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2018年11月5日月曜日

IBM Domino Mobile Apps とメールの連携について

Since IBM Domino Mobile Apps which was released the other day said that mail is not supported, I tried to verify whether it works as expected from Traveler and iNotes.

みなさま、こんにちは!!
先日リリースされました IBM Domino Mobile Apps ベータ版なのですが、現在メールは利用できないと明記されております。
業務での運用ではメールとの連携は必須のため、Traveler及びiNotesからの動きを確認してみました。

まずはTravelerからです。
TravelerのメールはiPadのデフォルトメーラーに届き、下記のような文書リンクの含まれたメールからテストしてみます。


ノーツクライアントからですと、メールリンクのアイコンが表示されるのですが、Travelerでは上記のように表示されています。
また従来はWebブラウザで開いておりますので、設定によりリンクアイコンの右にはLinkの文字と文書URLのリンクが表示されております。

当たり前ですが、このURLをタップするとブラウザが起動し、XPagesで作成したページが表示されます。

それではリンクアイコンをタップしてみます。
すると一瞬IBM Domino Mobile Appsで開くというメッセージが表示され(画面ショット撮れませんでした・・・)、パスワード入力画面が表示されました。
もちろん先日記載しましたが、弊社ではIDVaultを設定していないため、iPadに登録したIDファイルに対するパスワードを求められるものになります。


パスワードを入力すると、無事 IBM Domino Mobile Apps で対象文書を開くことができました。


もちろん上部のアクションボタン(ワークフローを含む)も問題なく動いてくれます。
期待した通り、満足な結果が得られました。

アプリのタブを閉じ、Homeタブを表示したところ、


Recent Applications の画面が表示されるのですが、こちらに今回開いたアプリケーションは追加されませんでした。
個人的にはこちらに追加されるものと期待していたのですが、考えようによってはメールからしか開くことのないアプリケーションがこちらに並ばない仕様も考えられたものかもしれません。

上部左の「メール」に戻ろうとすると、少し気になる画面が表示されました。


恐らく先のメールリンクをタップした際に、アイコンのgifファイルを開き、同時にIBM Domino Mobile Appsが開かれたような動きになっているようです。
できればこの画面は表示されないよう改善頂きたいところです。

こちらも左上の「完了」をタップしますと、もともと想定していたメール画面に戻ります。


つづいてiNotesです。


iNotesの画面はリンクアイコンのみが表示されており、こちらをタップするとこのように

"Domino Apps"で開きますか?

というダイアログが表示されます。
「開く」をタップしますと、左記のTravelerと同じようにアプリが開きます。


ということで、メール機能を持たずともTraveler や iNotesを利用することで、問題なく業務が行えることがわかるかと思います。

先にも書きましたが、少しチューニングが必要な部分は感じますが、ベータ版というところを考えると、製品版では一部は改良されたものがリリースされるのではと期待しております。


簡単ではありますが、ほぼ期待通りの結果が得られましたことを報告致します。

2018年11月1日木曜日

IBM Domino Mobile Apps ベータ版を使ってみました。

Finally released IBM Domino Mobile Apps beta version.
Since IDVault has not been set up, I write the setup procedure using the ID file.

みなさま、こんにちは!!
先週はMizkan様にお世話になり、その余熱も覚めやらぬ昨日、ついにリリースされました。

IBM Domino Mobile Apps ベータ版

アプリの導入や詳細については、こちらのブログをご覧ください。

アプリのインストールまではほんの数分でした。すぐにiPadに以下のようなアイコンが現れてくれます。


アプリを起動するとDominoサーバーの設定画面が表示されます。
・・・申し訳ありません、画面ショット撮り忘れました・・・

※※※本ブログを読んで頂いたN様より「クライアント構成」画面ショットを頂戴致しましたので、添付致します。
N様、ありがとうございます!!



パソコンでセットアップしたことがある方でしたら見たことのある「Dominoサーバー名」と「ユーザー名」を入力し、次に進めます。
弊社ではIDVaultを設定していないため、この時にIDファイルを求められます。

IDファイルのアップロード方法は至って簡単で、iPadをiTunesに接続して、デバイス画面を開くと、「ファイル共有」というメニューがありますので、こちらをクリックします。


すると右側にファイル共有の設定が表示され、App欄に「Domino Apps」があることがわかります。



さらに右側に「Domino Appsの書類」という欄があり、こちらにIDファイルをドラッグ&ドロップします。


最後に下にある「同期」ボタンをクリックするだけで転送完了です。


それでは再度 IBM Domino Mobile Apps を起動します。
パスワードを求められますので、入力すると無事アプリを起動することができました。

ちなみに弊社Dominoサーバーのバージョンは9.0.1ですが、問題なく接続することが可能です。

左上のハンバーガーメニューから「オープン・アプリケーション」をタップすると、パソコンのノーツクライアントと同様、アプリケーションを開くことができます。


こんな感じですね。サーバーを選択して、開きたいアプリケーションを選びます。


あとは自由に使っていただければいいのですが、かなり使えるというのがわかると思います。
ぜひ何のカスタマイズもせずにそのまま使ってみてください。

なおIDファイルを使っている証拠として、下記は弊社のSFAの画面になります。
担当者欄には [@Name([CN];@Username)] が式として入っているのですが、正しく私の名前が入っていることが分かります。


恐らくたくさんの方から情報発信されてくるものと思いますので、皆様もさわりながらお試しください。

少し余談になるのですが、弊社のアプリデザインは以前にも書きましたが、下記デザインを採用しております。
こちらを利用しますと、ビューの行幅などもiPadで違和感なく利用することができますので、ほぼカスタマイズなしで運用できそうです。


ぜひ参考になさってください!!

※注意事項
本記事なのですが、メモ等を取らずにセットアップしてしまったため、記憶の範囲での記事になります。誤り等ございましたら、ご指摘頂ければ修正させて頂きます。