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2017年7月24日月曜日

簡単! @関数だけで、一次承認ワークフロー ~その4

みなさま、こんにちは!
当ブログも開設から2年を経過しましたが、ようやく10000Hitを超えることができました。
ひとえに皆様のお陰であります。

さて先週のテクてくLotsus技術者夜会、いかがでしたか?
大阪PVは少し音声の状態が悪く、苦労してしまいました。
次回はバックアップ含め、もう少し準備を考えてみたいと思います。

それでは話しを戻します。
前々回までで、今回の目的とする開発が完了しました。
本日は初期画面やメニューを加えます。
もちろんメニューについては既存アプリケーションとの親和性などもあるため、使いやすいものをご採用頂くべきではありますが、今回も


に即した内容で対応させて頂きます。

まずはメニューとなるナビゲータです。


いきなり完成しちゃいましたが、特に難しいことは行っていません。
各ビューを開くシンプルアクションを設定しただけのナビゲーションになります。


続いてフレームセットです。


こちらもいきなり完成型です。
左のメニュー部に先ほどのナビゲーターを。
右フレームに今回はカレンダーをセットしてみました。
もちん申請日順や、ワークフローを優先するのであれば「ステータス別」を初期画面に入れるべきかもしれませんが、今回はユーザーがその日の状況を確認するという視点を優先してみました。

最後に起動時の設定です。


すいません、こちらもいきなり完成型ですが、単純にIBM Notesクライアントの起動について、【メイン】フレームセットを開くとしただけです。

最後はアイコンを変更してください。
今回は省略させて頂きます。

以上で設計は完了ですが、現在は個人のLocalに作成されていますので、メールに添付される文書リンクが利用できません。
実際に使用する際は、Dominoサーバー上へコピーしてください。

コピーの手順は、アプリケーション(Domino Designer上でも、Notes Client上でも可)を右クリックし、複製から新規レプリカを選択します。

以下のようなダイアログが表示されますので、貴社サーバー内に複製を作成してください。


なお今回は複製しましたが、単純なコピーでもサーバー内では動きます。
但し、引き続きLocalアプリケーションに機能追加などを行い、サーバー側で反映するような作業を考慮し、複製を使用しました。
もちろんコピーしたアプリケーションの設計を直接編集しても問題ありません。

あとはお手数ですが、貴社サーバー内でのテストを実施してみてください。

以上、今回の一連の記事では、ノーツ初級開発者が最初に学ぶ【@関数】のみを使用した、ごく単純なワークフローを作成してみました。
もちろんこれだけでもなんとか使用できるのですが、必須項目の取扱いや、フォームのダブルクリックによる編集モード移行制御など、もっと手を加えたいと感じる部分も多く残るのも事実です。
まずはご自信の手で設計して頂き、どのように動くのかまでのヒントになれば幸いです。

なお今回はサンプルアプリのダウンロードは準備致しておりません。
もしご希望ございましたら、連絡いただければ対応致します。

もっと「こうしたい」、「ああしたい」については、IBMチャンピオンの皆様のブログ等をヒントに、手を加えてみてください。

最後までありがとうございました。

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