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2018年5月28日月曜日

#ActivityLogging を有効にしてみた

This time I will report on the contents of the survey about "ActivityLogging" taught by Tek-tek Lotus evening workshop the other day.

みなさま、こんにちは!!

そろそろ本業で忙しくなるかと予想はしていたのですが、予定以上に大きな動きがあり、けっこう振り回されております。
ただどうしても調べたい内容があり、1週間様子を見て、なんとか記事にすることができました。

ということで今回は先日のテクてく大阪にて岩下様より発表のありましたDominoサーバーのActiveity Loggingを有効にし、得られた情報について報告致します。

まず設定手順ですが、サーバーの設定文書を開きます。


すると Activity Logging なるタブがありますので、こちらを選択し「サーバー設定の編集」をクリックします。
すると以下のような画面が表示されますので、Activity Loggingの有効化の 「はい」にチェックし、「有効なログタイプ」にチェックします。
今回はすべてを有効にしてみました。


以上で設定は完了です。

Dominoサーバーの再起動がいるのかと思いましたが、特に必要なかったようです。

次に一番気になりましたパフォーマンスについてです。
今回は5/21に設定を行ってみました。

以下はvSphereのパフォーマンス画面(1ヶ月)になります。


vSphereのパフォーマンス画面とNotesのパフォーマンスにどれだけ相関があるのかは不明ですが、若干5/21ころからリソースを多く利用しているように見受けられます。
また設定を外しました5/23以降もその傾向が続いているため、このあたりについては長期的にフォローしていく必要がありそうです。

実際に利用者側からは特にパフォーマンスが遅くなったとのクレームもありません。
私個人的に利用している感覚としては、タイミングによるのか、少しレスポンスが気になることが2-3回あったという程度になります。

それでは得られるデータになります。
データはDominoサーバーのDataフォルダ内に【Activity Analysis(loga4.nsf)】というデータベースが作られ、こちらに蓄積されます。
開いてみますと、既に6万以上の文書が出来上がっておりました。


内容としては、以下のようなビューを含むアプリケーションであることがわかります。


もちろんLog.nsfでも情報は得られるのですが、こちらを利用することで機能ごとのログが得ることができます。
また列としてもそれぞれの機能に応じた内容に設定されているため、本当に見たいログに集中して管理することが実現できそうです。
加えてうれしいのは日本語対応されていること(もっとも項目程度ですので、あまりメリットと言えないかもしれませんが・・・)。

こうやって見てみますと、弊社ではまだまだNotes/Dominoの機能を使い切っていないことが明白となりました(ログのない項目が多い・・・)。

今後は来年にはライセンスをDualEntytlementに切り替える予定ですので、そうなればさらにサーバー台数を増やし、もっと有効に利用できるのではと期待しております。

以上、短期間ではありますが、得られた知見としてご認識頂けましたら幸いです。

2018年5月21日月曜日

#テクてく ( #tektek )大阪へ参加させて頂きました。

This time was held last week for the "Tech Teku Lotus engineers evening", let me a little touched.

みなさま、こんにちは!!
本日の神戸は本当にいいお天気です。
かなり暑くなるそうですが、梅雨前の貴重なお天気を快適にすごしましょう・・・といいつつ、終日オフィスから出ることがないので、往復のすがすがしい気温を楽しむくらいしかできませんが。

さて今回もまずは告知からです。
6月11日(月曜日)に品川のグランドプリンスホテル新高輪にて【Think Japan - Developer Day】が開催されます。

いくつか参加したいセッションがあるのですが、さすがに毎月のように東京出張は許可が得られません。
それでなくても6月には【新任担当者向けワークショップ】へ参加させて頂くことになっておりますので・・・。
ぜひこちらの技術を関西へ持ち帰り、大阪開催を実現したいと思います。

さて本題です。
とは言いましても、今回は先週金曜に開催されました年1回のイベント テクてく Lotus 技術者夜会 ザ・大阪編 に参加させて頂きました感想等を報告させて頂きます。

今回は私の先頭の1コマを頂き、短時間ですがお話させて頂きました。
内容としては、ICS(IBM Collaboration Solutions)関連ブログの弊社での情報収集方法について、現状までの流れと今後の構想についてお話しさせて頂きました。

資料をスライドシェアにと思ったのですが、どうもうまくアップロードできず・・・。

2018/05/29 無事アップロードできましたので、こちらよりご参照ください。
2022/04/28 ドクセルに引っ越しました。



ほかにもたくさんの方の貴重な発表がありました。
ここで個別の発表内容を述べるのは適切ではございませんので、発表内容については後日公開されます資料をご覧ください。


中でも個人的に書き留めたキーワードだけを列挙してみます。

  • Restful Web API
  • Smart NSF
  • XRest API Routes
  • Grooby
  • Swagger
  • Zoomフリープラン
  • Activity Logging
  • Watson Workspaceへのアプリ追加
  • Dominoの歴史=平成の歴史
  • XPagesを記述する前にHTMLで準備してみる
いろいろ手を動かしたくなるようなキーワードが並びました。

言い訳にはなりますが、来年にかけて本業がピークを迎えるため、どこまで手がけられるかは不明ですが、また弊社のような中小企業のNotesユーザーでこれらを試してみた状況、特にメリット・デメリットなどを報告する機会が持てればと考えております。

ぜひ気長にお待ち頂けましたら幸いです。

ランドプリンスホテル新高輪

2018年5月7日月曜日

#XPages の #URL について

This time I will describe the setting of the URL for importing XPage into another application.

みなさま、こんにちは!
ついにGWも終ってしまいましたね。
今年はいつになく脱力感が・・・と感じていたのですが、どうやら子どもの野球三昧に加え、昨年のGWは全日出勤であったことが原因のようです。

本題に入る前に、まずは告知です。
来週・・・もう来週なんですね(汗・・・5月18日(金曜)にテクてくLotus技術者夜会が開催されます。
今回は昨年に引き続き、テクてく大阪としてIBM様大阪事業所にて開催となります。
内容については現在精査中ですので、正式発表をお待ちください。ちなみに私も少しだけ時間を頂く予定です。
ぜひ関西近隣の方は、ご参加をご検討ください。
また東京ではパブリックビューが行われますので、関東近隣の方はPVへご参加よろしくお願いします。
もちろんリモートも準備頂ける予定ですので、どうしても両拠点への参加が難しい方については、リモート参加も大歓迎です!

詳しくは近日こちらのページにて案内があるかと思いますので、少しお待ちください。


さて前置きが長くなりましたが、今回の本題です。

実は最近、Notesの作業よりも優先する作業が発生しており、当ブログのネタが続かないという状態に陥っております。

そんな中、今回の案件は、社内の販売管理システムのマスタにNotes内の情報を掲載できないかというものになります。

具体的には販売管理システムの得意先マスタ画面に、Notesの情報(今回は日報)を表示したいというものになります。

先にも触れましたが優先する作業というものがこの販売管理システムのWEB化というものになります。

販売管理システムの得意先マスタ画面をWEB化し、その画面内にタブを組み込み、そのタブ内にiFrameのようにNotesの日報データを表示させることを検討しました。
画面としては、以下のようなものとしました。


そこで必要となるのが、XPagesをブラウザで表示する場合のURLになります。

既に日報についてはXPagesで閲覧できるようにしてありますので、そのページにアクセスしてみます。

まずはブラウザでアクセスしてみます。
今回はreport_2018.nsfというアプリケーションに、Webブラウザの起動設定で「m_byDate_wForm」というXPageを開く設定を行っておりますので、設定されたXPageが「http://hogehoge/report_2018.nsf/」というアドレスで表示されます。


こちらを先のタブ内に埋め込んだところ、タブ内には以下のようなNotesの認証画面が表示されました。もちろんanonymousに権限を与えていないため、正しい挙動になります。


それではこの画面でログインしてみましょう。


レイアウトはともかく、XPageを読み込むことができました。

XPagesのURLで利用できるパラメータについては、以下に詳しく掲載されていますので、参考になさってください。

XPages データソース解説 - URL パラメータ

こちらによりますと、XPageを呼び出すパラメーターは

http://サーバー名/NSFファイル名.nsf/XPage名.xsp

となります。

少し今回の内容からそれますが、文書は・・・
こちらも先のページに紹介されておりますが、

http://サーバー名/NSFファイル名.nsf/XPage名.xsp?documentId=文書ID&action=openDocument

となります。
ブラウザで開いてみますと、


先ほどはビューを含んでおりましたので、フォームをバインドしたXPageを呼び出し、パラメーターとして文書IDを指定してあります。

今回の目的はタブ内にビューを埋め込むことですので、先のタブを指定したビューに変更してみます。

少しわかりにくいのですが、先のタブ内にありました右側のフォーム部分がないビューのみをバインドしたXPageが埋め込まれました。


これで目的達成・・・ではありません。
せっかくWEB側でコードが表示されていますので、できればそのコードに紐付いた日報のみが表示されることで、さらに利便性が上がるのです。

先のパラメーターの紹介サイトを読み進めていくと、【search】というパラメーターがあるではないですか!!
こちらを利用することで、特定顧客のみの日報を抽出できるはず。

ということで早速URLをたたいてみます。
今回の得意先コードが0113-001というコードになりますので、.xspの後ろに「?search=0113-001」を追加してみます。

結果は・・・


想定通りです。
うまく指定されたコードの日報だけを取得することができました。

あとはこの設定を先のタブに施すだけになります。
結果は・・・


みごとにタブ内にXPageのビューを表示することができました。
ちなみにリンクをクリックすると、同じくタブ内にフォームをバインドしたXPageを表示することができました。



今回のやり方が正しいのかは現時点では不明ですので、さらに踏み込んだ検討は行ってみたいと考えております。

今回の目的は、XPageのURLとバラメーター(search)を紹介するまでとさせて頂きます。

また今回のWEB化ツールと合わせて、うまく纏めることができれば、ノーツコンソーシアム大阪研究会で紹介させて頂ければと考えております。

ちなみにXPage側で設定している並び順や、階層のレベルなどもバラメーター側で設定することができるようです。

時間ができれば、どちらが優先されるかなどをレポートできればと考えております。