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2019年2月13日水曜日

ノーツでログオン管理

This time I created an application to record the logon and logoff records in Notes, so I will introduce it.

みなさま、こんにちは!!
USではThink2019が盛り上がっているようですね。
参加されている皆様、ぜひ満喫してきてください。
また戻られましたら、いろいろと情報発信もお願いしますね!!
来週のIBM Notes/Domino Day 2019 Springでのフィードバックも期待してます!

さて今回はログオン・ログオフ時間をノーツアプリに収集することに成功しましたので、記事とさせて頂きます。
※弊社ではクライアントは全員VDIを使用しておりますが、こちらの環境でも使用できることは確認済です。

そもそも弊社では事務所入り口に置いた共有パソコンのブラウザでXPagesで作成したノーツアプリを使ってタイムレコーダー

【第1回】タイムレコーダーアプリ作成~アプリケーションの準備~
以降でご紹介

を打刻していたのですが、労働基準法改正に伴い、さらに管理を強化する必要があることから、何かしらシステムで受けこむよう指示が出ておりました。
もちろんクライアント管理サービスなども考慮したのですが、性能が良すぎて価格的には安価ではないというところがあり、それならばノーツで何かできないかと考えた次第です。

早速ですが、アプリのイメージです。
ノーツアプリそのものは至って簡単です。
フィールドとして、creator,stamp,timeの3項目のみのアプリになります。
timeのみ「作成時の計算結果」として@createdとしています。
残り2項目は「編集可能」になっています。


ビューは単純に日時順と氏名別を作成しています。
以下は日時順のイメージです。



今回のノーツアプリは単純にデータを受けこむだけのものを想定してあります。
文書の作成は curl コマンドから REST を利用してアプリに書き込むこととしてあります。
従いまして、ノーツアプリ側でRESTからアクセスを受け付ける設定が必要です。
こちらについては、御代チャンピオンのブログがたいへん参考になりますので、ご覧ください。

Notes/Domino でREST APIを使ってみよう-前半

curlについては、以下サイトが参考になりました。

IBM Domino REST API 利用ガイド

まずはwindowsでcurlを使えるように設定を行います。

こちらのサイトからcurlがダウンロード可能です。
筆者はWindows 32bit 版をダウンロードして使っています。

ダウンロードしたzipファイルを解凍し、フォルダを【curl】にリネームします。
このフォルダをどこでもいいのですが、今回はCドライブ直下に移動させました。

curlを利用するには、コマンドプロンプトからcurl.exeのあるディレクトリに移動させるだけで使用できます。

今回の場合ですと、


  cd C:¥curl¥bin


となります。


正しく稼動するかは、以下コマンドでHelpが表示されればOKです。


  cd C:¥curl¥help


それではバッチファイルを作成します。
私は以下[logon.bat]と[logoff.bat]を作成し、対象クライアントのC:¥BATCHフォルダに保存しました。

logon.bat

  ECOH OFF
  cd c:¥curl¥bin
  curl -i -H "Content-type: application/json" -X POST -d "{¥"creator¥":¥"%USERNAME%¥",¥"stamp¥":¥"ログオン¥"}" -u "管理者名":パスワード http://サーバーパス/アプリ名.nsf/api/data/documents?form=フォーム別名


curlのオプションについては、私自身理解しきれておりませんので、割愛させて頂きます。
要はcreatorフィールドに %USERNAME% を用いて、ログオンユーザーの名前をセット。stampフィールドに固定値としてログオンをセットするようなイメージです。
timeフィールドは作成時の計算結果フィールドですので、こちらでは操作していません。

logoff.batについては、先の「ログオン」を「ログオフ」にしただけのものを準備します。

バッチファイルの準備ができましたら、弊社ではADのグループポリシーに設定を行いました。
ログオンする全社員を対象にデータを取得することが目的であり、且つログオフ時にバッチを実行させるにはポリシーを使う必要があるためです。

新規でグループポリシーオブジェクトを作成(場所は各企業様で必要な場所へ作成してください)し、グループポリシー管理エディターにてスクリプトを割り当てます。
割り当てる場所は
[ユーザーの構成] - [ポリシー] - [Windowsの設定] - [スクリプト(ログオン/ログオフ)]です。


こちらのログオンにlogon.bat、ログオフにlogoff.batを割り当てます。


続いて、グループポリシーを即時有効にするため、コマンドプロンプトにて以下を実行します。


  geupdate /force


それでは試しにログオンしてみましょう。
ノーツアプリで日時順ビューを開いた画面です。



うーん、ふたつ問題がありますね。
ひとつはスタンプ。「ログオン」と表示して欲しかったのですが、やはり2バイト文字は制限があるようです。
さらに問題は日時。
単純にアプリから新規作成時には作成時の計算結果としてtimeの値が保存、表示されたのですが、RESTから送り込んだため計算が行われず、以下のように文書にtimeの値すらありません。


ということで、まずは簡単なstampフィールドからです。
先のバッチファイルの「ログオン」「ログオフ」を半角で「LogON」「LogOFF」にしてみました。
先のログインした端末をログオフすると、


当たり前ですが、うまく取得できました。

次に日時です。
エージェントでとも考えたのですが、もっと簡単にtimeフィールドもバッチ側から送り込む方法に変更することにしてみました。

先のバッチファイルを以下のように変更します。


  ECOH OFF
  cd c:¥curl¥bin
  curl -i -H "Content-type: application/json" -X POST -d "{¥"creator¥":¥"%USERNAME%¥",¥"stamp¥":¥"ログオン¥",¥"time¥":¥"%date% %time%¥"}" -u "管理者名":パスワード http://サーバーパス/アプリ名.nsf/api/data/documents?form=フォーム別名


念のため、ノーツアプリのtimeフィールドも作成時の計算結果から「編集可能」に変更し、ログオン/ログオフしてみました。


値が取得できました。

使わないですが、フォームです。


こちらもOKですね。
念のため、編集して保存してみたとろ、少しだけ違和感のある動きが・・・


そう、ノーツアプリ側の時刻の表示設定がフォームでは「時分」、ビューでは「一般」になっていたため、保存することで秒が切り捨てられたようです。
ですので、「時分秒」に設定しなおし、正しく得られるようになりました。

ちなみにノーツビューで「表形式でコピー」してエクセルに貼り付けたものがこちらになります。


日時の書式設定は「ユーザー定義 yyyy/m/d h:mm」と認識されているため、集計にも利用できるはずです。



いかがですか?
ログオン/ログオフスクリプトとノーツアプリだけで、ユーザーのログオン/ログオフが記録できるようになりました。

まずは今回の案件がパソコン使用時間の収集という目的であるため、弊社では本アプリを使うこととします。
弊社のような1人SEや専任者がいない会社様などですと、それなりに使えるのではないかと思います。

※¥マークは"/"に変換されるため、全角文字を使用しておりますので、ご注意ください。

2018年12月4日火曜日

IBM Notes #Traveler データベースのデフラグについて

Let's regularly defragment the Traveler server !!

みなさま、こんにちは!!
いよいよ今年もあと1ヶ月を切ってしまいました。
クリスマスやお正月が楽しみな反面、年末の繁忙期を乗り越えなければなりません。

さて本日はタイトルの通り、Travelerサーバーのデフラグについて書かせて頂きます。

まず弊社の環境ですが、社内にDominoサーバーがあり、DMZ上にTravelerサーバーがあるというごく単純な構成になっています。
Travelerサーバーは定期的に再起動を行っております。

さて今回の背景です。
数ヶ月前までは、社内で使用しているノーツクライアントにメールが着信するのが早いか、Travelerを経由してiPhoneに通知が出るのが早いかというほどでした。
ところが最近になりiPhoneへの通知が遅れたり、場合によっては通知がない(正しくは通知前にクライアント側で閲覧したため、通知されない?)という状況になってしまいました。

一番にTravelerサーバーの再起動やサーバーそのものの再起動を試してみたのですが、改善されませんでした。
そこで弊社のパートナー様へ情報提供を依頼したところ、以下記事のリンクを送っていただけたのです。

(参考) IBM Notes Traveler データベースのデフラグによるパフォーマンスの改善について

詳細はリンク先を見て頂きたいのですが、要は

「IBM Notes Traveler のインストールサイズが大きくなり、稼働時間が延びるにともない、IBM Notes Traveler の内部データベースのサイズが増加してシステムのパフォーマンスに影響を及ぼしうるケースが見られる」ようになるそうです。
この対策として、データベースを圧縮・最適化するデフラグコマンドを追加頂けたました。
またシステムを良好な状態に維持するため、1ヶ月に1回程度はこのコマンドを実行することが推奨されているとも記載されております。
恥ずかしながらこの情報は全く知らずに使い続けていたことが原因のようです。
ということで、早速Travelerサーバーのデフラグを行い、また今後のために30日に1回実行するように設定してみたいと思います。

手順もすべて先のURLに書かれているのですが、実に簡単です。


サーバーの notes.ini に以下の1行を追加するだけ・・・。

    NTS_DEFRAG_INTERVAL_DAYS=30
保存して、Travelerサーバーを再起動すると、前回のデフラグより30日が経過されている場合(弊社では1回も実行していないため、もちろん該当)、起動時にデフラグが実行されます。

デフラグの時間を計り忘れたのですが、1~2分程度ではなかったかと思います。
恐らく次回以降はこの時間も短縮されるのではないかと推測します。


なお手動で実行する場合は、Traveler タスクと HTTP タスクをシャットダウン

  tell traveler quit
       tell http quit


した上で、以下コマンドを実行します。

load traveler -defrag


デフラグが完了すると、自動でTravelerサーバーが起動し(httpタスクも含む)、完了です。


以上、本来ユーザーが知っておかなければいけない情報かと思いますので、掘り起こさせて頂きました。


2018年11月5日月曜日

IBM Domino Mobile Apps とメールの連携について

Since IBM Domino Mobile Apps which was released the other day said that mail is not supported, I tried to verify whether it works as expected from Traveler and iNotes.

みなさま、こんにちは!!
先日リリースされました IBM Domino Mobile Apps ベータ版なのですが、現在メールは利用できないと明記されております。
業務での運用ではメールとの連携は必須のため、Traveler及びiNotesからの動きを確認してみました。

まずはTravelerからです。
TravelerのメールはiPadのデフォルトメーラーに届き、下記のような文書リンクの含まれたメールからテストしてみます。


ノーツクライアントからですと、メールリンクのアイコンが表示されるのですが、Travelerでは上記のように表示されています。
また従来はWebブラウザで開いておりますので、設定によりリンクアイコンの右にはLinkの文字と文書URLのリンクが表示されております。

当たり前ですが、このURLをタップするとブラウザが起動し、XPagesで作成したページが表示されます。

それではリンクアイコンをタップしてみます。
すると一瞬IBM Domino Mobile Appsで開くというメッセージが表示され(画面ショット撮れませんでした・・・)、パスワード入力画面が表示されました。
もちろん先日記載しましたが、弊社ではIDVaultを設定していないため、iPadに登録したIDファイルに対するパスワードを求められるものになります。


パスワードを入力すると、無事 IBM Domino Mobile Apps で対象文書を開くことができました。


もちろん上部のアクションボタン(ワークフローを含む)も問題なく動いてくれます。
期待した通り、満足な結果が得られました。

アプリのタブを閉じ、Homeタブを表示したところ、


Recent Applications の画面が表示されるのですが、こちらに今回開いたアプリケーションは追加されませんでした。
個人的にはこちらに追加されるものと期待していたのですが、考えようによってはメールからしか開くことのないアプリケーションがこちらに並ばない仕様も考えられたものかもしれません。

上部左の「メール」に戻ろうとすると、少し気になる画面が表示されました。


恐らく先のメールリンクをタップした際に、アイコンのgifファイルを開き、同時にIBM Domino Mobile Appsが開かれたような動きになっているようです。
できればこの画面は表示されないよう改善頂きたいところです。

こちらも左上の「完了」をタップしますと、もともと想定していたメール画面に戻ります。


つづいてiNotesです。


iNotesの画面はリンクアイコンのみが表示されており、こちらをタップするとこのように

"Domino Apps"で開きますか?

というダイアログが表示されます。
「開く」をタップしますと、左記のTravelerと同じようにアプリが開きます。


ということで、メール機能を持たずともTraveler や iNotesを利用することで、問題なく業務が行えることがわかるかと思います。

先にも書きましたが、少しチューニングが必要な部分は感じますが、ベータ版というところを考えると、製品版では一部は改良されたものがリリースされるのではと期待しております。


簡単ではありますが、ほぼ期待通りの結果が得られましたことを報告致します。

2018年11月1日木曜日

IBM Domino Mobile Apps ベータ版を使ってみました。

Finally released IBM Domino Mobile Apps beta version.
Since IDVault has not been set up, I write the setup procedure using the ID file.

みなさま、こんにちは!!
先週はMizkan様にお世話になり、その余熱も覚めやらぬ昨日、ついにリリースされました。

IBM Domino Mobile Apps ベータ版

アプリの導入や詳細については、こちらのブログをご覧ください。

アプリのインストールまではほんの数分でした。すぐにiPadに以下のようなアイコンが現れてくれます。


アプリを起動するとDominoサーバーの設定画面が表示されます。
・・・申し訳ありません、画面ショット撮り忘れました・・・

※※※本ブログを読んで頂いたN様より「クライアント構成」画面ショットを頂戴致しましたので、添付致します。
N様、ありがとうございます!!



パソコンでセットアップしたことがある方でしたら見たことのある「Dominoサーバー名」と「ユーザー名」を入力し、次に進めます。
弊社ではIDVaultを設定していないため、この時にIDファイルを求められます。

IDファイルのアップロード方法は至って簡単で、iPadをiTunesに接続して、デバイス画面を開くと、「ファイル共有」というメニューがありますので、こちらをクリックします。


すると右側にファイル共有の設定が表示され、App欄に「Domino Apps」があることがわかります。



さらに右側に「Domino Appsの書類」という欄があり、こちらにIDファイルをドラッグ&ドロップします。


最後に下にある「同期」ボタンをクリックするだけで転送完了です。


それでは再度 IBM Domino Mobile Apps を起動します。
パスワードを求められますので、入力すると無事アプリを起動することができました。

ちなみに弊社Dominoサーバーのバージョンは9.0.1ですが、問題なく接続することが可能です。

左上のハンバーガーメニューから「オープン・アプリケーション」をタップすると、パソコンのノーツクライアントと同様、アプリケーションを開くことができます。


こんな感じですね。サーバーを選択して、開きたいアプリケーションを選びます。


あとは自由に使っていただければいいのですが、かなり使えるというのがわかると思います。
ぜひ何のカスタマイズもせずにそのまま使ってみてください。

なおIDファイルを使っている証拠として、下記は弊社のSFAの画面になります。
担当者欄には [@Name([CN];@Username)] が式として入っているのですが、正しく私の名前が入っていることが分かります。


恐らくたくさんの方から情報発信されてくるものと思いますので、皆様もさわりながらお試しください。

少し余談になるのですが、弊社のアプリデザインは以前にも書きましたが、下記デザインを採用しております。
こちらを利用しますと、ビューの行幅などもiPadで違和感なく利用することができますので、ほぼカスタマイズなしで運用できそうです。


ぜひ参考になさってください!!

※注意事項
本記事なのですが、メモ等を取らずにセットアップしてしまったため、記憶の範囲での記事になります。誤り等ございましたら、ご指摘頂ければ修正させて頂きます。

2018年10月27日土曜日

#ノーツコンソーシアム ( #notescons ) #ユーザー情報交換会 に参加させて頂きました。

I report on the User Information Exchange Meeting of the Notes Consortium held yesterday.
This time, Mizkan gave us a venue, it was a fulfilling day in the fact that the first half is an application boast meeting and the second half is a tour of Mizkan Museum.

みなさま、こんにちは!!
今回は10月26日(金)にMizkan様本社およびミツカンミュージアムにて開催されました「ノーツコンソーシアム ユーザー情報交換会」に参加させて頂きましたので、そのレポートとさせて頂きます。

まずユーザー情報交換会の位置付けなのですが、ノーツコンソーシアム参加企業の中で、ユーザー企業同士の交流と情報共有を行う目的で年3回開催されており、今年で5年目。つまり15回目の開催だそうです。
運営や管理など全てをユーザー企業にて実施しております。
基本的にはユーザー企業以外の参加は認められていないのですが、時には今回のようにIBM様やパートナー企業様にも参加頂き、ユーザー企業の悩みの相談にのっていただくような開催もあります。

今回はMizkan様のご協力により、会場としてMizkan様本社をお貸し頂きました。
参加企業は12社。

テーマは、「ノーツアプリ自慢大会」です。

●13:15 Mizkan様本社集合
●13:30 ユーザー情報交換会(ノーツアプリ自慢大会)
●16:00 ミツカンミュージアム見学
●18:00 懇親会


本社会議室をお借りし、まずは受付。
なんとお酢のドリンクを準備して頂けておりました。


さっぱりしておいしかったです。ごちそうさまでした!!

さてアプリ自慢大会ですが、便宜上50音順でスタート。

●D社様
Cachattoを採用した経緯とインフラ図を中心に説明頂きました。
やはりモバイル対応は必須ですね。

●T社様
ポータルの改修が印象的でした。緊急速報をメールDBに受信し、受信次第ポータルトップに表示するという素晴らしい案はマネさせて頂く価値がありますね。
ユーザー管理関連のアプリケーションの工夫も参考になりました。

●N社様
「ひとり業務改善」というto do管理アプリケーションを構築され、RDBを介してBIで分析されるという事例でした。たまたま弊社と同じBIであり、弊社はcsv経由でノーツ連携しているため、RDB接続も試してみる価値を感じました。

●N社様
e-メールの添付ファイルを自動でzip暗号化されるという興味深いものでした。弊社ではユーザー任せになっており、来年にConnectionsのFilesでの運用も考慮していたのですが、比較する必要がありそうです。

●N社様(・・・N社様が多いですねw)
大量にあるアプリをXPagesにてWEB化推進中だそうです。
LDAP連携や、IBMiとのリアルタイム連携、エラーログの自動取得など、弊社でもやりたいことを実現済のため、機会あればもうひとつ深堀させて頂きたいと感じました。

●弊社
先日のNotes/Domino Day Autumnの基調講演にて触れておりましたが、単純なアプリなのですが、法的な報告義務のある取引を記録するアプリケーションを紹介させて頂きました。

●M社様
2012年より全面WEB化(XPages)されたという、かなり進んだ会社様です。
従来は拠点ごとに管理していた記録をノーツ化することで情報共有が進んだという素晴らしい事例でした。
さらにノーツのみでBIチックなグラフ機能を構築されたとの事で、動画デモを準備頂けていたのですが・・・残念ながらこちらはうまく動かず。
・・・ぜひまたの機会に見せてくださいね。非常に興味あります!!
今後はIEに最適化してしまったコンテンツをマルチブラウザ化されるそうで、こちらも興味あります。

さて長くなりましたが、いくつかキーワードがありました。
【WEB化】【モバイル対応】【各種連携】【自動化】

まだまだ情報収集する必要はありますが、各社にとってV10は後押ししてくれるのではないかと強く感じた1日でした。

終了後はミツカンミュージアムを見学させて頂きました。
入ってビックリ!!
お酢の奥深さとミツカン様の歴史、またプロジェクションマッピングや動画コンテンツなど。とても90分では足りないほどの内容でした。
ぜひお近くに行かれることがございましたら、一度見学されることをオススメします!!
せっかくなので、写真を数枚。




終了後は懇親会も準備頂きました。
各社のお悩みや工夫をそれぞれやり取りできました。

ちなみにお店にはこのように書かれておりました(笑


最後になりましたが、ノーツコンソーシアム事務局様、担当理事様、そして日本IBM様、ご参加の皆様、本当にありがとうございました。
特に今回の会場をご提供頂きましたMizkan様につきましては、至れり尽くせりのご対応、心より感謝致します!!

非常に勉強になり、またやりたい事、やるべきことが大量にできてしまいました!!
はやく今のBI作業を片付けて、とっかかりたいです。

また何か実現できましたら、こちらに書かせて頂きますね。

2018年10月11日木曜日

#ずっとノーツ #dominoforever

Finally announced IBM Notes / Domino V 10!
Notes Domino Day Autumn Tokyo has been very exciting!
Although it is extremely powerful, could I also help you?

みなさま、こんにちは!!
昨日、ついに発表されましたね、IBM Notes/Domino V10 !!

スタートは電飾をふんだんに取り入れたドラムパフォーマンス!
"Domino"と"V10"の文字が踊ります😍

その後、Notes /Domino V10 新機能とデモンストレーションを経て、私ごときで恐縮なのですが、基調講演のユーザー座談会へ、他2社のユーザー様と共に登壇させて頂きました。


内容についてはV10の新機能に対する期待と、導入後の姿などを話したつもりなのですが、少しでもお伝え出来たら幸いです。

以降、Notes/Domino V10へのアップグレードに向けての説明で基調講演を終えました。

1時間の長い休憩時間があったのですが、これは20台のiPadが用意されており、IBM Domino Mobile Apps(iPad版ノーツクライアント)のデモが行われ、多くの方がその機能に驚かれたのではと感じました。

その後は2トラックに別れ、ひとつはIBM様によるNotesの新機能、Dominoの新機能説明。
私はもう片方の「ノーツコンソーシアム ザ・ノーツ研によるV10ベータ評価報告」と「IBMチャンピオンによる 開発者が語る 最新Dominoアプリケーション事例」へ参加しました。

チャンピオンセッションは一部動画が公開されておりますので、ご覧ください。



終了後、有志の方によるV10歓迎パーティが開催され、非常に熱い時間を過ごさせていただくことが出来ました。

本ブログではなかなかお伝えしきれないと思いますので、ぜひソーシャルメディアにて以下ハッシュタグを検索して見てください。

#ずっとノーツ
#dominoforever

さて来週16日には大阪でもIBM Domino Day Autumnが開催されます。
この日は1トラックで、今回参加出来ませんでしたIBM社員様のセッションを聞くことが出来ます!!

終了後はこちらも有志で歓迎パーティが計画されております。
当日、数名看板を持ってお待ちしておりますので、お声掛けください。

皆様と一緒にお祝いできる日を楽しみにしております。

※東京の協賛社様よりプレゼントをお預かりしておりますので、当日何らかのイベントでお持ち帰り頂けるよう準備を進ます。

2018年9月26日水曜日

新規文書作成手順のいろいろ

This time I will write a little about Notes's new document preparation though it is now.

みなさま、こんにちは!!
Domino10のカウントダウンが進み、ついに2週間となりました。
筆者もワクワクしながらその日を待っているのですが、きっと皆様も同じことでしょう!!

改めていくつか告知です。

IBM Notes/Domino Day 2018 Autumn Tokyo
Domino V10 歓迎パーティー @Tokyo
【10月16日大阪、10月19日名古屋】IBM Notes/Domino Day 2018 Autumn
Domino V10 歓迎パーティー @Osaka

また現在日程調整中ですが、先日初めて東京以外で開催されました【新任担当者向けワークショップ】ですが、大阪でも11月に開催できるよう準備中です。決定までもう暫くお待ちください!!

さてそんな中ですので、本来はベータ版の新機能等を紹介すべきかとは思いますが、弊社のアプリで少し気になっていた点がありましたので、記事にしてみました。

内容としては、新規文書作成コマンドについてです。
・・・すいません、今さらなんて言わないでください(汗

ちなみに弊社ではユーザー側がわかり易いようにとの視点から、アクションバーのボタンのみを使用しております。

こんな感じですね。


複数フォームがある場合は、以下のようにサブアクションとしています。


まず今回制御したかったのが、作成メニュー内のコマンドになります。

例としてわかりやすいように[メインフォーム|main]と[返答フォーム|reply]というふたつのフォームを持つアプリケーションを準備しました。

一覧ビューにはアクションバーに[新規作成]ボタンを配置し、[メインフォーム]だけを作成できるような設定を行います。


もちろんユーザーが見る画面では、「新規作成」ボタンがひとつあるだけで、違和感はないと思われるのですが、


フォームをデフォルト設定のままで作ってしまうと、[作成]メニューに含まれてしまいます。
今回の例ですと、以下のように[メインフォーム]と[返答フォーム]が表示されてしまい、いきなり[返答フォーム]を作成できるようなメニューになっています。


実際クリックすると、以下のように親文書が選択されていない警告が表示されますので、アプリケーションそのものに影響はないのですが、そのようなメニューを存在させたままにしておくことは避けるべきです。


このようなことを回避するために、フォームのプロパティにあります[メニューに含む]のチェックを外しておきます。


これだけで先のメニューから[返答フォーム]を消すことができます。


もちろん[メインフォーム]にも同じ設定を行うことで、[作成]メニューから新規フォームの作成はできなくなります。
たとえばアクションバーの新規作成ボタンに、composeだけでなく、別の式を実行させようとする場合などでは有効な方法になります。


ごく簡単な設定ではありますが、アプリケーションを正しく利用させる(予期せぬユーザーの作業を避ける)ためにも重要な設定になります。

参考までに、LotusScriptでの処理を行いたい場合は、御代チャンピオンのブログ

文書の作成

をご覧ください。

また別アプリケーションの文書を新規で作成することも可能です。
こちらも御代チャンプの

別のデータベースに文書を作成する

が参考になります。

なお保存時に処理を行わせたい場合もあるかと思います。
例えばフィールドの値をnotes.iniに書き込むなど。

保存の場合は、アクションバーには出てこないのですが、ノーツクライアント特有の[esc]キーによりウィンドウを閉じる操作が行われ、文書を保存することができてしまいます。
そのために[esc]キーでのウィンドウクローズを制御する必要があります。

こちらも御代チャンプのブログに記述されております。

ESCで文書をクローズさせない

いやー、御代様ありがとうございます・・・なんて、自分の手間を省くような記事になってしまいましたが、ちょっとした工夫で何をするか分からないユーザーの制御を行い、データベースを正しい状態で蓄積させるのも設計者の責任ですので、ぜひ細かなことでも手を抜かずに設定してください。

それではまずは10月10日、東京でお会いしましょう!!