10月に入り、一気に涼しくなったと思いきや、今日は夏日・・・。
残暑というには遅いような気がするのですが・・・。
本題に入る前にひとつ宣伝させてください!!
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はずかしながら私も1セッション頂いているのですが・・・。
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さて、前回は「カナ順」ビューが表示されるところまで完成しました。
もちろんこの状態でも問題なく使用できるのですが、実際に利用者から見てみると、「カナ」や「会社カナ」は補助的な項目でしかなく、「氏名」や「会社名」に目がいくかと思います。
そこで、このビューをもう少しユーザー目線で修正してみましょう。
まず「カナ」です。
もちろん「カナ順」のビューですので、「カナ」そのものは必須なのですが、すべての文字列が表示されている必要はありません。
そこで、今回は50音順「ア・カ・サ・タ・ナ・・・」に分類することにしてみます。
それではデザイナーで「カナ順」ビューを開いてください。
今回は「カナ」の50音を集約しますので、「カナ」の列タイトルが選択されていることを確認し、「ビューに列を挿入」ボタンもしくは[作成]メニューから[列の挿入]をクリックします。
この列をクリックし、「式」を選択し、下記式を記入もしくはコピペしてください。
KANAA:=@Left(kana;1);
@If(@Contains("アイウエオ";KANAA);"ア";
@Contains("カキクケコガギグゲゴ";KANAA);"カ";
@Contains("サシスセソザジズゼゾ";KANAA);"サ";
@Contains("タチツテトダヂヅデド";KANAA);"タ";
@Contains("ナニヌネノ";KANAA);"ナ";
@Contains("ハヒフヘホバビブベボパピプペポ";KANAA);"ハ";
@Contains("マミムメモ";KANAA);"マ";
@Contains("ヤユヨ";KANAA);"ヤ";
@Contains("ラリルレロ";KANAA);"ラ";
@Contains("ワヲ";KANAA);"ワ";
"他")
式の意味ですが、
1行目で"KANAA"という変数にフィールド"kana"の1文字目を当てはめています。
2行目から11行目で"KANAA"を判断し、「アイウエオ」のいずれかなら「ア」を、
「カキクケコガギグゲゴ」のいずれかなら「カ」を・・・表示するように定義しています。
これだけですと、ビューの1列目に先頭文字が何行なのかが表示されただけですので、同じ行をまとめて見やすくします。
列のプロパティダイアログの1番目の「列情報」タブで、「幅」を"1"に、「展開できる行に三角アイコンを表示する」にチェックします。
続いて、2番目の「ソート」タブで、「昇順」「カテゴリ別」を選択します。
※単に「カテゴリ別」を選択すると、勝手に「昇順」がデフォルトで選択されます。
続いて「カナ」列をクリックし、プロパティダイアログ右端のタブ「詳細」をクリックします。
その中で「列を非表示」を選択します。
同じように「会社カナ」も「列を非表示」にしてください。
その状態で、[設計]-[IBM Notesでプレビュー]してみると、
いかがですか?
かなりすっきりした感じになりましたよね。
もちろんこのままでもかまいませんが、データが増えてくると各行が折りたたまれていると見やすいかもしれませんので、開いたときに折りたたまれた状態になるよう設定してみます。
プロパティボックス上部の▼をクリックし、「ビュー」に切り替えます。
2番目の「オプション」タブにて、
「データベースを最初に開くときすべてを省略する」をチェックし、【開くとき】を「最初の行へ」に変更します。
先にプレビューを開いているようでしたら、一度閉じて、再度[設計]-[IBM Notesでプレビュー]を行うと、
すべて畳まれた状態でビューが開きました。
今回は以上です。
次回は【メインフォーム】の見栄えを少し触ってみます。