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2017年11月6日月曜日

余談!・・・データベースアイコンについて

みなさま、こんにちは。
IBM Notes/Domino Day 2017は申し込まれましたか?
もちろん私は今週の大阪会場に参加致します。
 11月9日(木曜日) 大阪
 11月16日(木曜日) 名古屋
 11月29日(水曜日) 福岡

Notes/Dominoの最新情報が気になりますよね。
ぜひご都合できるようでしたら、お近くの会場にご参加ください!!


さて今回は少し方向性が違うのですが、データベースアイコンについて記載してみたいと思います。
個人的には皆様がどのようなアイコンを使っているのか、とても興味があるもので
して。

さて早速ですが、現在のアイコン変更の画面です。
以下はメールテンプレートのものになります。


上半分が現在使用されているアイコンになります。
下半分は、Notes 8.5.2より前のバージョンで使用されるものとなります。
つまり8.5.2のバージョンアップにより、アイコンとして使用できる幅が広がったと言えるでしょう。

それでは現在使用できるイメージファイルについて確認しましょう。

先の画面の「置換」ボタンをクリックした画面です。
以下のように、GIF・JPEG・ビットマップ・PNGが選択可能です。
基本的に弊社ではインターネット上や、Officeのオンライン画像など、著作権フリーのものをサイズ変更したり、トリミングしたりして使ってます。


次にサイズです。
サイズは32x32ピクセル以内でなければなりません。
それ以上に大きい画像を取り込もうとすると、以下のようなアラートが表示されてしまいます。


それでは逆に小さかったらどうでしょう。

以下のような分かりやすい画像のサイズを16x16ピクセルにしてみます。


置換すると、下記のような表示になりました。


少し分かりにくいかと思いますが、画像が粗くなったのがお分かり頂けるかと思います。
つまり32x32ピクセル以下の画像は、拡大して32x32ピクセルのアイコンとして使用されるのです。


それではせっかくですので、8.5.2より前のバージョンの画面を見てみましょう。

「アイコンエディタを開く」をクリックします。


知る人には懐かしい画面ですよね。
32x32ピクセル上に16色+無色でデザインしていくというものです。

かなり表現として限定されるのですが、それでも皆様素晴らしいアイコンを開発されていたと記憶しております。

ちなみに絵心のない私は、ペイントで32x32ピクセル内に画像ファイルを貼り、それをコピーしてこの画面に「貼り付け」て使用していました。


さて以上でアイコンの作り方(設定の方法)は完了ですが、皆様はどのようなアイコンをご使用ですか?

弊社では時代の変化を含め、下記のようなアイコンがあります。

まずは8.5.2以前の古いものから・・・



続いて8.5.3時代には・・・



直近ですと・・・



実に多種多様なパターンがあります。
裏返すと統一感がない・・・。

ぜひ皆様のご自慢!? のデータベースアイコンを教えてください!!


今回は息抜きのような話題になってしまいましたが、アイコンひとつにしてもユーザーにとってはかなり重要な要素です。
手を抜かずに設定すべきと強く感じますし、また現状の不十分さに反省しております。



2017年5月31日水曜日

【告知】大阪地区研究会第 2 回

みなさま、こんにちは!
5月も終わりとはいえ、暑い日が続きますね。
ただ来週には関西も梅雨入りするかもとの事ですので、この晴天をうまく使いたいところです。

さて本来ですとユニバーサルテンプレートについて記載する予定でしたが、本業が詰っており、記事が完成しておりません。

が!!

タイトルの通り、「ノーツコンソーシアム 大阪地区研究会第 2 回」が来週に迫りましたので、今回は告知のみ掲載させて頂きます。

以下、ノーツコンソーシアムサイトより抜粋

【会員向】大阪地区研究会第 2 回
日時        : 6/ 9(金) 13:00~
受付時間    : 12:50までに1F受付へ集合ください。
会議室        : 2F
場所        : IBM大阪事業所

今回の内容ですが、

「Notes DBの活用事例」について発表およびディスカッション

となっております。

今年の大阪研究会のテーマは、

「Notesをどう使い続けていくのか」

ですので、まさにピッタリの内容ではないかと考えております。

「自慢のアプリ」や「変態アプリ」などの情報が発表される予定ですので、会員の皆様はぜひご都合を合わせて、参加をお願いします。

またまだ会員になっていない方でも、ご興味ございましたらぜひ見学にいらしてください。

今回も新規で見学にきていただける方もいらっしゃると伺っております。
ぜひ関西ならではのノーツコンソーシアムの雰囲気を味わってみてください。

見学のお申し込みは、コンソーシアムサイト上部の「お申し込み・ご質問」からメールにてご連絡ください。

それでは当日、皆様にお会いできることを楽しみに致しております!!

・・・今回も終了後の反省会が楽しみです~

2017年4月17日月曜日

検証・・・文書のロックについて

皆様、こんにちは!
神戸は先ほどから雨が降り始めました。おそらくサクラも散ってしまうことでしょう。
個人的には土曜日に造幣局の通り抜けに行けましたので、結構満足してます!

それはそうと、先週からノーツコンソーシアムのさまざまな研究会がスタートしています。
私が参加しているのは、【ザ・ノーツ研究会】と【大阪研究会】です。
研究会の詳細は省略させて頂きますが、会員外の方でも見学できるかと思いますので、ご興味ある研究会ございましたら、事務局までお問い合わせください。

さて本日は以前から個人的に疑問であった「文書のロック」について、少し検証してみましたので報告させて頂きます。

「文書のロック」は、データベースのプロパティで設定可能な項目で、複数人で使用するようなデータベースで、ひとりが使用していると排他処理されるという機能になります。

 

ノーツクライアントですと、他の方が編集モードで開いていると以下のようなダイアログが表示され、編集モードに移ることができません。


私の疑問であったのは、ブラウザとノーツクライアントでどのような挙動をするのかという点になります。

それでは実際のテストです。
先日「既存アプリの最短Xpages化」でご紹介しました日報アプリに少し手を加え、ビューから文書を開いた際に

ターゲット文書:文書の編集

とし、フォームに「保存」ボタンを配置したものを使用致します。

テストの前に、それぞれロックされていない状態での編集に問題ないことは確認しました。


テスト1:ノーツクライアントで「編集モード」で開いた文書をブラウザの編集モードで開くことができるか。


結論は開くことができました。


テスト2:テスト1でノーツクライアントで編集保存後、ブラウザで編集保存するとどうなるか。


見事、【競合文書】になりました。



テスト3:逆にブラウザで編集保存後、ノーツクライアントで編集保存するとどうなるか。


こちらはブラウザで保存しようとすると、下記のようなエラーが表示されました。


もちろんノーツクライアント側のロックを解除すると、問題なく保存することができました。

テスト4:ブラウザで編集モードで開いた文書をノーツクライアントで開くことができるか。


こちらも開くことはできました。


テスト5:テスト4でノーツクライアントで編集保存後、ブラウザで編集保存するとどうなるか。


テスト2同様、【競合文書】ができました。


テスト6:逆にブラウザで編集保存後、ノーツクライアントで編集保存するとどうなるか。


こちらは先と違い、【競合文書】ができました。


だらだらと書きましたが、まとめると

●いずれも同時に編集モードで開くことは可能である。

●ノーツクライアントが先にロックした場合
  ・ノーツクライアントが先に保存 ⇒ 競合文書ができる
  ・ブラウザが先に保存 ⇒ 予期しないエラーが出る

●ブラウザが先にロックした場合
  ・ノーツクライアントが先に保存 ⇒ 競合文書ができる
  ・ブラウザが先に保存 ⇒ 競合文書ができる

となります。

結論だけ見ると、想像した通りの結果ではないかと感じました。
個人的には編集モードに入る手前で止まってくれると嬉しかったのですが、そう甘くはないようです。
但し、条件がはっきりしましたので、ノーツクライアントとブラウザ両方でアクセスするようなアプリケーションを稼動させる場合のヒントにはなったかと思います。

なお文書ロックに関しては、日本IBM様サイトにて【Lotus Notes/Domino 文書ロックの仕組みFAQ】として詳しく紹介されておりますので、参考になさってください。
どういう理由か検証していませんが、ロックが解除されないという事例がありました。
その際の対処方などもこちらに記載されております。


またXpagesでの設定事例については、IBMチャンピオンである御代様のブログでも、【XPagesで文書のロックをやってみよう!】にて紹介がございますので、こちらもご覧ください。

最後までお付き合い、ありがとうございました。

2017年3月21日火曜日

簡易日報(設計非公開)版の配布

みなさま、こんにちは!!

先日も書きましたが、年度末にいろいろと予算がつき、まさに右往左往の状態です。
昨日は本社内のアクセスポイントの総入れ替えを実施しました。
せっかくですので、お客様用のSSIDも準備致しましたので、弊社に来られる際はお問い合わせください。

ちなみに明日は販売管理システムの手直しとBIツールの定義納品・確認が待ってます。

木曜は支店のアクセスポイント切り替え。
終了後はノーツコンソーシアム 大阪研究会の「悪巧みの会」と称された前準備の打ち合わせで京都に向かいます。

ということで・・・
ネタ切れです(大汗

いくつか社内で実施したいテーマはあるのですが、手を付けることすらできず、もちろん当記事にもなりません。

ということで・・・
前々回に林様のテクてく講義を適用したデータベースをご紹介しましたが、本日は設計非公開になりますが、ダウンロードを準備致しましたのでご案内させて頂きます。

こちらよりダウンロードしてください。

もちろんこのままでは得意先のダイアログ設定ができませんので、まったく使い物にはなりません。

ご希望の方へは、設計公開版のテンプレートもお譲りさせて頂くことは可能です。
再配布以外、ご自由に使って頂いて結構です。

また揚げ足を取っていただいて、「こうすれば」などご指導頂けましたら、それ以上にありがたいことはございません。

あくまで初歩レベルのデーベース(あえてアプリケーションとは言いません)とご判断ください。

なお社内で設計が組み替えられないような企業様については、可能な範囲でお手伝いさせて頂きます。
お代は必要ありませんが、内容に限界があることと、日程に猶予を頂けることのみご了解ください。

もちろん専門の方に、修正を依頼頂いても構いません。


以上、自分のレベルの低さを露呈するような内容となってしまいますが、素人の作品程度ということでご容赦ください。

2017年3月13日月曜日

【第8回】タイムレコーダーアプリ作成~テンプレート化~

みなさま、こんにちは!!
年度末が近づいて参りましたね。
弊社では今年、少し予算が頂けましたので、念願のアレの更新と、ソレの新規導入の真っ最中です。
・・・すいません、いい加減な書き方ですね(汗
ゴールデンウィークに什器の入れ替えを予定しているのですが、物品のみ年度内予算で購入することになり、まさに今日から会社の倉庫に搬入が開始されました。
予定より早く本日分が完了したため、なんとか当記事を公開することができました。

さて前々回まででアプリケーションとしては(見た目をのぞいて)仕上がりました。
このまま利用してもいいのですが、弊社では年度ごとにデータベースを作ろうということになりましたので、テンプレート化しております。
また前回にも書きましたが、現状ですと推測しやすいデータベース名であり、加えてanonymousに作成者権限を与えているため、ほんの少しリスクを減らす効果も考慮しております。

それではデザイナー左メニューにあるタイムレコーダーを右クリックし、【アプリケーション】→【コピー】をクリックしてください。


アプリケーションのコピーダイアログが開きますので、

サーバー:貴社サーバー
ファイル名:time-recorder.ntf
アプリケーションの設計のみを選択

以上でOKします。


続いてデータベースのプロパティを開き、左から4番目の設計タブに移動します。

中央少し下の
マスターテンプレートのデータベースにチェックし、テンプレート名を記述します。
今回は「タイムレコーダー」としました。
※日本語も可能ですが、他のテンプレートとの重複に注意ください。


以上でテンプレートができました。

試しに新規アプリケーションの作成を行うと、以下のようにサーバー内のテンプレートとして選択可能になります。


あとはファイル名を乱数にするなどすれば、外部からのアクセスは非常に困難になるというものです。


本アプリケーションは本来のノーツIDを利用せずに運用しておりますので、最善の方法とは言えないと思いますが、XPagesでひとつ作り上げるということに主眼を置いて公開させていただきました。
もっともIDを使用すれば、xpagesの画面には時間表示と「出社」「退社」のボタンだけの表示で済むのですが、退社時はともかく、出社時にパソコン起動するまで打刻できないということがいいのか悪いのか・・・ということで。

ぜひ皆様もいきなり難しいことからスタートするのではなく、XPagesで動くものが作れるという感覚を経験頂ければ幸いです。

さて次回はどうしたものか・・・。

2017年2月27日月曜日

【第7回】タイムレコーダーアプリ作成~仕上げ~

皆様、こんにちは!!

いよいよ今週ですね。ノーツコンソーシアム FESTA 2017
ちなみに会員である弊社は、当日午前に開催されますユーザー情報交換会にも参加させて頂きます。
皆様とお会いできることが、今から楽しみでなりません!!

さて本題に戻ります。前々回で凡そのアプリケーションの形は仕上がりました。
今回は少し手を加えて、完成させたいと思います。


まずはトップページ【m_XpIndex】です。
タイムカードアプリということですが、現時点ではカレンダーや時計表示がありません。
正しくは右下に小さくクライアントの時計表示はありますが、実際にこちらを見て、打刻することはどうかと思います。

そこで、時計表示を埋め込みたいと思います。

個人的にはJSTを利用できればと思ったのですが、「大型文字表示」はiframeに対応しておらず、結局Javascriptのサンプル例を埋め込みました。

恐れ入りますが、Javascriptのサンプルについてはご自身でお好みのものをお探しください。

それでは設置手順です。
まずはm_XpIndexの先頭のラベルと出社・退社ボタンの中央あたりに、パネルコントロールを配置します。
※特パネルは必要ありませんが、手を加える際にわかりやすいよう設置しました。



続いてパネルを選択した状態で、ソースタブに切り替えます。

<xp:panel></xp:panel>というタグがハイライトされますので、その間にJavascriptのサンプルを貼り付けます。
※一部サンプルには、<head>タグ内にもスクリプトが必要なものがございます。今回は<body>タグ内にのみ記述するものとして記載しております。詳しくはサンプルの設置方法に従ってください。

設計タブに戻り、パネルを選択し、フォントサイズや色等のプロパティを設定します。

随時、m_XpIndexをプリビューしながら確認してください。

少しバランスが悪いですが、私の設定では、下記のように表示ができました。



次にアプリケーションのアイコンを変更してみましょう。

今回は下記のような画像を準備してみました。
もちろんお好きな画像をご準備いただければ構いませんが、32x32ピクセルのJPEGもしくはPNG、GIF、BMPファイルが利用可能です。


左メニューの【リソース】内の【アイコン】をダブルクリックしてください。



このような画面が開きます。
上半分は、準備した画像ファイルを読み込む方法。
下半分は、直接アイコンファイルを32x32のマスを利用し、下記のように編集するものになります。


それでは上半分を利用し、アイコンを変更します。

【参照...】ボタンをクリックし、準備した画像ファイルを呼び出してください。


以上でアイコンが切り替わりました。

もちろんノーツクライアントのアイコンも変更されています。


レイアウトやデザインはさておき、以上でアプリケーションとしては完成です。

次回はこのアプリケーションをテンプレート化する手順を紹介させて頂きます。

そのまま使っても構わないのですが、anonymousが使用できる権限を取得しているため、ファイル名を安易に推測できないものにすることで、少しでもリスクを減らそうというという意図もあります。


・・・そろそろ次のネタを探さなければ(汗

2017年2月13日月曜日

【第6回】タイムレコーダーアプリ作成~部署ページの作成 その3~

皆様、こんにちは!!
昨日はひさしぶりに神戸バレンタインラブランにて、たった3km走って筋肉痛と格闘中の筆者です。
少しずつ夜明けも早くなり、梅もほころびはじめ・・・。
春が待ち遠しい限りです~。

さて前回はカスタムコントロールを使用し、1部署のページを仕上げました。
今回は残りのカスタムコントロールを作り、XPageへの埋め込みを行います。

特に見ていただきたいのは、XPageの再利用によるカスタムコントロールの切り替え部分になります。

それでは早速ですが、前回作成したカスタムコントロール XcWork_1をコピーし、XcWork_2という名称に変更します。

XcWork_2をデザイナーで開き、まずはデータで関連付けられたフォームを変更します。

プロパティのデータタブを開いてください。



フォーム: のプルダウンを【出社_営業1部 - Work01】から【出社_営業2部 - Work02】に変更します。

続いて、先頭のラベルを【営業1部】から【営業2部】に変更します。

以降、各個人ボタンの設定は前回と同様です。

左のボタン
ラベル: 長○ 佑都
イベント1行目の値: 長○ 佑都
イベント3行目の確認テキスト: 長○ 佑都 様、おはようございます。

中央のボタン
3箇所の名前を内○ 篤人に変更

右のボタン
3箇所の名前を遠○ 保仁に変更

以上で完成です。


続いて退社のカスタムコントロールを作成します。

XcWork_1をコピーして、XcLeave_1と名称変更します。

そのままデザイナーで開いてください。

冒頭のラベルですが、現在は出社の色にあわせた青になっていますが、同じように退社にあわせた茶色にします(もちろん必須ではありません)。

続いて【戻る】ボタンのイベントが現在は出社ページに設定されていますので、退社ページに変更します。

開くページの名前: m_XpLeave

先と同様、カスタムコントロール(選択されていなければ、画面の背景部分もしくは左のアウトラインで選択)のデータタブにて、

フォーム: 退社_営業1部 - Leave01

に変更します。

各ボタンのイベントですが、それぞれ1ヶ所だけ変更します。

3行目 アクションの確認:○○ 様、お疲れさまでした。

以上で完成です。

同様にXcWork_2からXcLeave_2も作成してください。

以上で4つのカスタムコントロールが完成しました。


それでは本日のメインである、XPageの再利用について、説明致します。

m_XpWork_1をコピーし、新たにふたつのXPageを作成します。
それぞれ名称は

m_XpWork_2
m_XpLeave_1

とします。


まずはm_XpWork_2を開いてください。



中央のカスタムコントロール部分(もしくはアウトラインのXcWork_1)を選択し、ソースタブに移動します。

前回も見ていただきましたが、XPageのソースでは、カスタムコントロールの指定はたった1行、

<xc:XcWork_1></xc:XcWork_1>

で行われています。


すでに"ピン!"と来た方もいらっしゃると思いますが、このタグを

<xc:XcWork_2></xc:XcWork_2>

に変更し、設計タブに戻ってください。


カスタムコントロール部分が営業2部のXcWork_2に変更されていることがわかります。
(アウトライン部分も変更になっています)

以上で完了です。


続いて m_XpLeave_1です。
こちらは先頭の表内が「出社」となっており、背景も青になっていますので、「退社」・背景:茶色に変更します。

同じようにソースタブで<xc:XcWork_1></xc:XcWork_1>を

<xc:XcLeave_1></xc:XcLeave_1>

に変更します。



同様にm_XpLeave_1をコピーし、m_XpLeave_2を作成してください。

以上で各部署のカスタムコントロールとXPageが完成しました。

いかがですか?
簡単でしょ !

それでは最後に出社・退社のページからそれぞれの部署ページにリンクを作成します。

まずm_XpWorkを開いてください。

既に営業1部のボタンにはイベントが作成済ですので、営業2部のボタンにイベントを追加します。

カテゴリ: 基本
アクション: ページを開く
開くページの名前: m_XpWork_2


続いてm_XpLeaveです。

営業1部ボタン
カテゴリ: 基本
アクション: ページを開く
開くページの名前: m_XpLeave_1

営業2部ボタン
カテゴリ: 基本
アクション: ページを開く
開くページの名前: m_XpLeave_2

それではすべて保存して閉じてください。

次に起動時の設定を行います。

左側のツリーから【アプリケーション構成】内、【アプリケーションのプロパティ】を開いてください。

2番目の起動タブに移動します。

右側にWeb ブラウザの起動という項目がありますので、

起動: 指定いたXPageを開く
XPage: m_XpIndex

とし、保存して閉じます。

これによりブラウザでnsfを直接指定した場合、m_XpIndexが開くようになりました。

それでは設計からプリビューせずに、ブラウザのアドレスを直接指定してみましょう。

作成された環境によってアドレスが異なりますが、私の環境ではDominoディレクトリ内のtestフォルダ内にtime-recorder.nsfという名称で作成しましたので、下記がURLになります。

http://ノーツサーバー名/test/time-recorder.nsf

こちらでトップページが開きます。

以降の動きは、下記をご覧ください。
最終にノーツビューへの表示確認まで行っております。



以上で大まかな部分が完成しました。

XPagesを使用すれば、意図的に少し直接タグを利用しましたが、プログラムレスでここまで表現できるんです。

次回はもう少し手を加えて完成させる予定です。

2017年2月6日月曜日

【第5回】タイムレコーダーアプリ作成~部署ページの作成 その2~

皆様、こんにちは !!
インフルエンザが猛威を振るっておりますが、感染されていませんか?
まだしばらくはピークが続きそうですので、ぜひご注意ください。

2月ということで、いよいよ1ヶ月を切りましたね。
ノーツコンソーシアム FESTA 2017
2017 年第 1 回情報交換会

個人的には3月2日に東京の取引先様との打ち合わせを予定していたのですが、すっかり宿泊予約を忘れていました。
予定より少し高くなりましたが、いいホテルは確保できましたが・・・。

あとは移動の予約のみです。



さて前回は部署ページということで、出社・退社それぞれについて、ボタンのみを設置したページを作成しました。
今回はさらにそのページの部署ボタンからリンクされる部署の詳細ページを作成します。
元となるフォームは4つ。
 ・出社_営業1部
 ・出社_営業2部
 ・退社_営業1部
 ・退社_営業2部

前回まではカスタムコントロールは利用せず、直接XPageとして作成しましたが、今回は再利用するパーツが多くなりますので、カスタムコントロールを利用して、工数を減らすような設計手順を掲載するつもりです。

それでは出社側から作成していきましょう。
デザインに統一感を出すため、前回作成したm_XpWorkを再利用することにします。

名前: m_XpWork_1

コピーしたXPageの名前を変更したら、デザイナーで開きます。
先頭の「出社」とかかれた表部分と戻るボタンのみを再利用しますので、表と2個のボタンを削除してください。

下記のようになるはずです。


続いて、【戻る】ボタンのリンクを変更します。
現在はトップページに戻るようになっておりまので、m_XpWorkに戻るように変更します。

戻るボタンをクリックし、下部で「イベント」タブに切り替えます。

現在の設定 ページを開く  ページ名:/m_XpIndex.xsp

と書かれた部分を選択し、【編集】ボタンを押してください。


シンプルアクションの編集ダイアログが開きますので、

開くページの名前: m_XpWork

とし、OKします。

以上で m_XpWork_1を保存して閉じておきます。

つづいてこのm_XpWork_1に埋め込むカスタムコントロールを作成します。

左メニューでカスタムコントロールをダブルクリックし、【新規カスタムコントロール】を押してください。

名前: XcWork_1

とし、OKするとカスタムコントロールの新規作成画面が表示されます。

次にカスタムコントロールにデータソースを関連付けます。
プロパティのデータタブをクリックします。


【追加】ボタンから、【Domino文書】をクリックします。



フォーム: 出社_営業1部 - Work01
データソース名: document1
デフォルトアクション: 文書の作成
フォーム検証の実行: 両方

と設定します。


続いて先頭にラベルコントールを配置します。

ラベル: 営業1部
フォントサイズ: 36(こちらは自由です)
フォントカラー: 青(こちらも自由です)

ラベルコントロールの後ろから改行を5個ほど入れ、続いてボタンコントロールを配置します。

ボタンの設定は「出社_営業1部」の内容に準じます。


ラベル: 楢○ 正剛(貴社情報に書き換えてください)
高さ: 100ピクセル(自由)
幅: 300ピクセル(自由)
フォントサイズ: 36(自由)
文字揃え: 中央

次に、ボタンコントロールにイベントを追加します。

イベントタブに切り替え、アクションを追加します。

カテゴリ: 文書
アクション: フィールドの変更
フィールド名: creator
値: 楢○ 正剛
データソース名: document1


このアクションでは、最初に関連づけた「出社_営業1部」のフォームを使用し、creator というフィールドに【楢○ 正剛】という値を設定するというものです。

ちなみに他のフィールドについては、
busho: デフォルト値にて「営業1部」
time: 作成時の計算結果として「@Created」により作成時の日時
stamp: デフォルト値にて「出社|1」
が設定されます。

続いてイベントを追加します。

カテゴリ: 文書
アクション: 文書の保存
データソース名: document1


さらにイベントを追加します。

カテゴリ: 基本
アクション: アクションの確認
確認テキスト: 楢○ 正剛 様、おはようございます。


このイベントにより、ボタンが押された際に確認ダイアログが表示されます。

最後にもうひとつイベントを追加します。

カテゴリ: 基本
アクション: ページを開く
開くページの名前: m_XpIndex


これにより、先の確認をOKすると、トップページに移動します。

イベントが下記の順に並んでいることを確認してください。


以上でボタンの設定がひとつ完了しました。

それではこのボタンをコピーして、後ろにふたつ貼り付けます。


それでは中央のボタンの内容を変更します。

ラベル: 阿○ 勇樹
イベント1行目のフィールドの変更の値: 阿○ 勇樹


イベント3行目のアクションの確認テキスト: 阿○ 勇樹 様、おはようございます。


以上です。

同様に右側のボタンも3箇所の「楢○ 正剛」を「駒○ 友一」に変更します。


続いてにフォームで扱われるフィールドすべてをカスタムコントロール内に追加します。
右側のコントロールタブをデータタブに切り替えます。


左上の赤枠欄が[コントロールの選択]ダイアログボックス(使用可能)であることを確認し(使用不可になっていましたら、クリックで切り替えてください)、すべてのフィールドを選択し、カスタムコントロール最下部へドラッグアンドドロップします。

データバインドコントロールの選択画面が表示されますので、【Time:】のコントロールを「日付ピッカー」から「計算結果フィールド」に変更し、OKしてください。


これらコントロールは、実際の画面に表示する必要はありませんので、表全体を選択した状態で、【可視】のチェックを外します。

これでカスタムコントロール XcWork_1ができましたので、保存して閉じます。

※カスタムコントロールは、ページとしての構成が行われていないため、単体でプリビューすることができません。

それでは最初に作成したm_XpWork_1に埋め込んでみましょう。

m_XpWork_1をデザイナーで開きます。

コントロールの最下部に「カスタムコントロール」が追加され、作成されたXcWork_1が使用できるようになっています。

それではXcWork_1を出社と戻るボタンの間にドラッグアンドドロップします。


下記のように、カスタムコントロールが配置されました。


せっかくですので、ソースを見てみましょう。

ソース内では、カスタムコントロールは<xc:></xc:>タグでくくられた1行で表現されます。

続いてm_XpWorkからm_XpWork_1へのリンクを作成します。

m_XpWorkをデザイナーで開きます。

「営業1部」のボタンを選択し、イベントを追加します。

カテゴリ: 基本
アクション: ページを開く
開くページの名前: m_XpWork_1


それではm_XpIndexをブラウザでプリビューし、「出社」⇒「営業1部」のボタンを押してみましょう。
下記のように表示されるはずです。


合わせてボタンの動きも確認してみましょう。
「楢○ 正剛」のボタンをクリックしてください。

下記のようなメッセージが表示されますので、OKしてください。


タイムレコーダーのトップ画面に戻ります。
同様に、他の2名についてもテストしてください。

最後に保存されたデータの確認です。

タイムレコーダーをノーツクライアントで開きます。
ビューは「日付順」しかありませんので、今回押された3レコードが表示されているはずです。



無事、打刻日時と部署、社員名、項目が保存されました。

今回は以上とさせて頂きます。

次回は今回のカスタムコントロールをベースに、営業2部の出社及び両部署の退社までを作成予定です。