなみに私の環境ですが、ドミノデザイナーは【リリース 9.0.1FP7 】
サーバーは【9.0.1FP2 】を利用しております。


まずはモバイル用のテーマを設定します。
【アプリケーション構成】内の【Xspプロパティ】をダブルクリックで開いてください。


【一般】タブにある【XPages用モバイルテーマの使用】について、
 プレフィックス:m_
 モバイルのテーマ:モバイルのデフォルト
 ※すいません、後から気付きました。画像では OneUIが選択されていますが、「モバイルのデフォルト」で進めます。

とします。



続いてその下にあるエラー処理について
【XPage実行時エラーページを表示】にチェックしておきます。

これにより、何かしらエラーが発生した場合のヒントが表示されます。

続いて【ページの生成】タブの右にある
【XPage ライブラリ】にて、
 ライブラリID:com.ibm.xsp.extlib.library にチェックします。

以上でXspプロパティを保存して閉じます。


続いて【プロジェクト】メニューから【自動的にビルド】をチェックします。
既にチェックされているようでしたら、そのままで構いません。


これにより、デザイナーで要素を保存した際に、各ページが生成あるいは更新され、即座にWEB画面が表示可能になります。


次に今回はブラウザでからノーツIDを使用せずにアクセスさせます(入り口に置いたタブレットを想定)ので、アクセス制御に【anonymous】を追加します。

アクセス制御リストを開き、【追加】ボタンをクリックします。
 ユーザー、サーバー、グループ(P)にanonymousと入力し、【OK】します。
 属性のアクセス権:作成者
 パブリック文書[作成者]と文書を複製またはコピーのチェックは外しておきます。



 


それではXPages設計要素を作成していきましょう。


Xpagesに関する主な要素はふたつ。
【Xpage】と【カスタムコントロール】があります。


Xpageは実際にWebブラウザに表示されるページになります。
カスタムコントロールはXpageのコントロール類が扱える、いわゆるサブフォームのようなものになります。

もちろんXpageのみで開発することも可能ですが、要素の再利用などに有効なため、主な要素はカスタムコントロールに作成し、Xpageで取りまとめるという手法で作成して参ります。

まずはトップページです。
こちらは単純に出社と退社のボタン表示を行うだけですので、直接Xpageに作成します。

それでは新規XPageボタンをクリックし、新規XPageダイアログを開きます。

 名前:m_XpIndex


以上で【OK】します。

命名ですが、"m_"が先ほど設定しましたテーマを使用するための接頭文字になります。
以降は本来自由なのですが、カスタムコントロールと区別できるよう、"Xp"を付けました。

それでは中身を加えています。
まずはタイトルです。

右側の【コアコントロール】から【ラベル】をドラッグアンドドロッブします。


続いて設置したラベルのプロパティを変更します。
プロパティは画面下のプロパティタブで設定します。

その中のスタイルタブで
 ラベル:タイムレコーダー(特に指定はありません)

フォントタブで
 サイズ:24(こちらも自由です)
 色やスタイルも自由に変更してください。
画面上、設計タブで確認しながら変更が可能です。

ラベルからいくつか改行を入れてください。


次に、【コンテナコントロール】から【表】をドラッグアンドドロッブします。

 行数:1
 列数:2
 表の幅:自動サイズ


下記のように表が追加されました。


それでは表の中に、ボタンを配置しましょう。

【コアコントロール】から【ボタン】をまずは表の左側のセルにドラッグアンドドロッブします。


プロパティでは、
 ラベル:出 社
 高さ:100ピクセル(特に指定ではありません)
 幅:250ピクセル(こちらも自由です)

その他、フォントや背景などは自由に設定してください。


同じように右側のセルに退社ボタンを作成します。
先の出社ボタンをコピーして、右側のセルに貼り付けます。
プロパティを
  ラベル:退 社

フォントや背景は、出社と区別しやすいものにしてください。

以上でまずはトップページが仮で完成しました。

せっかくですので、ブラウザでプリビューしてみましょう。

【設計】-【Webブラウザでプリビュー】-【Internet Explorer】をクリックしてください。

Internet Explorerが起動し、下記のようなページが表示されるはずです。


それではせっかくなので、ソースを見てみましょう。

デザイナーの【設計】タブから【ソース】タブに切り替えてみてください。

端末より多少異なりますが、下記のような表示がされるはずです。


"xp"と書かれたタグがたくさんありますが、これがXPagesで書かれた内容になります。

4行目がタイトルの設定内容。

xp:table以下が設置した表とボタンコントロール2個の設定となります。


合わせてWEBブラウザでもソースをみてみましょう。

ちなみにブラウザ側のソースは書きのようになります。



今回は以上とさせて頂きます。まったくプログラミングらしき作業はありませんでしたね。

年度末ということで、本業の案件がかなり立て込んできました。
スローペースになるかと思いますが、続けて参りますので、今後もよろしくお願いします。

次回は部署別のページ作成から続けさせて頂きますが、こちらでは本日のページからのリンク程度の作成の予定です。

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